2015年2月28日土曜日

アーリントンカップ 2015



 朝日杯FSで一宿一飯の義理がある④アルマワイオリを本命としたいところですが、ここで負けてNHKマイルで再び穴をあけてほしいという気持ちもあります。


 朝日杯では出遅れながら最もいい脚を見せた⑩ネオルミエールが勝ったら皐月賞からNHKマイルのローテーションでしょうか。


 狙ってみたいのは⑨エイムハイですがいかがでしょうか。こういうレースでは一番人気は自動的に切りなのですが、まだナヴィオンかナリタスターワンか分からない混戦となっています。


 勝負はまだ先と見て、ここは忍んでケンします。

萌黄賞 2015



 当ブログの「A」評価②トウショウピストが本命。ここまで待ってましたという感じです。




 

水仙賞 2015




 いよいよクラシックの足音が聞こえてきました。

 以前はシーズンオフ制度の導入も言われていましたが、馬券を売りたくて仕方がない近年ではあまりシーズンオフ制度導入の声は聞かれなくなりました。当ブログは独自にシーズンオフ制度を採用しておりますので、1月、2月は馬券は控えめにしております。今週から通常モードに戻します。


 新馬戦勝馬が3頭出走してきました。⑥フォワードカフェ、⑧コティニャック、⑩マッサビエルは何れも当ブログの「A」評価です。


 本命は⑧コティニャック。ここを勝てばダービーに間に合います。自殺した後藤浩輝騎手の騎乗予定でしたが田辺に乗り代わっています。相手は年末の新馬戦をまくって勝ち上がってきた⑩マッサビエル。並列で全走のゆりかもめ賞で復調気配がうかがわれる⑥フォワードカフェと先週急死したスズカマンボ産駒②カカドゥ。


 次いでハービンジャー産駒⑦ポトマックリバー、ヒモにハービンジャー産駒⑤ミュゼダルタニアン、⑨ナスノセイランとします。


 

新馬展望 2014-2015 その81



 新馬戦も今週を含めて残り4週となりました。


 阪神4レースダート1800m16頭立てはSmart Strike産駒⑩リーサルストライクの複勝を100円買います。


 中山5レース芝2000m15頭立てはジャングルポケット産駒⑬ジャングルスコールの複勝を100円買います。自殺した後藤浩輝騎手から田中勝春に乗り代わりとなっています。後藤と田中は6人の騎手で結成された「J to the 6th power」(「J6」)の仲間で楽曲「Destination」が残されています。




 

2015年2月25日水曜日

新馬展望反省会 第36週



 周回遅れを取り戻すべく2月7日と8日の反省会です。


 土曜日京都3レースはマルカラインがダート1800m(稍)を1.57.1、上り37.3秒で競り勝つ。すんなり先行して直線競り勝つ。2着に負けたアドマイヤシャイはすんなりとしたスタートから控えて向こう正面で一気に先頭、直線競り負ける。超スローということで福永祐一は行ったのでしょうが、ならば勝たなければダメ。親父の爪の垢でも煎じて出直すべきでしょう。二走目は小牧太に乗り替わって楽勝しています。当ブログの評価は「C」スポニチは「B」評価でした。


 土曜日東京2レースはミッキードラマがダート1400m(稍)を1.26.0、上り35.7秒で差し切り。今季ダート戦ではノンコノユメ、先週のナンゴクロマンスに次いで3頭目の上り35秒台を計時。稍重馬場とは言え時計もいい。当ブログの評価は「A」スポニチは「B」評価でした。



 日曜日小倉5レースはサブトゥエンティが芝2000m(良)を2.06.5、上り34.2秒で先行抜け出し。先行と言っても5頭立てですからね。小倉で2000mは酷でしょう。当ブログの評価は「C」スポニチも「C」評価でした。


 日曜日京都5レースはヴェネトが芝1600m(良)を1.35.8、上り34.8秒で差し切り。抜け出すまで手こずった感じで「A」まではどうかということで「B」評価。スポニチは「A」評価でした。


 日曜日東京5レースはディープジュエリーが芝1800m(良)を1.52.0、上り34.3秒で差し切り。牡牝混合戦ながら5着までを牝馬が独占。鋭い切れ味で差し切る。当ブログの評価は「B」スポニチも「B」評価でした。


 今週はキンカメ産駒が3勝、ディープ産駒が2勝でした。




 

2015年2月24日火曜日

ザ・対決!2015 その1



 いよいよ「ザ・対決!」の季節がやってきました。


 馬券歴39年←一つ歳を重ねました(笑)さすらいの馬券師筆者と、「匠の視点」池江泰郎元調教師と、「1年を1日で暮らすいい女?」井上オークスに加え、今年から「女賭けます」諸星由美が参戦することとなりました。ますます豪華絢爛となった「ザ・対決!」シリーズに乞うご期待!


 「匠の視点」は本命にコパノリッキー、四番手評価にベストウォーリア、ヒモにインカンテーションを押えて馬連15.4倍を的中させました。まずは一歩リードというところですが、3連複を含めると11点の目を取って15.4倍ですから威張れる成績ではない。「すんなり二番手」の予想は見事に的中しております。④コパノリッキーをアタマに目を取った6頭に流す3連単にしておけば30点で123.7倍を的中させていたところですが、どうも勝負根性が足りないようです。


 「女賭けます」が推したベストウォーリアは3着でした。3番人気ですから順当な結果と言えるでしょう。マイルチャンピオンシップ南部杯でJpnIは制していますが、中央G1制覇まであと一歩というところまで来ました。


 「井上オークス」の本命サンビスタは7着。6番人気ですからまぁこんなもんでしょう。春のG1シリーズは本命馬有利となりそうなので井上オークスは苦戦するのではないでしょうか。いつものことか(笑)。


 馬券歴39年「さすらいの馬券師」筆者の本命は井上オークスと被ってサンビスタでした。急逝した父スズカマンボの追悼馬券ですから悔いはありませんと負け惜しみを言っておきます。桜花賞とオークスは‟チーター系”ルージュバック、皐月賞は‟先行力のある”シャイニングレイ、ダービーは‟底力No1と見る”リアルスティールを本命にする予定にしております。ルージュバックがダービーに向かうとリアルスティールとの激突は今季最大の見どころとなるでしょう。その場合、オークスの本命はナガラフラワー、連軸をレッツゴードンキにする予定です。


 諸星由美はアイネスフウジンの馬主の会社でOLをやっていましたが馬券師業界にトラバーユしてきました。1993年エリザベス女王杯「ベガはベガでもホクトベガ」で鮮烈なデビューを飾ったのは伝説となっていますが、筆者が印象に残っているのは1998年阪神三歳牝馬ステークスのスティンガーに◎を打ったレースです。筆者が10数年に亘ってスポニチ宅配を購読しているのも、諸星由美の予想を見るためです。近年はキレ味に欠けるのも否めないところですが、「ザ・対決!」シリーズ参戦をきっかけに、かつての輝きを取り戻すことを期待しています。


*対戦成績「匠の視点」1勝vs「女賭けます」0勝vs「井上オークス」0勝vs「さすらいの馬券師」0勝。




 

2015年2月22日日曜日

フェブラリーステークス 2015



 本命は⑨サンビスタ。ここは父スズカマンボの追悼馬券で勝負です。

 最もサンデーらしくなかったスズカマンボはグランド牧場の代表馬。サンビスタの母ホワイトカーニバルもグランドでした。今年最初のG1から井上オークスと被ってしまいました(笑)。


 対抗は⑤カゼノコ、三番手評価は⑧レッドアルヴィスとさせていただきます。


 最も買いたくないのが④コパノリッキーです。昨年は最低人気で勝ち今年は断トツの一番人気、同じものなら安く買った方がいいに決まっています。典型的な高値掴みのパターンですね。せいぜいヒモまででしょう。

ヒヤシンスステークス 2015



 本日のメインはこちらでしょう。未来のフェブラリーステークス馬を占う上で必見のレースとなります。


 断トツ人気はダートに替わって圧勝を続けるタピット産駒⑧ゴールデンバローズですが、当ブログの本命は同じタピット産駒の⑨タップザットです。


 三番手評価がキンカメ旋風に乗って①ペプチドウォヘッド、朝日杯フューチュリティステークスで本命にしたのも今は昔。④クロスクリーガーも並びの三番手評価です。




 

新馬展望 2014-2015 その80



 「当ブログの新馬展望」も80回目を迎えました。こんなことがよく素人に続くものです(笑)。


 小倉5レース芝1800m16頭立てはディープスカイ産駒⑫シンコースカイの複勝を100円買います。昨日プラニスフィアが勝ってディープスカイ産駒が新馬戦今季初勝利を飾りました。先週日曜の東京5レースでアッミラーレ産駒サンジャクソンが勝つと昨日の京都4レースでアッミラーレ産駒ニシオボヌールが勝ちました。アッミラーレもサンジャクソンが新馬戦今季初勝利、当ブログの管理用エクセルシートにはアッミラーレの名前が並んでいます。ここをシンコースカイが勝てばアッミラーレ同様ディープスカイの名前が初勝利から2つ並ぶこととなります。誰も知らないアッミラーレ旋風に続くディープスカイ旋風に期待しましょう。


 東京5レース芝1800m16頭立てはサムライハート産駒②ネコハッピーの複勝を100円買います。どこかで聞いた名前だと思っていたらネコパンチの妹でした。


 京都6レース芝1600m16頭立てはハービンジャー産駒⑩シアワセノキザシの複勝を100円買います。こんなのを買って不幸の兆しがプンプンしていますが(笑)。




 

2015年2月21日土曜日

新馬展望 2014-2015 その79



 京都4レースダート1800m15頭立てはストーミングホーム産駒⑥サトーリアスの複勝を100円買います。いまいち期待外れのダーレーですが、たまには3着くらいに来るのではないでしょうか。


 東京3レースダート1600m16頭立てはサクラゼウス産駒④サクラベルカントの単勝を100円買います。当然馬主はモランボンでお馴染のさくらコマース。競馬を始めて3年目にサクラショウリと出会うことがなかったら、今日まで馬券師稼業を続けていることもなかったでしょう。サクラショウリはサクラスターオーを輩出して歴史にその名を残すことができましたが、高知で12戦12勝の実績を引っ下げて種牡馬入りしたサクラゼウスはどのような種牡馬人生を辿っていくのでしょうか。サクラゼウスの中央初産駒となります。何と一番人気のようです!井上オークスが買い占めているからでしょう(笑)。

2015年2月20日金曜日

新馬展望反省会 第35週



 周回遅れとなりましたが1月31日と2月1日の反省会をお届けします。


 土曜日京都3レースはパドパピヨンがダート1200m(重)を1.12.9、上り36.8秒で先行抜け出し。二番手から直線抜け出すのに苦労したが何とか振り切った。当ブログの評価は「C」スポニチは「B」評価でした。


 土曜日東京3レースはプエルトがダート1600m(不)を1.39.0、上り36.5秒で差し切り。中断から直線豪快に伸びて2着に6馬身。当ブログの評価は「B」スポニチも「B」評価でした。


 土曜日東京5レースはキタサンブラックが芝1800m(稍)を1.52.3、上り34.2秒で追込み。後方から一番人気ミッキージョイと共に追い込んで競り勝つ。当ブログの評価は「C」スポニチは「B」評価でした。



 日曜日京都5レースはオメガゴールドレイが芝2000m(良)を2.06.1、上り34.7秒で競り勝つ。逃げるアグネスエーデルとの競り合いを制す。当ブログの評価は「C」スポニチは「B」評価でした。


 日曜日東京2レースはナンゴクロマンスがダート1400m(重)を1.27.3、上り35.7秒で追込み。11番人気ながら今季ダート戦ではノンコノユメに次いで2頭目となる35秒台の上りを記録。2着が12番人気、3着が13番人気で3連単は725万円。当ブログの評価は「C」スポニチは「B」評価でした。



 今週はことごとく当ブログとスポニチの評価が異なりました。





 

2015年2月16日月曜日

判明



 徐々にクラシック候補が判明してきました。

 ルージュバックは桜花賞に直行とのことで断然の本命となりそうです。阪神ジュベナイルフィリーズ組では敵わないでしょう。


 皐月賞は弥生賞とスプリングステークスを見てからとなりますがシャイニングレイ優位は動かないのではないでしょうか。


 問題はオークス、ダービーで、ルージュバックがオークスに向かえば二冠は確実、但しダービーを狙ってくる可能性がある。本日のトキノミノル記念は当ブログのダービー候補一番手リアルスティールが順当に勝ちましたので、ダービーは決まりと言いたいところですがルージュバックにやられるかもしれません。




2015年2月15日日曜日

トキノミノル記念 2015



 本命は当ブログのダービー候補一番手リアルスティール。ここを勝ってダービーで本命にする予定です(笑)。




 

新馬展望 2014-2015 その78



 小倉5レース芝1200m18頭立てはタイキシャトル×シーキングザゴールドの血統に魅かれる⑤エスケイアタックの複勝を100円買います。


 東京5レースダート1600m13頭立てはクロフネ産駒③ジョーグラファイトの複勝を100円買います。


 京都6レース芝1800m14頭立てはホワイトマズル産駒②ニホンピロスパーズの複勝を100円買います。母父シンボリルドルフの名前も見ることが少なくなってきました。人気が予想されるジェンティルドンナの弟⑪レゲンデは、何故ここまでデビューが遅れたかを考えるべきでしょう。




 

2015年2月14日土曜日

新馬展望 2014-2015 その77



 京都4レースダート1400m16頭立ては外国産馬Zensational産駒エイシンパライソが本命。ゼンセイショナルはアンブライドルズソングの直仔でパライソはミスタープロスペクターの4×5×5のインブリード、母父フレンチデピュティとダート1400mにはもってこいの血統です。単勝⑧と、アグネスデジタル産駒⑪アグネスアーニャ、ファリスエフ産駒⑫タイキクロスビーが同居した❻枠への枠連❹-❻を100円買います。


 東京5レース芝1600m16頭立てはディープインパクト産駒⑧グレーターロンドンが断トツ人気。母ロンドンブリッジは1998年桜花賞2着馬で、産駒も初仔のダイワエルシエーロが2004年のオークスを勝ち、6頭連続活躍馬を輩出しましたが直近3頭は未勝利。久々の大物登場となりますでしょうか。相手は大旋風を巻き起こしているキャロットのハービンジャー産駒⑩ジュモートリステと見て馬単⑧⇔⑩を100円買います。




 

2015年2月9日月曜日

チーター系



 昨日は「オークス候補」などと書いてしまい、大変失礼いたしました。最早牝馬と戦う意味などありません。堂々の皐月賞-ダービーの「二冠候補誕生!」と、お詫びして訂正させていただきます。


 サラブレッドはチーターに進化することが判明しました。昨年のイスラボニータも‟チーターのような走り”と言われましたが、ルージュバックは‟チーターそのもの”です。サラブレッドの中の一頭のチーターが本当に二冠を制した場合、菊花賞で三冠を狙うのか、今から心配している今日この頃です(笑)。




 

2015年2月8日日曜日

きさらぎ賞 2015



昨年のイスラボニータに続く「チーター系」③ルージュバックはここを勝てば堂々のオークス候補となります。

ステイゴールドの弔い合戦なら④アッシュゴールド。ここは馬連③-④、忍んで一点。3連単なら⑥レガッタを加えて③④⑥、忍んでボックス。

かささぎ賞 2015



何が来るか分からないメンバー構成ですが、タカモト式からはサクラバクシンオー産駒が同居した❽枠が狙いです。

ということで、❽枠総流しの枠連でいきます。

春菜賞 2015




 どこまで続くキンカメ旋風。ここはフェアリーステークスでも本命に推したキングカメハメハ産駒⑩アドマイヤピンクからとんでもないのが突っ込んでくることを期待して馬連総流しでいきます。





 

新馬展望 2014-2015 その76



 どこまで続くキンカメ旋風。土曜の新馬戦は当ブログのヨミ通り東西でキンカメ産駒が勝ち上がりました。


 小倉5レース芝2000mは5頭立てと成立すれすれ。シニスターミニスター産駒②ホシノオウジサマは不成立回避のために無理やり出走させられました。キングカメハメハ産駒④サブトゥエンティの複勝を100円買います。


 東京5レース芝1800m16頭立ては急死したステイゴールド産駒が③ルレイヴ、⑨アストンブラック、⑬マイヒレンと3頭出走してきました。ここはディープインパクト産駒①ディープジュエリーにハービンジャー産駒⑥コンチャフラメンカ、⑪ラックアサインを絡めて馬連ボックス①③⑥⑨⑪⑬、3連複ボックス①③⑥⑨⑪⑬を100円買います。


 京都6レース芝1600m16頭立てはステイゴールド産駒⑩エクラドレーヴの複勝を100円買います。




 

2015年2月7日土曜日

エルフィンステークス 2015



 当ブログのオークス候補、④ナガラフラワーと⑦シャルールが出走してきました。1600m向きとは思えないので厳しいかもしれませんが、ここは忍んで一点(笑)。






 

ゆりかもめ賞 2015




 当ブログのダービー好捕、ハービンジャー産駒⑦スワーヴジョージが本命。ここを勝てなければダービーは諦めます。

 相手は当ブログの「A」評価、ハービンジャー産駒⑨エトランダル。

 三番手評価はハービンジャー産駒②ポトマックリバーとします。後は適当に散らして押えましょう。




 

新馬展望 2014-2015 その75



 東京2レースダート1400m16頭立てはキングカメハメハ産駒⑥ミッキードラマの複勝を100円買います。ここはキンカメ旋風に乗りましょう。


 京都3レースダート1800m9頭立てはキングカメハメハ産駒⑥マルカラインの複勝を100円買います。ここもキンカメ旋風に乗りましょう(笑)。メイショウ二頭出しが同居した❽枠への枠連❻-❽も100円買います。




 

2015年2月6日金曜日

黄金旅程



 ステイゴールド号が急死しました。


 今のところ死因は不明とのことですが、種付け頭数が多過ぎることが原因でしょう。社台批判は御法度の世の中ですからスポーツ紙が書くことはありませんが、1982年から社台で一口馬主を続けている当ブログが敢えて書かせていただきましょう。取材拒否を恐れる臆病者には書けません(笑)。


 1995年の社台ダイナースサラブレッドクラブから募集された一頭の仔馬に注目しました。サッカーボーイの弟・パーフェクトゲームは筆者の出資馬でした。パーフェクトゲームの母は当然サッカーボーイと同じダイナサッシュになります。そのダイナサッシュの牝駒ゴールデンサッシュを母に持つ「ゴールデンサッシュの94」が社台ダイナースサラブレッドクラブから募集されたのが1995年のことです。


 3月24日生まれの割には小ぶりな馬体で、サンデーサイレンスの初期でしたので募集価格は95万円と手頃でした。当時の社台の募集馬は20口と40口に分かれており、「ゴールデンサッシュの94」は40口でしたから募集総額は3,800万円となります。今から考えれば破格の安値だった訳です。


 かつてサッカーボーイの弟パーフェクトゲームを持っていたように好きな血統であり、サンデーの牡駒としては割安と判断してドラフト1位指名しましたがハズレました。したがって、1996年12月1日のデビュー戦から注目していました。出遅れて後方を進んだ「ゴールデンサッシュの94」は大外から猛然と追い込んできましたが3着に敗れました。


 当初は勝ったり負けたりが続いていましたがいつしかシルバーコレクターとなり、最後はG1にも勝利、種牡馬としても最初は人気がなかったが最後は人気種牡馬になったのも競走人生と同様の旅程でした。


 「ゴールデンサッシュの94」が「ステイゴールド」と名付けられ、「黄金旅程」と呼ばれて親しまれたことは余りにも有名ですからここでは触れません。筆者にとっては、1995年の募集パンフレットを見て、「これだ!」と直感したあの頃が一番の思い出です。



*1995年に社台ダイナースサラブレッドクラブから募集された「ゴールデンサッシュの94」。肖像権が社台グループに帰属する可能性がありますので問題があるようでしたら削除させていただきます。










*筆者が一位指名した物的証拠。トニービンが上になっているように、当時のサンデーの評価はトニービンより下だったのです。










2015年2月3日火曜日

ダート替わり、芝替わり



 競馬界の話題を独占するブチコがダートに替わって圧勝の連続です。当ブログがデビュー戦から騒いでいたブチコも、スポーツ紙でも大きく取り上げられるようになってきました。これまで見向きもしなかった記者連中が大挙して押しかけて「桜花賞候補だぁ~」と騒ぎ出しております。何故こうも結果論でしか動けないのでしょうか(笑)。


 ブチコはデビューから芝で3連敗、ダートに替わって8馬身、3馬身半の圧勝を続けています。「ルーミンのたてがみ」の語源となったルミナスポイントもデビューから7戦連続で芝を使われて1勝しかできませんでしたがダート短距離路線に転じてオープンまで出世しました。


 1月17日中京10レースのはこべら賞では当ブログの本命単勝10.3倍のスルターナが快勝しました。函館、札幌で芝を3回使われてダート転向初戦で穴をあけたのです。デビュー戦で稍重馬場ながらハギノトップレディの伝説のレコードに迫る1000m57.5秒をマークして当ブログが「A」評価としたスピードが生きたものです。


 昨日の東京9レースセントポーリア賞では12番人気のグラブザフラッグが3着と健闘しました。断トツ人気のドゥラメンテが快勝して当ブログ推奨のウェルブレッドが2着ながら3連複470倍、3連単は1230倍でした。7月19日のダート新馬戦を快勝して当ブログは「B」評価としましたがダートで負け続け芝に転向しても2連敗で人気は離散していました。デビュー戦で見せたキレ味を雪で渋った芝で発揮したものです。


 穴をあけるにはそれなりの理由がある。多くのケースでその答えを新馬戦に見出すことができます。スルターナがハギノトップレディのレコードに迫ったスピードも、グラブザフラッグが他馬と時計2つ違う脚で追い込んだキレ味も、芝・ダートと所を変えて発揮されたのです。




 

2015年2月1日日曜日

新馬展望反省会 第34週



 ちょっと遅れましたが先週(1月24日、25日)の反省会です。


 土曜日京都4レースはユイマールがダート1800m(重)を1.52.7、上り37.1秒で逃げ切り。脚抜きのいいダートとは言え破格の好時計。確りとした末脚が目立った。当ブログの評価は「A」スポニチは「B」評価でした。


 土曜日京都6レースはシンダーズがダート1400m(牝馬)(重)を1.25.6、上り37.1秒で差し切り。先に抜け出したグランシュクレとのマッチレースを制し3着を7馬身離す。当ブログの評価は「C」スポニチも「C」評価でした。


 土曜日中山4レースはファンシリーシェスがダート1800m(牝馬)(重)を1.58.0、上り38.8秒で先行抜け出し。二番手から三角先頭、中段から追い込んできたダイヤモンドバブルに詰め寄られると二の脚を使って伸びる。当ブログの評価は「C」スポニチも「C」評価でした。


 土曜日中山6レースはギンガが芝2000m(良)を2.04.9、上り34.6秒で差し切り。断から直線勝負根性を見せて差し切る。2ハロン目11.2秒の厳しい流れでスローからの追い比べではない。0.1秒差4着スリーライオンズの伸び脚が目に付いた。当ブログの評価は「B」スポニチも「B」評価でした。



 日曜日中京6レースはマテンロウハピネスが芝1400m(良)を1.24.3、上り36.2秒で逃げ切り。好スタートからじわっと先頭に立つとスピードの違いで後続を寄せ付けず圧勝。2戦目を見ないと分からないがブルメアMontjeuからも大物の予感。当ブログの評価は「A」スポニチは「B」評価でした。


 日曜日京都6レースはクルミナルが芝1800m(良)を1.54.5、上り34.0秒で差し切り。先行集団の後ろに付けてラスト2ハロンが10.9-11.1秒の瞬発力勝負を制す。当ブログの評価は「B」スポニチも「B」評価でした。


 日曜日中山4レースはニットウスバルがダート1200m(良)を1.13.1、上り36.2秒で追込み。逃げ馬は潰れたが三番手が2着、四番手が3着に残る流れを後方から追い込む。中山の1200mで時計3つ違う脚を見せた。フォーティナイナーズサン×エイシンサンディの血統からも要注目。当ブログの評価は「AA」スポニチは「B」評価でした。




 

セントポーリア賞 2015



 断トツ人気の④ドゥラメンテはキングカメハメハ×アドマイヤグルーヴの血統でサンデーサラブレッドクラブから一口250万円(総額1億円)で募集された高額馬です。筆者がこういう高額馬が嫌いなのは生まれつきなので今更変わることはあり得ません。


 ということでドゥラメンテは無印。⑨ジェネラルゴシップ、⑩ラブユアマン、⑬ウェルブレッドを中心に考えています。ヒモは厚目に、ドゥラメンテもヒモの一角くらいには押えてあげましょう(笑)。その程度で十分でしょう。




 

新馬展望 2014-2015 その74




 東京2レースダート1400m16頭立てはアポロキングダム産駒③アポロビショップの複勝を100円買います。アポロキングダムは11戦2勝でしたがレモンドロップ×ストームキャットの血統を買われて種牡馬入りし、アポロマーベリックを輩出してG1種牡馬となりました。条件馬でもG1馬を輩出できるのです。


  京都5レース芝2000m12頭立てはディープインパクト産駒⑥レパードクリフ、キングカメハメハ産駒⑤オメガゴールドレイ、ハービンジャー産駒⑧ゼンノアヴィットの三つ巴と見て3連複⑤⑥⑧を100円買います。