2014年12月21日日曜日

アルマワイオリが買えた理由



 錦糸町場外で考えました。最初は3連単フォーメーション①⑬⑭⑯-①②⑬⑭⑮⑯-①②④⑥⑧⑬⑭⑮⑯⑱でいこうと思いましたが、3連単は当たりそうにないので3連単マークカードを破り捨てて目はそのままにして3連複に変えました。

 結果は1着②ダノンプラチナ、2着⑥アルマワイオリ、3着⑭クラリティスカイで3連複20,560円を的中させていただきました。勝因が14番人気のアルマワイオリを拾ったことにあったのは明白です。


 なぜアルマワイオリが買えたかについて説明しましょう。当ブログが目を付けたのはブルメアのピルサドスキーです。予想にも書いたように、父かブルメアにサンデー系を持つ出走馬が16頭を占めていますのでどれもこれも同じような血統の馬ばかりの争いです。その中で底力を感じさせるのがアルマワイオリの母の父ピルサドスキーでした。


 ピルサドスキーはジャパンカップを勝っているので覚えている方も多いのではないでしょうか。あのパドック見ました?馬っ気出しまくりで「何じゃこりゃ~」と絶叫させられましたが圧勝しました。「パドックで馬っ気を出してレースで勝ったら底力があるの?」というご質問には「イエスタカス」ではなく「イエス!」と回答させていただきます(あくまでもジョークですから気にしないでくださいね(笑)通じる人には通じるでしょう)。


 なぜ当ブログが「パドックで馬っ気を出してレースで勝ったら底力がある」と考えているかについて説明しましょう。1977年暮れの中山競馬場、いつものようにパドック最前列に陣取り新馬戦でデビューする馬たちをチェックしていました。その時馬っ気を出していた一頭のお馬さんが気になり、単勝から勝負して大勝ちしたのです。ホウヨウボーイのデビュー戦でした。ホウヨウボーイは2度の骨折によりその後2年近くの休養を余儀なくされましたが、その間筆者は「同期でサクラショウリに次ぐ馬はホウヨウボーイだぁ~」と絶叫しまくっていました。5歳(当時、現4歳)になったホウヨウボーイが400万下から連勝を重ね、6歳(当時、現5歳)で有馬記念を制して年度代表馬となったのはご存知のとおりです。


 ということで、「パドックで馬っ気を出してレースで勝ったら底力がある」という考えは筆者の脳ミソにインプットされた訳です。なので、ピルサドスキーには底力があると考えています。「種牡馬としての実績もブルメアとしての実績も全然ないじゃないかぁ~」との悲痛な叫びが聞こえてきそうですが、血統に実績など不要です。その血統に底力があると考えるか考えないかは‟感性”の問題です。これが理解できない人には何年たっても馬券で勝つことはできないでしょうね。


 ピルサドスキーのジャパンカップのパドックを覚えている方は結構いらっしゃるかと思いますが、ホウヨウボーイのデビュー戦のパドックを最前列で見た人は現存する競馬評論家と称する方でもまずいらっしゃらないのではないでしょうか(笑)。






*フォーメーション馬券を見慣れていない方には分かりづらいかもしれませんが、3連複②-⑥-⑭が的中しています。