2016年12月28日水曜日

さらばアグネス


 「アグネス」の冠名でお馴染の渡辺久美子オーナー所有馬の名義が次々と変更されています。

 当ブログと「アグネス」の関係はアグネスレディーから始まります。1979年オークスは本命アグネスレディーと対抗ナカミサファイヤの連勝馬券❺-❽一点勝負。一番人気ながら単勝オッズ4.6倍と絶対的存在ではなかったアグネスレディーが勝ち、2着は後方から追い込んできた11番人気のナカミサファイヤ。当時は枠番連勝しかなく配当は3370円、今なら万馬券でしょうね。現在に至るまで、当ブログ史上最高の予想です。


 レディーの娘のアグネスフローラが出てきた1990年、桜花賞はケリーバッグとの一点買い、オークスはエイシンサニーとの1点買いで的中。


 フローラの息子アグネスタキオンはサンデーサイレンスの代表産駒と評価して初年度産駒の出資を決めました。2003年産の初産駒群が募集された2004年サンデーサラブレッドクラブのアグネスタキオン産駒の中から選んだのが「ソニンクの03」、後のルミナスポイントです。


 父タキオン(超高速粒子)に因んで名付けられたルミナスポイント(光点)は5勝をあげる活躍をし、繁殖牝馬としてもGⅡ馬ジューヌエコールを輩出しました。当ブログのタイトル「ルーミンのたてがみ」は、「ルミナスポイント」を語源としています。40年やっていると、5世代に亘って付き合いが続きます。


 2016年2月1日付けで、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(以下「FFGS」)は、「渡辺氏が経営する株式会社コムテックスの印刷関連事業を、FFGSの100%子会社であるFFGSグラフィックサプライ株式会社が継承し、2016年4月1日付けで経営統合することについて、基本合意した」と公表しています。


 更に、アグネス冠馬の主戦であった長浜博之調教師は2017年2月に定年を迎えます。


 2014年に父上の渡辺孝男氏が亡くなり、公美子オーナーは事業を後進に託し、長浜調教師の引退を機に馬主業からも撤退されたようです。


 さらばアグネス。



2016年12月27日火曜日

損益分岐点


 当ブログが一口出資する際、最も重視するのは「損益分岐点」です。

 基本的に、3勝でペイできるかをまず考えます。新馬勝ちなど眼中になく、未勝利を勝ち上がって500万下を勝ち、古馬になって降格してもう一度500万下を勝つ。


 その間に着賞金を拾っていけば、3勝で5,000万くらい稼ぐことが可能です。ということは、40口で経費を引いた配当は約100万円。ということは、一口50万(総額2000万円)であれば収益率は200%となります。


 実際、当ブログの出資馬キラリダイヤモンドは一口50万(総額2000万円)の身でありながら26戦3勝して本賞金だけで5,236万円を稼ぎ出しました。収益率は262%です。


 これがルミナスポイントとなると、23戦5勝で本賞金だけで8,894万円。一口45万(総額1800万円)ですから収益率は494%でした。


 なのに、何故か世の中では高額馬ばかりを囃し立てる風潮があります。バブル時代でもあるまいし、間違っていますね。


 一口をやって「クラシックじゃぁ~」、「凱旋門じゃぁ~」などとほざいている輩に当ブログは一切興味を持ちません。「クラシック」や「凱旋門」などは、金持ちのお大尽どもに任せておけばいいのです。


 ジューヌエコールは一口50万(総額2000万円)ですが既に本賞金だけで6,156万円。収益率は308%となっています。外部サイト「一口馬主DB」によると、2014年産の全クラブ馬は調査対象が720頭で、ジューヌエコールは「獲得賞金ランキング」はソウルスターリング、レイデオロ、リスグラシューに次いで第4位ながら、「回収率ランキング」では堂々トップに立っています。


 ソウルスターリングは社台サラブレッドクラブから一口150万(総額6,000万円)で、レイデオロはキャロットクラブから一口15万(総額6,000万円)で、リスグラシューはキャロットクラブから一口7.5万(総額3,000万円)で募集されました。分母が大きいので、いくら賞金を稼いでも「収益率」は上がりません。ジューヌエコールのような安馬こそ、投資効率が高いのです。


 「損益分岐点」は馬券戦略でも重要ですね。人気馬を追いかけているだけでは儲からないという事実は、本命党が「損益分岐点」を理解していないことを物語っています。

同質化


 Netkeiba.comの記事に「スーパーホース出にくくなった訳」が登場しました。福島県・ノーザンファーム天栄の木實谷雄太場長による分析として、

「(中略)・・・近年の日本競馬は血統、調教ともにレベルアップが顕著で、以前ほどトップホースたちの実力差がない時代になっています。」という記事を掲載しています。


 当ブログの見解はちょっと違います。「以前ほどトップホースたちの実力差がない時代になっています。」の部分には激しく同意しますが、その原因は「血統の同質化」にあると考えているからです。


 ノーザンテーストの出現は日本競馬の質を劇的に向上させました。社台のこの成功がサンデーサイレンスの導入をもたらし、ディープインパクトの出現により日本馬の国際的地位は格段と向上しています。


 但し、凱旋門賞の成績に見られるように、日本独自の発展である点は否めず、今後に課題を残しているのも事実です。


 さて、このような時代に我々はどのように馬券分析をすればいいのか。その答えのヒントが当ブログの2016年日本ダービー予想にあると考えます。


 「本命◎は③マカヒキ。皐月賞の負け方が1989年のウィナーズサークルに似ていると見ています。
 対抗〇は⑧サトノダイヤモンド。安定実ではNo1と見ますが、ワンパンチ足りないので2着か3着ではないでしょうか。

 単穴▲は①ディーマジェスティ。皐月賞は各馬のゲート入りに時間がかかり、最後入れの大外を引いたディーマジェスティが勝ちましたが、当ブログはあれはフロックであったと見ています。又もや絶好の①番枠を引きましたので、無印にはしません(笑)。」としたうえで、


◎ ③マカヒキ
〇 ⑧サトノダイヤモンド
▲ ①ディーマジェスティ


の印を打たせていただきました。


 結果が1着マカヒキ、2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティであったことはご案内のとおりです。


 3頭は何れもディープインパクト産駒。「ディープじゃぁ~、ディープじゃぁ~!!」と叫んでいるだけでは馬券は当たりません。巷に溢れ返るディープ産駒の中で、本質を理解することこそが肝要なのです。



インブリード


 当ブログは、馬産の基本はアウトブリードにあると考えていますが、爆発力を呼び込むインブリードの魅力は人々を惹きつけるものがあります。

 3×4(又は4×3)「18.75%」は奇跡の血量と呼ばれ、トウショウボーイが「ハイペリオンの3×4」を持つことから広く世の中に行き渡りました。


 3×3「25%」以上の強烈なインブリードは光と影を持ちます。


 ノーザンダンサーの3×3「25%」を持つフサイチコンコルドは体質の弱さに悩まされダービーはデビューから3戦目。当日は輸送熱により出走も危ぶまれた程でしたが、レース本番では「音速の末脚」を繰り出して優勝しました。体質の弱さは解消されず、5戦しただけで現役引退を余儀なくされましたが、種牡馬としては成功して20歳過ぎまで生きました。


 スペシャル、リサデル姉妹の4×4×3「25%」を持つエルコンドルパサーは史上最強馬とも呼ばれる競走成績を残し、凱旋門に最も近づいた競走馬でしたが、7歳で早逝しています。少ない産駒から3頭のG1馬を輩出しているだけに惜しまれます。


 レディアンジェラの3×2「37.5%」を持つノーザンテーストは通算10度のリーディングサイアーとなり、33歳の長寿を誇りましたが、ノーザンテーストの成功が今日の社台一極集中という光と影をもたらしました。


 さて、ソニンク一族にも強烈なインブリードが誕生します。


 ソニンクの仔モンローブロンドの娘カーヴィシャスの初年度交配相手はロジユニヴァースとなりました。ロジの母アコースティクスの母がソニンクとなりますので、2016年2月22日産まれのこの牡駒は「ソニンクの3×3」を持つこととなります。走れば種牡馬として成功する可能性がありますね。


 更に、アコースティクスの2016年1月22日産まれ牝駒の父はヴィクトワールピサです。アコースティクスの母ソニンクの父はマキアベリアンで、ヴィクトワールピサの母ホワイトウォーターアフェアの父もマキアベリアンなので、この牝駒は「マキアベリアンの3×3」を持つこととなります。


 これには「ちょっと待った!」(←「ねるとん」か!)と絶叫させていただきましょう。ソニンクの娘にヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×3」となりますが、ソニンクの孫娘にヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×4」の産駒を作ることができるのです。


 ソニンクの娘ルミナスポイント、その娘ジューヌエコール(すなわちソニンクの孫娘)が繁殖に上がるまで待ってもらいたかった。ジューヌエコールにヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×4」と「サンデーサイレンスの3×4」のWクロスが完成するのですよ!


 一足先に繁殖入りしたビキニブロンドもヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×4」と「サンデーサイレンスの3×4」のWクロスが完成しますが、ビキニブロンドの初年度交配相手はオルフェーヴルでした。5月29日の遅生まれなので、1年空胎が必要でしょうね。


2016年12月25日日曜日

史上最強世代


 サトノダイヤモンドは自らの力で「史上最強世代」であることを証明しました。

 1976年クラシック世代と、2016年クラシック世代を両方見て比較できる。競馬は40年やってみるものですね(笑)。


 因みに牝馬は2017年クラシック世代が「史上最強世代」であると考えています。ジューヌエコールがどこまで巻き返すことができるか見ものです。



単勝1万円!


 今季初の単勝1万円勝負はサトノダイヤモンドで大勝利。

 当ブログがPOG指名して、新馬展望反省会で「AAA」評価したサトノダイヤモンドが最強馬であることを証明したレースでした。

 ダービーに続いて◎-〇-▲で的中。当ブログの予想の的確性も証明したレースでした。




40年目の有馬記念


 これまで見た中で最高だったのは1977年、テンポイントがトウショウボーイを降したこのレースは今でも「史上最高の名勝負」と呼ばれて語り継がれています。

 当ブログが最も印象に残っている有馬記念はその前年、1976年です。古馬有利と言われる中で3歳(当時は4歳)のトウショウボーイが一番人気、エリモジョージが二番人気でテンポイントは三番人気、以下人気順にアイフル、ハーバーヤング、フジノパーシア、キクノオー、グレートセイカン、ヤマブキオーと古馬の精鋭が集いました。


 トウショウボーイがレコードで快勝し、テンポイントが2着に突っ込んできて古馬陣を粉砕した瞬間、競馬を始めて1年目でしたが、「新しい時代の到来」を感じましたね。初年度にトウショウボーイとテンポイントに出会っていなかったら、40年も馬券師稼業を続けることはなかったでしょう。


 この1976年クラシック世代は現在でも「史上最強世代」と呼ばれていますが、当ブログは、40年後の2016年クラシック世代が「史上最強世代」と考えています。昨日の阪神カップもシュウジが古馬のG1馬を蹴散らしましたね。


 ということで、本命は⑪サトノダイヤモンド。対抗は当ブログと相性のいい①キタサンブラック。


◎ ⑪サトノダイヤモンド
〇 ①キタサンブラック
▲ ②ゴールドアクター
☆ ④ヤマカツエース
△ ⑥サウンズオブアース
△ ⑧ミッキークイーン
△ ⑭シュヴァルグラン
△ ⑯マリアライト
△ ⑬デニムアンドルビー
△ ⑮アルバート



えっへん!


 阪神5レースは当ブログが将来性ありと指摘したハーツクライ産駒⑥ディヴァインハイツが快勝して、当ブログの本命ヴィクトワールピサ産駒⑤ハリーレガシーが2着。馬単は万馬券です。

 単勝1.6倍と過剰人気になったフランケル産駒⑱ファヴォーラは当ブログの指摘どおり馬群に沈みました。


 何故当ブログの予想は当たるのか。それは、新聞の予想を無視するからです。競馬など単なる確率論であり、馬のことを分かっている人間などこの世に存在しません。分かったふりをしておかなければ給料を貰えないので分かったふりをしているだけです。


 さて、フランケルですが、2014年産は日本では7頭登録されているようです。ここまで5頭がデビューしてソウルスターリングとミ・スエルテは期待に応えましたが、他の3頭、ライズイーグル、クーファディーヴァ、ファヴォーラはデビュー戦を惨敗してライズイーグルとクーファディーヴァは立ち直りの兆しすらなし。残る2頭、イルーシヴハピネスとインラグジュアリーはデビューの目途が立っていません。


 フランケルなら何でも走ると勘違いしているそこのあなた、この結果をどう見ます?


 フランケルは、「究極の一発屋」タイプのようです。


新馬展望 2016-2017 その62


 最終日まで決着が持ち越されたリーディング争いは中山で直接対決。

 中山4レースはルメール騎乗のゴールドアリュール産駒⑬ブロードアリュールが人気で戸崎騎乗のファルブラヴ産駒アトラクティヴアイは穴人気、当ブログの本命はサウスヴィグラス産駒⑭サウスギガパワー。


 中山5レースはルメール騎乗のディープインパクト産駒⑤フライベルクと戸崎騎乗のDubawi産駒④ケイパーストーリーとのmano a mano(一騎打ち)。当ブログの本命は好調藤沢厩舎にに乗って④ケイパーストーリー。


 阪神5レースは注目の一戦。フランケル産駒⑱ファヴォーラが断然人気を集めていますが当ブログは無印。フランケルは「怪物」でも、産駒がみんな「怪物」になる訳ではありません。必ず「怪物の仔」にはなりますが(笑)。


 2016年7月2日、フランケル産駒ライズイーグルのデビュー戦、グリーンチャンネルのキャスターは興奮状態で「フランケルじゃぁ~~~」と絶叫していましたが、何ら見せ場もなく5着に敗れると黙っちゃいました。ライズイーグルは10月の2戦目も6着に敗れ、森厩舎を追い出されました。


 2016年11月19日、フランケル産駒クーファディーヴァがデビューしましたが12着、現在音信不通です。


 ノーザンファームからシルクに回ったフランケル産駒イル―シヴハピネスはデビュー前から560キロ台になってしまい、デビューの目途すら立っていません。


 社台レースホースから募集されたインラグジュアリーは期待馬でしたがボーンシスト(骨病変)のためデビューは早くても来年夏頃の予定です。


 ソウルスターリングとミ・スエルテだけがフランケル産駒だと勘違いしている競馬マスコミはこのような事実を伝えません。このような事実をを書いてしまうと新聞が売れなくなって上司から叱られるだけです。臭い物には蓋をしなければならない事情があります。


 当ブログは、このような事実を認識したうえで、ソウルスターリングとミ・スエルテをPOG指名して、新馬展望反省会では両馬を「AAA」評価しました。


 ファヴォーラは当ブログが最も高く評価している藤原英昭厩舎なので将来的には走ってくると思いますがここでは無印。


 ということで、ヴィクトワールピサ産駒⑤ハリーレガシー本命。ハーツクライ産駒⑥ディバインハイツも将来性はありそうですね。



2016年12月24日土曜日

新馬展望 2016-2017 その61


  本日は激しくリーディングを争う戸崎とルメールを追っかけます。
 ということで、


 中山5レースはゴールドアリュール産駒④キュンメル本命。


 中山6レースはキングカメハメハ産駒⑨ジャンヌ本命。


 阪神5レースはディープインパクト産駒⑬インウィスパーズ本命。


 阪神6レースはTapit産駒⑬メヌエット本命。




2016年12月23日金曜日

新馬展望 2016-2017 その60


 今季の「新馬展望」は今週が最終週。年明けのダート戦はエンパイアメーカーを買っておけばいい。

 中山4レースは仕上がり遅れの溜り場ダート1800m戦。血統を見ても何で芝に出ないの?というお馬さんばかり。足下に不安があるか、スピードが足りないかという仕上がり遅ればかりが出てくる季節です。ということで、人気は全くありませんが唯一のダート血統カネヒキリ産駒③ソルサリエンテ本命。20年ほど前に初代「ソルサリエンテ」がいましたね。スペイン語で「朝日」の意味なので、先週の朝日杯ウィークだったら自信の本命でした(笑)。


 阪神5レースはステイゴールド産駒④エオヒップス本命。福永祐一復帰記念です。


 阪神6レースはサマーバード産駒③アスカノハヤテ本命。



2016年12月18日日曜日

サレンティーナ


 中山3レースは当ブログの出資馬サレンティーナが快勝。ココナッツパルム以来、8年ぶりに口取りしました。

 「サルヴェジェルマニアの14」(後のサレンティーナ)に出資した理由はその牝系にあります。


 サルヴェジェルマニアの母サルヴェレジーナは独オークスを制し、独ダービー2着、バーデン大賞典2着、オイロパ賞2着の名牝です。生粋のドイツ血統に賭けました。


 サレンティーナのBMSパントレセレブルが90年代ヨーロッパ最強馬であったことは当ブログで何度もお伝えしているところです。パントレセレブルのBMSアリダーは米三冠で全てアファームドの2着という名馬でした。


 サルヴェレジーナの父モンズーンは独ダービー2着、オイロパ賞連覇のドイツを代表する名馬で、現在社台が最も力を入れている血統です。ソウルスターリングのBMSでもありますね。


 更に、サルヴェレジーナのBMSはオールドヴィック。仏ダービーと愛ダービーを制し、同期の英ダービー馬ナシュワンよりも強かったと言われています。


 牝系が典型的ヨーロッパ血統なので、重く出ると未勝利も勝ち上がれない鈍馬となりますが、父キングカメハメハの素軽さと見事にマッチしました。


 この馬はスピードがありますので、準オープンくらいまでは行けるのではないかと期待しています。



だってバルザローナ!!!


 バルザローナを批判している皆さん、見ましたか???

 朝日杯フューチュリティステークスはバルザローナ騎乗のモンドキャンノが2着。


 以上です(笑)。



40年目の朝日杯

本日は中山競馬場馬主席から。

◎ ミ•スエルテ
△ その他大勢  

以上です。


新馬展望 2016-2017 その59


 中山5レースはサウスヴィグラス産駒④サノラブ本命。父も枠も良し。母は「カミヒコーキ」ですから小田切有一かと思ったら違いました。奇抜な馬名で一世を風靡する小田切有一の実質デビューは「ヒコーキグモ」だったのではないでしょうか。事実を知らない後付け小田切ファンは「ノアノハコブネ」説を主張するでしょうが、「ノアノハコブネ」当時は話題になりませんでした。やっぱり「ヒコーキグモ」からですね。因みに小田切有一は「マリージョーイ」の馬主でもありました。

 1979年3月4日、マリージョーイに騎乗した福永洋一は、前を行くンタームサシと接触したハクヨーカツヒデの斎藤博美騎手が投げ出されて落馬したのを咄嗟の判断で避けようとして自らも馬上から投げ出され、脳挫傷のため37年経った現在でも車椅子生活を余儀なくされています。


 その「小田切有一」の⑪「モリヲカエセ」は母「ゲッケイジュ」からの命名でしょうが、ちょっとここでは無理か。


 中山6レースはタートルボウル産駒⑤フェザーリング本命。昨年の社台サラブレッドクラブ募集時には出資を検討したお馬さんでした。タートルボウルのNo1と見ていますが時計は詰まってきません。ちょっと厳しいかとは思いますが、「袖振り合うも多生の縁」、ということで◎を打ちます。


 阪神5レースはキングカメハメハ産駒⑩ルリオン本命。2月生まれの「le Lion=仏語でしし座」が8月の星座なのは何でぇ~と言いたいところですが、「2+8=10」なので⑩ルリオン本命。タカモト式です(笑)。


 阪神6レースはフレンチデピュティ産駒⑨メイショウカズヒメ本命。既に「BMS」としての実績で定評のあるフレンチデピュティも、まだまだ若いもんには負けていられません。


 明日はサレンティーナが出走するので中山競馬場馬主席で観戦です。ということで、早めにアップさせていただきます。


2016年12月17日土曜日

やっぱりバルザローナ!!


 本日の阪神メイン11レースのリゲルステークスは7番人気のマイネルアウラートが逃げ切って快勝!鞍上はバルザローナでした。

 世上ではバルザローナ批判が渦巻いていますが、当ブログは最後までバルザローナを信じています。


 明日のモンドキャンノ?もちろん買いますよ(笑)。



*馬券は買いませんでしたが、「Netkeiba.com」の「予想大会」ではバルザローナを本命にして本線的中!




ソニンク一族の逆襲


 阪神ジュベナイルフィリーズのジューヌエコールは11着に敗退。ショックから一週間更新が途絶えましたが復活しました。

 中京10レースはライツェントの仔⑨ディアドラ本命。


 名牝ソニンクの血をつなげて行く宿命を背負った牝駒はアコースティクス、モンローブロンド、ルミナスポイント、ヴァイスハイト、ライツェントの5頭になります。


 アコースティクスはダービー馬ロジユニヴァースを輩出し、ルミナスポイントからはGⅡ馬ジューヌエコールが誕生しています。


 2頭の重賞勝ち馬に続く予感をさせるのがライツェントの三番仔ディアドラです。一つ上のオデュッセウスもすでに3勝をあげてスプリント路線での活躍が見込めます。ソニンクの直仔にはランフォルセとノーザンリバーの重賞勝ち馬に加えてルミナスポイント、ノットアローンと2頭のオープン馬がいます。一族の繁栄は孫の時代に引き継がれてきました。


 ソニンクの孫世代からの重賞勝ち馬第3号はディアドラになるのではないでしょうか。ジューヌエコール以上の素質馬と言われている一つ下の妹「ルミナスポイントの15」(父ロードカナロア)が第4号となる見込みです。


 「ソニンク一族の逆襲」は、本日の「つわぶき賞」から開始します。


新馬展望 2016-2017 その57


 中京5レースはマンハッタンカフェ産駒⑧ロードバリスタ本命。「カフェ」だから「バリスタ」のようです。JRAホームページに掲載されている「馬名意味」によると「冠名+エスプレッソ職人(伊)」とのことですが、商品名なので「広告宣伝」に該当する可能性があります。ロードホースクラブの経営陣とネスレに関連性が認められた場合は問題ですね。

 中山5レースはトーセンホマレボシ産駒②サンチャールストン本命。牝系を遡るとクリアアンバーに辿り着く良血馬ながら全く人気が無い。


 中山6レースはトランセンド産駒②エオスフォス本命。BMSはコマンダーインチーフで国内重々系。牝系にはシーキングザゴールドとダンジグが入っているので本質的にスピード不足でもなさそうです。


 阪神5レースはエンパイアメーカー産駒⑨ハートフルタイム本命。BMSもブライアンズタイムでダートはピッタリ。いよいよエンパイアメーカーの季節がやって来ました。


 阪神6レースはHarlan's Holiday産駒⑧ハニージェイド本命。吉田和子名義のマル外は黙って買い。



2016年12月11日日曜日

期待外れ


 「netkeiba.com」の「netkeiba ニュース」によると、「【香港国際競走】期待外れ!?売上総額は38億円 4レース合計でも凱旋門賞を上回れず 」だったそうです。

 阪神ジュベナイルフィリーズの売上も前年比減だったようですが、当然の帰結でしょうね。


 日をずらすべきでしょう。香港とは時差が1時間しかないのですから、忙しすぎて誰も見向きもしません。


 当ブログは阪神競馬場から帰りの新幹線で香港カップを買いましたがハズしました(笑)。



スーダラダッタスイー(2番)♪


狙った大穴見事に外れ~♪

頭カッときて最終レース♪


気がつきゃ財布はスッカラカンのカーラカラ~♪


馬で金儲けした奴ぁないさ~♪


分かっちゃいるけどや~めら~れない~~♪♪


あソレ!

スイスイスーダラダッタ スラスラスイスイスイ~♪
スーラスーダッタ スラスラスイスイスイ~♪
スイスイスーダラダッタ スラスラスイスイスイ~♪
スイスイスーダラダッタ スーダラダッタスイースイっときたもんだぁ~♪♪


作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶
歌唱:植木等


 何か、当ブログを歌っているようですね(笑)。

注)当ブログのオリジナルではありませんのでご注意ください。著作権に抵触するつもりは毛頭ありませんので、よろしくお願い致します。



2016年12月10日土曜日

最終予想


 分かんないから「タカモト式」で行ってみよ~~っと。

 12月11日の11レース、「11」がキーワードかなぁ~。⑪番って、あぁ~、ジューヌエコールだぁ~~!


 やるのは阪神競馬場。阪神タイガースと言えば村山実、村山の背番号は「11」、しかも永久欠番!⑪番って、えぇ~、ジューヌエコールだぁ~~!


 ということで、本命は⑪ジューヌエコール。


 当ブログのお誕生日は11月2日。お誕生日馬券で行ってみよ~~(←いかりやか!)。


 ⑪番って、ひぇ~~、ジューヌエコールだぁ~~。②番って、わぉ~~、ソウルスターリングだぁ~~~。


 ということで、


 ◎ ⑪ジューヌエコール
 〇 ②ソウルスターリング


 当ブログが大ファンの稲尾の背番号は「24」。


 ということは、⑪-②④。


 ということで、


 ◎ ⑪ジューヌエコール
 〇 ②ソウルスターリング
 ▲ ④レーヌミノル


 さすがは「タカモト式」です(笑)。


 絶好の枠を引いたレーヌミノルの評価を上げて、大外のリスグラシューの評価を下げました。


 口取り予約も成功して、明日は阪神競馬場で現地応援です。東も西も寒いようですから、皆さまお風邪など召しませんようにお気を付けください。


 それでは、ウィナーズサークルでお会いしましょう!!!



*デイリー杯2歳ステークスのクオカード。出来立てのホヤホヤです。まだ出資者にしか配布されていないと思いますので、本邦初公開でしょう。





不評のバルザローナ


 バルザローナ騎手の評判が良くありません。

 3戦3勝のジューヌエコールが4番人気に甘んじている理由はバルザローナにあるようです。


 当ブログは、11月27日付けブログで「こいつは使えますね。」とお伝えしいます。この所見は現在に至るまで全く変わっていません。以下に理由を述べます。


 今回、ジューヌエコールは勝たなければならない。当ブログは、1着でなければ18着を希望します。バルザローナは1着があって2着がないタイプ、と言うより、勝たなければボロ負けするのが常です。まぁ、人気の無い馬ばかりに乗せられているので当たり前田のクラッカーなのですが・・・。


 勝つときは鮮やかに勝つことを、京阪杯のネロで証明しました。当ブログは、バルザローナを信じて馬連1万5千円の大勝負で的中させています。


 ここまでジューヌエコールには新馬を育てていくことで定評のある福永とルメールが騎乗してきました。本来であれば母ルミナスポイントの主戦でもあった福永が来年のクラシック路線まで騎乗することになったと思いますが、香港に行く予定であったため社台は誰にすればをいいかを検討した結果バルザローナを選択しました。結局、福永は骨折のため来春まで休養となりましたが・・・。


 ききょうステークスで騎乗したルメールがソウルスターリングに回ったのは当然でしょう。ここでルメールが騎乗して勝ってしまうと来年のクラシックもルメールで行かざるを得なくなります。前述のとおり、母ルミナスポイントの主戦であった福永でクラシックロードを歩んででいくことは「所与の条件」であり、ルメールを選択する可能性はそもそも「ゼロ」でした。「優等生」ルメールには「優等生」ソウルスターリングがお似合いです。


 どんなにバルザローナがボロ負けを続けようが、当ブログはバルザローナを信じます。2着などいりません。バルザローナ渾身のムチに応えて、ジューヌエコールが阪神ジュベナイルフィリーズを制すると信じています。



新馬展望 2016-2017 その56


 中山5レースはスクリーンヒーロー産駒④サンクララ本命。BMSはダイナガリバーなので、今では希少となったノーザンテーストの「奇跡の血量」を持ちます。筆者の競馬理論の礎となっている「ノーザンテースト」については、いずれ詳しくお話ししましょう。

 中山6レースはエンパイアメーカー産駒⑤エポックメーカー本命。大分寒くなってきましたので、今年も「エンパイアメーカーの季節」がやって来ました。


 阪神5レースはDistorted Humor産駒⑥サトノシュテルン本命。ジューヌエコールの調教パートナーですね。安田隆行厩舎は明日大一番を控えているので、ここは露払いといきましょう。


 阪神6レースはルーラーシップ産駒③スプレンダークラン本命。母スカーレットレディはサンデーサイレンス産駒としては珍しく、
サカラート(父アフリート)、ヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)、キングスエンブレム(父ウォーエンブレム)、ソリタリーキング(父キングカメハメハ)とダートの重賞勝ち馬を輩出し続けてきました。こちらが12頭目の産駒で、13頭目のエイシンフラッシュ産駒も出産し、14頭目のルーラーシップも受胎しています。社台の主力厩舎となってきた池添学厩舎に当ブログお気に入りのシュミノー騎乗、これは買いの一手ですね。


2016年12月9日金曜日

史上最高のジュベナイルフィリーズ


 史上最高のジュベナイルフィリーズであることに異論を挟む方はいらっしゃらないでしょう。ミ・スエルテが朝日杯に回ったにもかかわらずです。

 2歳牝馬の争いですから、明暗を分けるのは臨戦過程にあると思います。


 ◎はジューヌエコール。初戦から好調教を見せて道悪の中京でデビュー勝ち。476キロからしがらきに放牧して500キロ台にふっくらとします。ききょうステークスは20キロ増くらいで出てくるかなと見ていましたが12キロ増。緩い作りだったので出遅れますがきっちりと追い込みました。すぐにしがらきに出して又も500キロ台にふっくら。デイリー杯も2キロ増で快勝しました。牝馬の場合、どうしても馬体細化に悩まされるのですが、この馬の場合はレース後すぐにふっくらとするので、強めの調教でしっかりとした筋肉を付けることができます。今回は初めて放牧に出さず厩舎で調整ということで馬也の調教ですがタイムはいい。ここを目標にきっちりと仕上がりました。血統的には力馬タイプなので馬場悪化が望まれたところですが、残念ながら良馬場が予想されます。しかしながら、京都のスピード競馬も克服しましたので、力のいる阪神なら問題ないでしょう。


 〇はリスグラシュー。ライバル勢と違って馬格はありませんが、ここはふっくらと作ってきてプラス体重で出走できそうです。近年の阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬の多くは馬体減に悩まされていますが、この馬はきっちりと仕上げられてきました。矢作調教師も語っているように「素軽いタイプ」なので良馬場が予想されるのはプラス材料です。この馬の走りを見て「素軽いタイプ」と見抜けないようでは何年経っても馬券で勝つことはできないでしょうね。


 ▲はソウルスターリング。底力ではNo1と見ますが、臨戦過程は決して褒められたものではありません。細身で胴長のステイヤー体型ですから、陣営はオークスを狙っていたはずです。なので、初戦も2戦目も1800mを使ってきました。1800m戦でもハイペースになることはありますが、ソウルスターリングが経験した2戦は残念ながらスローペースでした。2戦目は1F13秒台がないペースではありましたが、マイルのハイペースに戸惑うのではないでしょうか。何故ここに出してきたかを推理してみましょう。クラブ馬の場合、宣伝材料という立場も併せ持ちます。近年不振の社台サラブレッドクラブは、サンデーレーシングと違って売れ残りが数多く存在しています。それらの売れ残りを掃くには、クラブ馬の活躍が必須となります。当ブログは、なのでソウルスターリングを距離適性に欠けることを認識しながらここに出してきたのだと推理しています。馬体細化も懸念材料ですね。全く調教ができていません。長距離輸送もありますので、かなりの馬体減で出走してくるのではないでしょうか。それでも底力で勝つ可能性はあると思いますので▲としますが、人気馬の中では最も飛ぶ可能性が高いと見ています。


 とりあえず木曜段階での予想です。



2016年12月5日月曜日

ダービー候補誕生


 「ディープバブル崩壊」を唱えている当ブログが「ディープ産駒要注意」と書いた途端に「ダービー候補」が誕生しました。

 来年のダービーを勝つのはサトノアーサーでしょうね。どスローですから上り32.7秒の時計は驚くほどのものではありませんが、あのフットワークをよく見てください。


 皐月賞はカデナ、ダービーはサトノアーサーと宣言させていただきます。今年もディープの季節がやって来ました(笑)。



2016年12月4日日曜日

チャンピオンズカップ 2016


◎ ⑮モーニン
〇 ②アウォーディー
▲ ⑪コパノリッキー
☆ ⑨ノンコノユメ
△ ⑫ゴールドドリーム
△ ⑭アポロケンタッキー
△ ⑧サウンドトゥルー
△ ④アスカノロマン
△ ⑤ロワジャルダン
△ ⑦ラニ

新馬展望 2016-2017 その55


 中京5レースはPOG最終枠を使ったディープインパクト産駒⑩ルーズベルトゲーム本命。接戦に持ち込めば8対7で勝つでしょう。

 中山5レースはWar Front産駒①ユウジ本命。シュウジの下ではありません(笑)。


 中山6レースはシュミノー騎乗のルーラーシップ産駒⑤ビートマッチ本命。


 阪神5レースはディープインパクト産駒⑥サロニカ本命。


 阪神6レースは福永の負傷によりバルザローナが騎乗するシンボリクリスエス産駒⑧モーヴ本命。


 ダービー候補筆頭に先週のラジオNIKKEI杯を差し切ったディープインパクト産駒カデナが躍り出てきました。そろそろディープ産駒要注意です。


2016年12月3日土曜日

ライオンハーテッド



 「外国人ボックス」ネタから更に脱線させていただきます。

 バルザローナ騎乗の10番人気アースコレクションのBMSは「Lion hearted」、一瞬ギョとしましたね。


 当ブログの知る「ライオンハーテッド」はネバーセイダイの直仔で1961年産まれ、「Lion hearted」はストームキャットの直仔で1996年産まれでした。


 「ライオンハーテッド」の産駒ではアズマキングが印象に残っています。1980年に東京王冠賞を制し、翌81年には帝王賞と東京大賞典を制し、翌々82年には中央競馬招待をも制して、同年秋には中央に殴り込みをかけてきました。


 毎日王冠は3番人気に推されて7着、天皇賞も7番人気で11着でしたが、「家族そろって中央競馬」しか知らなかった若き「当ブログ」は衝撃を覚えたものです。


 ネバーセイダイは「Never Say Die 」、「弱音を吐くな」を意味します。40年ほど前の「優駿」投稿欄に、とある女性から、「血統表に『Never Say Die』を見つけると、『弱音を吐くな』と勇気づけられる」という投稿がありました。


 「弱音」を吐いたら、人生終わりですね(笑)。





外国人ボックス


 買わなかったのですが書かせていただきます。

 ヨーロッパでは冬になるとシーズンオフとなります。 


 英国では3月~11月が平地のシーズンで、主要レースは4月~10月に行われ、シーズンオフには主に障害レースが行われることとなります。


 仏国でも4月~11月が平地のシーズンで、シーズンオフには障害や繋駕競走などの速歩レースが主流となります。


 日本よりも緯度が北寄りで寒いので致し方がありません。


 したがって、ヨーロッパを主戦場とする一流ジョッキーは11月頃からヒマになり、日本に流れてきます。


 現在、短期免許で来日中の外国人ジョッキーは大御所のライアン・ムーアに加えてアッゼニ、シュタルケ、バルザローナ、更に今週からシュミノーが加わり、ミルコとデムーロを加えて外国人騎手が市場に溢れ返っています。


 ということで、外国人ボックスを狙おうと考えていたところ、本日の中京7レースで爆裂しました。


 1着はバルザローナ騎乗の10番人気⑪アースコレクション、2着はシュミノー騎乗の11番人気④サーサルヴァトーレ、3着はミルコ騎乗の1番人気③レッドサーパスと来て、3連単は57万馬券でした。


 お伝えしているとおり、バルザローナは使えますね。


 未来永劫、この状況が変わることはありませんので覚えておいた方がいいですよ。



新馬展望 2016-2017 その54


 中山5レースはタニノギムレット産駒⑫モザイク本命。BMSジェイドロバリーの名も懐かしくなってきました。⑥フランツジョセフのBMSダイナガリバーには敵いませんが(笑)。

 ジェイドロバリーは1989年にフランス伝統の2歳G1グランクリテリウム(現・ジャン・リュック・ラガルデール賞)を制しましたが、この年のフランス最優秀2歳牡馬はマキアベリアンでした。直接対決で敗れたのが痛かったですね。翌90年のグランクリテリウムを制したヘクタープロテクターと共に社台に導入されましたが、サンデーサイレンス導入と同時期であったため繁殖牝馬に恵まれない不運がありました。その割には、産駒は仕上がりが早くスピードがあり、ダートや障害でも駿馬を輩出する名種牡馬でした。吉田善哉氏のお気に入りで、善哉さんの葬儀に参列を許されたお馬さんはサンデーサイレンスとジェイドロバリーだけです。


 中山6レースはカネヒキリ産駒⑭ノーフィアー本命。調教内容の割に人気が無い。


 阪神5レースはマンハッタンカフェ産駒②ベルクロノス本命。人気のディープインパクト産駒①ダノンロマンは素質では上かもしれませんが、藤原英昭厩舎はゆっくり仕上げてくるので初戦は狙いにくい。


 阪神6レースはワークフォース産駒②エロイナ本命。ヌーディストビーチに続いて「あっぱれ!」な名前です。中山5レースで本命にした「モザイク」も意味深に見えてくるのが不思議ですね(笑)。


 まぁ、エロイナの語源はスペイン語の「Heroina」又はイタリア語の「Eroina」=「ヒロイン」だと思いますが。

 因みにエロイナの調教パートナーは同厩舎のアハデコノヨヲ 。こちらは「アハでこの世を」ではなく、百人一首の「難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや」に由来するので「アワデコノヨヲ」と読まなければならないところ、競馬中継のアナウンサーは「アハデコノヨヲ」と実況しています。近年、馬名の由来には気を使うようになってきたJRAですが、まだまだ勉強不足ですね。競馬記者ほどではありませんが(笑)。


2016年12月1日木曜日

改めまして、POG指名最終弾


 11月17日付けブログで「POG指名最終弾 」としてダブルバインドを指名するとお伝えしましたが、手続き忘れのため指名漏れとなってしまいましたので、「改めまして、POG指名最終弾」として「ルーズベルトゲーム」を指名させていただきます。既に手続き済みなので今度は漏れはありません(笑)。

 モンドキャンノとジューヌエコールで2週連続2歳重賞制覇と好調な安田隆行厩舎の「第三の矢」です
が、当ブログは桜花賞候補筆頭と見ています。

 一つの証拠として、2015年社台サラブレッドクラブの募集ランキングでは、第2位「スタセリタの14」(後のソウルスターリング)の一位票83票を抑えて、「サプレザの14」(後のルーズベルトゲーム)が87票で人気No1であった事実をお伝えしておきます。


 因みに、サンデーレーシングで人気第7位の「ルミナスポイントの14」(後のジューヌエコール)は一位票を109票集めて社台サラブレッドクラブの1位と2位を凌ぐ人気でした。


 「ルーズベルトゲーム」とは野球で「8対7」の試合のことを意味します。第32代米国大統領フランクリン・ルーズベルトが「野球の試合は8対7が一番面白い」と手紙に書いたことに由来します。108年ぶりにシカゴ・カブスが優勝した今年のワールドシリーズ最終戦も「ルーズベルトゲーム」の大熱戦でした。



*ようやく10頭の指名が完了しました。あとは果報を寝て待つだけです(笑)。


2016年11月27日日曜日

ミカエル・バルザローナ


 こいつは使えますね。

 1991年8月生まれの25歳、フランス若手ジョッキーのホープで、昨年のジャン・リュック・ラガルデール賞(旧グランクリテリウム)G1を制しています。


 11月5日~12月25日の短期免許で来日後、先週まで39戦1勝でしたが、一番人気に一度も騎乗していませんでした。現在外国人騎手は市場に溢れ返っており、若手のバルザローナには有力馬が回ってこないのです。


 ところがぎっちょん、今週は土曜日が8戦2勝、本日も9戦2勝の活躍、今季全5勝のうち一番人気は1頭だけです。人気馬ばかりに騎乗して勝ちまくっているかのように見える他の外国人騎手とは一味違います。


 11月13日のドンカスターカップ、4角で外から被されると馬上から松田騎手を一喝、そのまま4番人気のイーデンホールを勝利に導きました。武豊もビックリのこのシーンはネット上でも話題になっています。若者はこうでなくっちゃね(笑)。


 当ブログは本日ジャパンカップで大負け、そこで京都最終の京阪杯で枠連❶-❽一点1万5千円の大勝負、4.2倍を的中させて本日の負け分を取り返して一気にプラス圏に浮上。バルザローナ騎乗の二番人気ネロが華麗に逃げ切りました。


 そのバルザローナ騎手が阪神ジュベナイルフィリーズでジューヌエコールに騎乗します。主戦の福永祐一が香港に行くため、社台はバルザローナを選択しています。


 土曜の京都6レース新馬戦、吉田和子名義のラビットランの騎手に社台はバルザローナを選択して7馬身差の快勝。社台がバルザローナの実力を買っている証左です。福永祐一の代打にバルザローナを選択した理由がよく分かりました。


 3番人気が予想されるジューヌエコールにバルザローナが騎乗する阪神ジュベナイルフィリーズ、益々期待が高まります。




*京阪杯一点買い的中!




36回目のジャパンカップ


 一番印象に残っているJCは第2回。「ジョンヘンリーがやってくる」のニュースに心を踊らされました。

 昼からパドック最前列に陣取って出走馬の写真撮影に備えていました。レースが近づき、出走馬がパドックに姿を現すと、後ろから人が押し寄せて来て「圧死」するのではないかという大熱気。みんなお行儀が良くなった現在では考えられませんね(笑)。


 本命は当ブログの新馬戦「AAA」評価⑯リアルスティール。当ブログの期待通りの成長を遂げています。天皇賞も当ブログの新馬戦「AAA」評価モーリスとのワンツーでした。早めに先行するキタサンブラックを捕えに行くのではないでしょうか。

 対抗は①キタサンブラック。当ブログとの相性の良さは折り紙付きで、昨年の菊花賞はリアルスティール、リアファルとの3連複一点、3連単3頭ボックスで仕留めた実績があります。春天の馬単もきっちりと的中させたのはご案内の通りです。


 単穴は③ゴールドアクター。菊花賞ではヒモに拾って3連単を的中させました。この馬は中距離馬なので2400mは合っていると思います。


 特注は⑥ラストインパクト。外差しが効く馬場になっていますので、3着候補筆頭です。
 
◎ ⑯リアルスティール
〇 ①キタサンブラック
▲ ③ゴールドアクター
☆ ⑥ラストインパクト
△ ⑩トーセンバジル
△ ⑮ナイトフラワー
△ ⑰シュヴァルグラン



新馬展望 2016-2017 その53


 ジャパンカップデーということで本日も外国人騎手祭り。

 東京4レースはライアン・ムーア騎乗のPioneer of the Nile産駒⑤ナイルストーリー本命。


 京都5レースもバルザローナ騎乗のディープインパクト産駒⑤スパークルメノウ本命。


 昨日からこればっかで当たりまくってます(笑)。



2016年11月26日土曜日

新馬展望 2016-2017 その52


 現在、ムーア、シュタルケ、バルザローナ、アッゼニ各騎手に短期免許が交付されており、ジャパンカップウィークということで外国人騎手が溢れかえっています。本日は京都にミルコとルメールを含めて5人の外国人騎手が登場、東京はライアン・ムーアの独断場となる予定です。

 東京5レースはライアン・ムーア騎乗のFastnet Rock産駒⑪バリングラ本命。


 東京6レースもライアン・ムーア騎乗のクロフネ産駒②リバーサルフィルム本命。


 京都5レースはルメール騎乗のシンハライトの下⑨ミリッサが人気になっているようですが、ゲートを出ない馬を新馬戦で買うなど愚の骨頂。当ブログはバルザローナ騎乗のHard Spun産駒⑯パンサーバローズ本命。


 京都6レースもバルザローナ騎乗のTapit産駒ラビットラン本命。


 バルザローナ騎手は阪神ジュベナイルフィリーズでジューヌエコールに騎乗する予定なので、ここで勢いを付けてもらいたい。



2016年11月20日日曜日

金杯で乾杯


 「金杯で乾杯」と言えば正月の定番ですが、重賞に勝つと中央競馬会から「金杯」が賞品として贈られます。個人馬主の場合は自分の物になりますが、クラブ馬の場合は40人の会員から応募を募り、取得することとなった会員がお金を払って購入し、その金額が他の会員に配分されることとなります。

 デイリー杯2歳ステークスの賞品は「293.00g」の金杯で、現在の金価格は「1g=約4,200円」なので、約125万円になります。


 これに申し込まなければ一口約3万円の配当を得ることができますが、アホな出資者はこれに申し込みます。


 価格は約125万円ですよ!


 現在、金価格は史上最高値圏内にあり、10年前の約3倍の相場です。ここで買えば再販は不可能でしょう。


 こんなものに申し込むアホな会員が当ブログではないことを、当ブログは祈っています(笑)。







33回目のマイルチャンピオンシップ


 う~ん、ニホンピロウイナーのような名マイラーはなかなか出できませんねぇ~~。

 マイルチャンピオンシップは、ニホンピロウイナーのために創設されたようなレースでした。「最多セーブ」が公式記録として認められた1974年、野村監督が「ミチ(佐藤道郎)が一番喜ぶやろ」と落涙した(ちょっとオーバーか)エピソードを思い出します。


 第33回を迎えたマイルチャンピオンシップは「枠連❸-❸!」と絶叫できるほど単純なレースではありません。


 人気馬の弱点を検証してみましょう。


 一番人気は、G2では強いがG1ではからっきしのサトノアラジン。よくいますね、こういうタイプ(笑)。


 二番人気は、体が柔らかかった若かりし頃の「チーター走法」が、体が硬くなってきた老馬となった今、全く見られなくなったイスラボニータ。これは簡単に読めましたね。


 三番人気は、スプリント路線に転向して歩幅が小さくなったミッキーアイル。よく言えば、「ストライド走法からピッチ走法に変わった」となるのですが・・・。


 四番人気は、格下から3連勝してきた実績のないヤングマンパワー。終わってみたら、「やっぱ格下じゃん!」というタイプ。


 
 こういう時は、穴馬から狙うのが当ブログの流儀です。


 ◎はディープインパクト産駒⑰ガリバルディ。
 〇はディープインパクト産駒⑦フィエロ。
 ▲はディープインパクト産駒⑥ダノンシャーク。
 ☆はディープインパクト産駒①ディサイファ。
 △はディープインパクト産駒⑬ダコール。
 △はディープインパクト産駒⑨サトノルパン。
 △はディープインパクト産駒⑯ミッキーアイル。
 △はディープインパクト産駒②サトノアラジン。


 まぁ、実際の馬券はボックスにしますので印を付ける意味は全くないのですが(笑)。
 「何故ボックスにするの?」と問われれば、「分かんないから!」とお答えします。


 あとは、ちょっとアレンジして穴馬組と人気組のワイドフォーメーションにします。



新馬展望 2016-2017 その51


 東京5レースは混戦模様、タニノギムレット産駒⑭ティナカヌメ本命。昨日の東京スポーツ杯を勝ったブレスジャーニーのBMSがタニノギムレット。府中は走りますね。

 東京6レースはディープインパクト産駒⑫ハナレイムーンが圧倒的人気を集めていますが、当ブログはクロフネ産駒⑭チャームクォーク本命。BMSはアグネスタキオンで、ジューヌエコールと同じ組み合わせになります。こちらは母系がパテントリークリアで快速型。1992年産の初代チャームクォークは未勝利で終わっていますが、雪辱成るか。


 京都5レースはシンボリクリスエス産駒⑤エンゲージスマイル本命。こちらもBMSはアグネスタキオン。人気のディープインパクト産駒①ポポカテペトルは2000mのデビュー戦で芝で追わなければならないようでは切り。


 京都6レースはバトルプラン産駒⑧シシャモムスメ本命。「昨日の東京スポーツ杯を勝ったブレスジャーニーがバトルプラン産駒だから勢いに乗ったんだろ~」などと読んでいるようではまだまだ修行が足りません。いつも居酒屋でシシャモをつまみに呑んでいるからです(笑)。



レンレンにはカムカム


 京都2レースは一番人気のレンレンが勝って2着は十三番人気のカムカム。

 その昔(多分筆者生まれる前)、「ソロソロ」と「ノロノロ」がゴール前競り合ったことがあるという話を古い競馬誌で読んだ記憶がありますが、それ以来の快挙ですね(笑)。



2016年11月19日土曜日

新馬展望 2016-2017 その50


 東京4レースはHaynesfield産駒⑫アスタースウィング本命。BMSワイルドアゲインは第1回ブリーダーズカップ・クラシックの勝馬です。しかもミスタープロスペクターの4×3の奇跡の血量を持つ。血統派としては見逃せませんね。

 東京5レースはこの時期の1800m戦としては低レベルの一戦。ここは人気薄のステイゴールド産駒⑩グラブザゴールドを狙ってみます。何とBMSは当ブログが世界競馬史上最も偉大な種牡馬であると考えているミスタープロスペクターです。未だに1970年産のミスタープロスペクターがBMSにいるんですね。1997年産の母タッチフォーゴールドは未だに現役の繁殖牝馬で、代表産駒のタッチーミーノットは中央未勝利のまま園田に転籍して5連勝で中央復帰、7歳にして中山金杯を制しました。グラブザゴールドも奥手ではあると思いますが、本命。


 福島5レースはヴィクトワールピサ産駒①オンリゲットベター本命。BMSアンブライドルズソングの産駒アロゲートはつい先日のブリーダーズカップ・クラシックで王者カリフォルニアクロームを破ったばかり。こういう勢いに乗らなければ馬券は当たらない。


 京都5レースは当ブログがPOG指名したディープインパクト産駒⑧ダブルバインド本命。勝ちっぷりによってはダービーの本命にする予定です。藤原英昭厩舎ではエイシンフラッシュ以来2頭目のダービー制覇となりますね。


 京都6レースはクロフネ産駒⑪タガノヴェローナ本命。クロフネはジューヌエコールに代表されるように牝馬が狙い目。



2016年11月17日木曜日

POG指名最終弾


 最後の10頭目はダブルバインド。

 やっぱり締めは金子真人HDのディープインパクト産駒ですね。


 当ブログが最も信頼している藤原英昭厩舎はゆっくり仕上げてきますのでデビューがこの時期になったのでしょう。


 当ブログは「ディープバブル崩壊」を唱えていますが、一夜にして崩壊するとは考えていませんのでご注意ください。但し、今季のディープ産駒の不振は、プロ・アマ問わず誰しもが感じていることです。



2016年11月16日水曜日

日活ロマンポルノ


 まさかNHKがここまでやるとはねぇ~(笑)。

 本日のNHK BS「アナザーストーリーズ」は「ロマンポルノという闘い 日活・どん底からの挑戦」でした。


 いやぁ~馬券を買った後、錦糸町の映画館でよく見ましたねぇ~。


 錦糸町の馬券売り場こそが「さすらいの馬券師」の原点。


 「日活の闘い」=「権力機構との闘い」です。


 青春時代の「さすらいの馬券師」も、田中真理や白川和子と共に、時代と闘っていましたね。「競馬」など、「社会のクズ」と見られていた頃の物語です。


 因みに田中真理はスタルヒンの親戚です。


2016年11月13日日曜日

安馬の意地


 当ブログの出資馬ジューヌエコールがデイリー杯2歳ステークスを制した翌日、ブエナビスタの仔コロナシオンが惨敗しました。

 2015年のサンデーレーシングと社台サラブレッドクラブの募集実績を検証してみましょう。


 人気No1はサンデーの「シャーペンエッジの14」(現・シャープシューター)で一位票は156票。現在1戦0勝。
 人気No2はサンデーの「ラヴズオンリーミーの14」(現・カデナダムール)で一位票は148票。現在未出走。
 人気No3はサンデーの「マジックストームの14」(現・フローレスマジック)で一位票は135票。現在3戦1勝。
 人気No4はサンデーの「タンザナイトの14」(現・ダンビュライト)で一位票は131票。現在2戦1勝。
 人気No5はサンデーの「ハッピーパスの14」(現・ラボーナ)で一位票は122票。現在2戦0勝。しかも11着、10着。
 人気No6はサンデーの「ブエナビスタの14」(現・コロナシオン)で一位票は117票。本日化けの皮が剥がれて現在2戦1勝。
 人気No7はサンデーの「ルミナスポイントの14」(現・ジューヌエコール)で一位票は109票。現在3戦3勝。
 人気No8はサンデーの「ドナブリーニの14」(現・ベルダム)で一位票は107票。現在1戦0勝。しかも17着。
 人気No9はサンデーの「グルヴェイグの14」(現・ヴァナヘイム)で一位票は107票。現在2戦1勝。
 人気No10はサンデーの「マルペンサの14」(現・リナーテ)で一位票は99票。現在2戦1勝。
 
 ここまでサンデーだけで、社台では


 人気No1は「サプレザの14」(現・ルーズベルトゲーム)で一位票は87票。現在未出走。
 人気No2は「スタセリタの14」(現・ソウルスターリング)で一位票は83票。現在2戦2勝。


 要するに、人気など全く関係なく、成功事例はジューヌエコールとソウルスターリングとヴァナヘイムだけであることが分かります。

 ジューヌエコールは一口50万(総額2000万円)の安馬です。


 ヴァナヘイムは一口200万、ベルダムは牝馬のくせして一口200万、コロナシオンも牝馬のくせして一口175万、フローレスマジックも牝馬ながら一口150万、カデナダムールも牝馬ながら一口125万、ラボーナは一口125万、リナーテは牝馬ながら一口100万、ダンビュライトは一口90万、社台に移ってルーズベルトゲームは牝馬ながら一口125万、スタセリタは牝馬ながらフランケル産駒ということで一口150万。


 ということで、一口50万(総額2000万円)の安馬ジューヌエコールが高額馬を蹴散らしています。


 これを当ブログは、「安馬の意地」と呼んでいます。


40年目のエリ女


 筆者が競馬を始めた1976年が第1回で、今年41回目を迎えたエリザベス女王杯。「荒れるエリ女」の歴史は「さすらいの馬券師」の穴馬探しの旅と共にあります。1989年の4歳(当時、現3歳)限定戦だった時代に単勝43060円の大穴をあけたサンドピアリスの故事は今でも語り継がれていますが、この時の連勝馬券8460円を5千円的中させた「さすらいの馬券師」について語られることは無い。

 さて、ご案内のとおり今週は「今世紀最大の番狂わせ」が世界を驚かせました。トランプ快勝のキーポイントが「ペンシルベニア州」にあったことはお伝えしたとおりですが、トランプの出身校も「ペンシルベニア大学」のビジネススクールです。


 ということで、「ペンシルベニア超特急 Keystone」に因んで名付けられた昭和40年ダービー馬「キーストン」がキーポイントとなるのは火を見るよりも明らか。


 本命はキーストンの如く華麗な逃切りが期待される⑬プリメラアスール。「キーストンコンビ」と言えば二遊間コンビのことを指すので④ヒルノマテーラと⑥プロレタリアトが相手筆頭。


 ヒモには人気馬を据えました。


◎ ⑬プリメラアスール
〇 ④ヒルノマテーラ
▲ ⑥プロレタリアト
☆ ⑧タッチングスピーチ
△ ⑮パールコード
△ ①ミッキークイーン
△ ②マリアライト
△ ③クイーンズリング


 馬券は馬単ボックス①②③④⑥⑧⑬⑮と、3連複ボックス①②③④⑥⑧⑬⑮(←印を付けた意味がねぇ~じゃねぇ~か~)。

新馬展望 2016-2017 その49


 京都4レースはハーツクライ産駒⑭メイズオブオナー本命。仕上げに定評のある藤原英昭厩舎は当ブログが最も信頼している厩舎で、10月23日の京都5レースでも同厩のベストアプローチを本命にして的中させました。ストレイトガールに代表されるようにゆっくり仕上げてくるので新馬戦では狙いにくいのですが、馬名の「メイズオブオナー」は英王室が発祥とも言われるイギリスの伝統菓子「メイズ・オヴ・オナー・タルト」に由来しますので、「エリザベス女王杯」当日に合わせてきっちりと仕上げてきたと見ます。

 京都5レースは有力馬が集まり注目の一戦。キングカメハメハ産駒⑦グローブシアター本命。エピファネイヤやリオンディーズの下なのでPOG指名最終の1枠を使うか迷いましたが、クローディオやロザリンドの下でもあるので見送りました。きょうだいが全部走るのなら誰も苦労はしない。


 東京5レースはブラックタイド産駒⑦ベッキー本命。天国から地獄に落ちぶれたベッキーも元々は性格の良さが売りでした。馬の方の「ベッキー」は調教の良さを買います。


 東京6レースはDubawi産駒⑨トリリオネア本命。最近好調のモハメド殿下を狙い撃ち(←最近こればっか!)。アラブのエリートはイギリスで英才教育を受けますので、英王室に敬愛の念を抱いていることは想像に難くありません。実際、モハメド殿下は留学先の英国士官幹部養成校で「首席」だったそうです。「エリザベス女王杯」当日の本命に相応しい。



2016年11月12日土曜日

34年


 1982年に「ニチドウエンペラーの81」(後のダイナエメラルド)に出資してから苦節34年、遂に初めての重賞制覇を果たしました。

 昨日は朝から忙しくて「口取り申し込み」をするのを忘れてしまい、夕方に電話したら「満口です」とのつれない返事。西下も断念しました。


 筆者が「口取り申し込み」をして「現地応援」に行くと、必ず負けます。


 なので、新馬戦も、ききょうステークスも、「確勝」を期して行きませんでした。


 さすがにデイリー杯2歳ステークスは本気で勝てるとは思っていませんでしたので、「口取り申し込み」をして「現地応援」に行く予定にしていたところ、アクシデントのためなりませんでした。


 なので、「勝つのかなぁ~」なんて思いもしましたが、1600mに距離が伸びて京都のスピード決着では良くて2着だろうと思っていました。想像以上に強かったですね。


 この馬のいいところは、「真面目に練習する」ところです。臨戦過程における調教内容を精査していただければ、多分ご理解いただけると思いますよ(笑)。


 「素質」だけなら、この馬より上のお馬さんはいくらでも存在すると思いますが、「真面目に練習できる素質」だけなら、この馬に勝てる馬はいない!と、断言させていただきます。それが例え「フランケル」であっても。


 阪神ジュベナイルフィリーズでは、フランケル産駒の両巨頭、ミ・スエルテとソウルスターリングに挑戦状を叩きつけます。やってくれるでしょうね。


 ということで、阪神ジュベナイルフィリーズは


 ◎ ジューヌエコール
 〇 ソウルスターリング
 ▲ ミ・スエルテ


 馬券は、ジューヌエコールの単複と、馬単上記3頭ボックス、3連単上記3頭ボックス、3連複上記3頭一点で勝負します!

 ようやくゲートインできました。


*ダイエット中なので普段は飲まない赤ワインで、今夜だけは乾杯🍻。背景は会員画面の「ジューヌエコール」。




新馬展望 2016-2017 その48


 福島5レースはキンシャサノキセキ産駒④ハシレマサムネ本命。馬名の由来は「走れ正宗」でしょうか(←当たり前じゃ!)。

 東京5レースはタートルボウル産駒⑥パリンジェネシス本命。BMSはメジロライアンで、母系もメジロナガサキ-メジロボサツへと遡る純粋メジロ血統。父が当ブログ注目のタートルボウルとなれば推さないわけにはいかない。


 人気のサトノヴィクトリーは調教に不安あり。今季のサトノ軍団は9頭ほどディープ牡馬が登録されているようですが、横綱格のアーサーは新馬戦1着同着。その同着馬スズカフロンティアが二走目の萩ステークスで7着に敗れて暗雲が漂ってきました。大関格のヴィクトリーに期待がかかるところですがいかがでしょうか。なかなか大物が出てこないようで、ここにも「ディープバブル崩壊」の芽が見て取れます。


 京都5レースはディープブリランテ産駒②ハイレートクライム本命。BMSフレンチデピュティはマカヒキに代表されるようにディープインパクトとの相性の良さで名高いが、ブリちゃんとも合うか。


 東京6レースはダートの大物との呼び声が高いTapit産駒④フォギーナイト本命。この後は2月のヒヤシンスステークスを勝ってドバイにグッドバイでしょうか。


 京都6レースはTeofiro産駒⑧テリトーリアル本命。最近好調のモハメド殿下を狙い撃ち(←最近こればっか!)。


 本日の本命は全て有利な内枠偶数馬番。狙ったわけではなく偶然です。



2016年11月9日水曜日

今世紀最大の番狂わせ


 前日まで91%の確率でクリントンだったはずの米大統領選。

 ところがぎっちょん、トランプが勝っちゃいました(笑)。


 今世紀最大の番狂わせですね。


 日本時間の午前中、激戦と言われていたフロリダ州の開票速報が徐々に伝わってくるに連れ、トランプ有利となってきました。この時点ではまだ日経平均は前日比100~200円高で為替も105円台をうかがう勢い。「ノー天気な連中だなぁ~~」と見ていました。周りの若い連中に「こりゃぁ~、トランプだぜ」と言っていたのは日本時間午前10時くらいのことです。


 決定打はクリントン有利と見られていたペンシルベニア州を制したことですね。開票速報前半は「クリントン優勢」と出ていましたが、50%を超えた頃から「トランプ優勢」に変わり、決定打となりました。これを見て当ブログは、「こりゃぁ~、エリ女は荒れるぜ」と直感しました。


 ペンシルベニアと日本競馬は密接な関係にあります。


 シンザンの翌年、昭和40(1965)年の日本ダービーを逃げ切ったのがキーストンでした。「キーストン」の馬名は、「ペンシルベニア超特急 Keystone」に因んで名付けられたものです。


 筆者がこの話を知ったのは、40年近く前、「優駿」誌に山野浩一が寄稿したキーストン物語でした。「キーストンの悲劇」を知ったのは、高校時代に買って読んだ橋本邦治著「競馬入門」に書かれていたからです。同著で、「雨のラファール」や、「アラブの魔女イナリトウザイ」なども知りましたね。皆様方とは歴史が違います。


 ということで、エリ女は「キーストン」に因んで逃げ馬が逃げ切ると見ます。何が逃げるか、筆者は予想していますが、皆様方でお考えください(笑)。



2016年11月8日火曜日

なめたらいかんぜよ!


 本日のBS-TBSは9時から「鬼龍院花子の生涯」。

 ということで、当ブログからも、なめたらいかんぜよ!


 あんな凡時計の新馬を1回勝っただけのリナーテごときが人気。


 手薄な時期に2連勝した早熟のディーパワンサごときが人気。


 ミッキーアイルの弟だけのスピード不足の大型馬タイセイスターリーごときが人気。


 唯一のディープインパクト産駒というだけの時計のないサングレーザーごときが人気。


 なめたらいかんぜよ!

 こちとら晩成型のまだまだ未完成の段階で5分の出来で2連勝でぇ~~い!


 ききょうステークスで1秒1ちぎったショーウェイを、ミ・スエルテは0.2秒しか交わせなかったんでっせ!


 ということで、デイリー杯2歳ステークスはジューヌエコール本命。当ブログ史上初の三重丸です。



2016年11月6日日曜日

NHKマイル候補誕生


 土曜日京都7レースは当ブログの予想どおりクリアザトラックが快勝。POG指名馬9頭中6頭目の勝ち上がりとなりました。当ブログの評価は「AA」。

 2000mまではどうかという感じなのでマイル路線でしょう。抽せん狙いで朝日杯直行ではないでしょうか。


 NHKマイルカップではミ・スエルテとのmano a mano(一騎打ち)を期待します。



新馬展望 2016-2017 その47


 福島5レースはディープスカイ産駒②セイントヘレナ本命。最近好調のモハメド殿下を狙い撃ち。

 東京4レースは2頭の外国産馬のmano a mano(一騎打ち)。


 To Honor and Ssrve
産駒⑯オールドベイリーの父系はA.Pインディからシアトルスルー、母系はフォーティナイナーからミスプロに遡ります。更に、父系には当ブログお気に入りのデピュティミニスターからヴァイスリージェントにミスワキの名も見られます。クロスはミスプロの5×4、ファピアノの5×5、ノーザンダンサーの5×5、ニジンスキーの5×5という薄い多重クロス。


 Dominus産駒④セイウンチャームの父系はスマートストライクからミスプロ、母系はBMSシーヒーローからポリッシュネイビー-ダンジグ。こちらは母系が特徴的で、リボー系の快足グロースタークに何とドクターフェイガーの名前が見られます。


 グロースタークの母はフラワーボウル。未明の「ブリーダーズカップフィリー&メアターフ」のトライアル的存在として注目を集めた「フラワーボウルインビテーショナルステークス」は、グロースタークの母フラーワーボウルの名前を冠したものです。


 東京5レースはこの時期の芝1800m戦にもかかわらずディープインパクト産駒が出走していません。「ディープバブル崩壊」は着々と進展しています。


 本命はハーツクライ産駒⑧サトノグラン。当ブログは手薄な東京新馬戦を狙ってくるセコい関西馬が嫌いですが、矢作厩舎なので免責されます。矢作麗ちゃんは本日のグリーンチャンネルに出演中で、京都のパドック中継を担当していますね。


 京都5レースはヴィクトワールピサ産駒⑩ザクイーン本命。三代目ヒシマサルが人気になっていますが、CWの動きはいいが坂路は動かない。最近、こういうの流行ってますね。


 東京6レースは本日一番の難解レース。デュランダル産駒②コールオンミーを狙ってみます。こういう時は内枠偶数枠番。


 京都6レースはハーツクライ産駒⑤ダイナマイトガイ本命。馬名を見て「もしや?」と思いましたが、BMSはダイナマイトダディです!この馬は強かったですよ。1996年産に父ダイナマイトダディの初代ダイナマイトガイがいました。


 二代目ダイナマイトガイの母マイダイナマイトはミスオンワードからの血を引く名門で、地方から中央入りして1000万特別を2勝する活躍を見せました。その母ミロクはボールドコンバタントの産駒です。


 ボールドコンバタントはボールドルーラーの直仔で期待されて来日しましたが、地方の活躍馬を出す程度で中央では期待ほどの活躍馬は出ませんでした。1982年に、初めての出資馬を決めるために社台の事務所に行った時、担当の人と「ボールドルーラー系は日本ではダメですね。」などと話していたら、「何か血統の研究でもされているんですか」なんて聞かれましたね。まだまだのんびりとした時代でした。


2016年11月5日土曜日

初めてのブリーダーズカップフィリー&メアターフ


 さて、ミ・スエルテの衝撃の走りも堪能させていただきましたので、調子に乗って「ブリーダーズカップフィリー&メアターフ」の予想といきましょう!

 このレースはトライアル的位置付けとなるフラワーボウルインビテーショナルステークスの分析が重要となります。


 勝ったのは奇跡の復活を果たした⑧レディイーライ、55キロの斤量でした。0秒1差2着の⑦センティエロイタリアは54キロの負担重量。0秒3差3着の①シーカリシは55.5キロを背負っていました。
 1キロ=1馬身=0.2秒と言われますので、これをタイム換算してみると、レディイーライ55→56で1.59.8→2.00.0、センティエロイタリア54→56で1.59.9→2.00.3、シーカリシ55.5→56で2.01.1→2.02.2となります。


 なので、3頭の中では依然としてレディイーライが最先着、0.2秒(1馬身)差でシーカリシ、0.3秒(1馬身半)差でセンティエロイタリアという結論が導かれます。


 あとは、レディイーライに先着する可能性のある馬を探すことと、レディイーライとシーカリシの間に食い込む可能性のある馬を探し出せば的中することとなります。


 当ブログは、レディイーライとシーカリシの1馬身の間に食い込める可能性を有する馬は③セブンスヘブン⑪、クイーンズトラスト、⑬ヌーヴォレコルトと見ます。そして、レディイーライに先着する可能性を有する馬はセブンスヘブンと見ます。


 したがって、馬券は

 3連複フォーメーション⑧-①③⑪⑬-①②③④⑤⑦⑧⑩⑪⑬と、③⑧-①②③④⑤⑦⑧⑩⑪⑬-①②③④⑤⑦⑧⑪⑬と、③-⑧-①②④⑤⑦⑩⑪⑬と、3連複ボックス①②③④⑤⑦⑧⑩⑪⑬。



調教パートナー


 ジューヌエコールの調教パートナーとして名高いモンドキャンノが京王杯2歳ステークスを快勝しました。

 ジューヌエコールは来週のデイリー杯2歳ステークスに出走を予定しています。今週は池江泰寿厩舎が3週連続重賞優勝となりましたが、来週は安田隆行厩舎が2週連続2歳重賞制覇といきたいところです。



 モンドキャンノと互角の動きをしていますので、いけるのではないでしょうか!


ガビーちゃんもびっくり!


 ミ・スエルテの化けの皮は剥がれなかった。

 大出遅れの瞬間、アンチ・スエルテ派及びアンチ当ブログ派の方々は狂喜乱舞したことでしょうが、そうは問屋が卸してくれませんでしたね(笑)。


 再度申し上げますが、当ブログはミ・スエルテを「テスコガビー以来の大物」と見ています。


 競馬歴40年の筆者は1976年に競馬を始めたので、1975年の二冠牝馬テスコガビーの全盛期を見ていません。


 ところがぎっちょん、筆者が生まれて初めて買った馬券はテスコガビーだったのです!


 1976年5月、オークス以来の復帰戦となったオープンが筆者の生まれて初めての馬券でした。キリグリマとテスコガビーの連勝馬券一点買いが「さすらいの馬券師」のデビュー戦でした(笑)。


 以来、当ブログは、テスコガビーを超える大物牝馬を探し求めてきましたが、エアグルーブも、ウォッカも、ブエナビスタも、ジェンティルドンナもテスコガビーを超えてはいないと見ています。


 そのガビーを超える牝馬を遂に発見しました。競馬は40年やってみるものですね。


 テスコガビーの名前の由来となった馬主の隣家の「ガビーちゃん」もびっくりの、衝撃のレースぶりでした。



テスコガビー以来の大物


 当ブログはミ・スエルテを「テスコガビー以来の大物」と見ています。

 化けの皮が剥がれるか、当ブログの見方が正しいか、もうすぐ結論が出ますね。


 お楽しみに(笑)。



新馬展望 2016-2017 その46


 東京5レースはスマートファルコン産駒⑩リヴェルディ本命。スマートファルコン産駒は⑬スプラッシュスリーも出走していますので、BMSに注目します。スプラッシュスリーのBMSフサイチコンコルドに対してリヴェルディはフレンチデピュティ。BMSフレンチデピュティが3頭出走してきましたので、ここはリヴェルディ本命。フサイチ勢では⑥ワイルドソングのBMSがフサイチペガサスです。

 エンパイアメーカー産駒④ザッカリーアも気になるところですが、エンパイアメーカーは年明けのダート戦で狙うことにしていますのでここでは無視。


 京都5レースはキングズベスト産駒④トーホウレジーナ本命。当ブログが最も信頼している藤原英昭厩舎の所属です。厩舎の先輩エイシンフラッシュもキングズベスト産駒で、相性の良さを買います。藤原厩舎はゆっくり仕上げてきますが、10月23日京都5レースのベストアプローチも快勝しましたね。


 ディープインパクト産駒でドナブリーニの仔、すなわちジェンティルドンナの全妹ベルダムは買いません。ベストアプローチがトゥザクラウンを打ち負かしたのと同じ構図です。血統だけの人気先行型は買わない。


 東京6レースはディープブリランテ産駒④ホーププラウド本命。牝系三代目にレインボーアンバーの名を見ることができます。ダービー馬ウィナーズサークルはが着、ダービー2着のリアルバースデーは3着だった1989年菊花賞の2着馬ですよ。こういう血統に頑張ってほしい。


 京都6レースはストリートセンス産駒⑮シゲルライオン本命。今季のシゲルはアニマルシリーズ、百獣の王を持ってきました。


 京都7レースはPOG指名したディープインパクト産駒①クリアザトラック本命。マイルが合いそうな感じですね。




2016年11月4日金曜日

POG指名第九弾


 POG指名枠もあと2頭。

 何と金子真人HDを忘れていました。ということで、第九弾はクリアザトラック。


 母クロウキャニオンは07年産キラウエア以降毎年産駒を出産して全馬中央で勝利をあげています。しかも7頭で通算20勝、1勝馬はパラダイスリッジだけですね。


 重賞勝ち馬は2011年レパードステークスのボアレスと2013年弥生賞のカミノタサハラ。09年産マウントシャスタは2012年NHKマイルカップで2着入線ながら失格となりました。


 カミノタサハラは皐月賞で本命にした思い出の馬でもあります。

 ほぼハズレのない血統ですね。


2016年11月3日木曜日

走れムーア


 東京競馬場で天皇賞を観戦した方々は、勝利騎手インタビュー終了後、ライアン・ムーアがダッシュして帰っていったシーンをご覧になったことでしょう。

 ライアン・ムーアはメルボルンカップに騎乗するので、搭乗時間が迫った飛行機に乗るため、東京競馬場からダッシュして成田に向かったのです(笑)。


 その昔、「もーれつア太郎」の第71回に「走れニャロメロス」の回がありました。普段は憎まれ役のニャロメが結構感動的な役割を演じましたね。


 日本競馬を席捲する外国人騎手もニャロメ同様憎まれ役を演じていますが、モーリスの中距離適性を引き出したライアン・ムーアの騎乗には、当ブログは「感動した!」と絶叫させていただきます(←小泉か!)。



2016年11月1日火曜日

オトメノイノリ


 その昔、サンデーサイレンスの初年度産駒に「オトメノイノリ」というお馬さんがいました。

 オトメ(当ブログのこと)が南十字星にお願いしたお祈りは叶いませんでしたが、当ブログの本命フーショットザバーマンは16番人気の低評価ながら5着と大健闘しました。


 ここで、本日のスポニチに掲載された各評論家の本命馬の成績を見てみましょう。


 東京本紙鳥谷越氏の本命ボンダイビーチは13着。
 スポニチのエース万哲氏の本命ウィックローブレーブは22着。
 岡本氏の本命ギャラントゥは20着。
 浜田氏の本命ボンダイビーチは13着。
 本紙岡崎氏の本命ボンダイビーチは13着。
 オサム氏の本命ボンダイビーチは13着。
 梅崎氏の本命カレンミロティックは23着。
 村松氏の本命ジャメカは15着。
 高木氏の本命ウィックローブレーブは22着。
 海外競馬のオーソリティ合田直弘氏がデカデカとコラムに掲載した本命エクソスフェリックは8着。


 何と、名立たる評論家各氏の予想は、ド素人の当ブログ予想に勝てませんでした。


 当ブログは常々「競馬を分かっている人間などこの世にいない」と主張しておりますが、見事に証明されましたね(笑)。


 各人精進されますように、オトメ(当ブログのこと)は祈っています。


 個人攻撃ではありませんので念のため。



南十字星に祈る


 初めてのメルボルンカップはヤマニンバイタル産駒⑦フーショットザバーマン本命。

 BMSから、レインボウクエストの⑧ウィックローブレーブ、マキアベリアンの⑩ギャラントゥ、ドヨーンの⑪グランドマーシャル、パントレセレブルの⑬ハートブレークシティー、アレッジドの㉑シークレットナンバー。


 タカモト式は「Southern Cross」サザンクロスから③⑬㉓⑨⑥④。


 あとは南十字星に祈るのみ。



初めてのメルボルンカップ


 遂に、南半球の競馬にまで手を出す時代がやってきました。 

 豪州との縁は1990年の第10回ジャパンカップ、本年3月16日に亡くなったベタールースンアップの単勝を1万円買ったことです。前年、ニュージーランドの牝馬ホーリックスがジャパンカップを制し、今年は豪州が黙っていないだろうと読んだのです。ということで、命日馬券ワイド③-⑯を100円。


 本命は⑦フーショットザバーマン。ヤマニンバイタルの産駒です。


 1994年10月29日、阪神9レース布引特別、筆者の出資馬パーフェクトゲームが快勝し、2着ヤマニンバイタルを降しました。そうです、ヤマニンバイタルは日本で走っていました。ヤマニンバイタルはその後、鳴尾記念で2着に入線する活躍を見せました。


 フーショットザバーマンのお誕生日は11月2日、南半球ですねぇ~~、筆者と同じです(笑)。


◎ ⑦フーショットザバーマン
△ その他大勢


注)モーリスのように心中はしませんのでご注意ください。手広くいきましょう。あくまでもネタですから(笑)。


2016年10月30日日曜日

抜けろ!!


 府中の杜に当ブログによる「抜けろ!!」の絶叫が響き渡りました。

 当ブログの予想どおりモーリスが突き抜けました。強かったですね。


 このレースを目の前で見ない人は不幸であったと思います。



*当り馬券の山。本日はモーリスと心中しました(笑)。