2017年2月27日月曜日

ウルトラ小粒


 1978年は勝ったファンタストが皐月賞を制し、2着のサクラショウリがダービーを制覇。1984年は一番人気ビゼンニシキと二番人気シンボリルドルフによる火の出るような激闘。90年代もフジキセキやスペシャルウィークが快勝。2000年代に入ってもアグネスタキオン、ディープインパクト、昨年ですらマカヒキが快勝してきた伝統のクラシックトライアルが、なんとも情けないメンバー構成に零落れました。

 ウルトラソウル、ではなくウルトラ小粒で争われる今年の弥生賞は、勝つ馬を予想するより一番人気を予想する方が難しい。一番人気のオッズを予想するのは更に難しい。当ブログは5.2倍と予想します。よくて4.8倍でしょうね。



2017年2月26日日曜日

もっと惜しかった!!


 江東区東雲地方に「ヤッさん!ヤッさん!」の悲痛な叫びが響き渡りました。ご近所の方にはご迷惑をおかけしました(笑)。

 菅原泰夫厩舎最後の勝負となったダンディーレイは後方から追い込んできましたが惜しくも2着。最後まで魅せてくれましたね。



惜しかった!


 ロゴが粘り切ったかと見えたところ最後に交されちゃいました。

 これは納得の負けです。レース途中、ロゴがまだ逃げている時、カラスが後押ししてくれましたね。グリーンチャンネルの画像を見た方は気づかれたことでしょう。あのカラスが、ブルボンに見えました。



炎の単勝百番勝負! その15


 その15は2月26日中山11レース「中山記念」。

 本命は⑨ロゴタイプ。


 ブルボンの後押しを受けて逃げ切ると見ました。



炎の単勝百番勝負! その14


 その14は2月26日阪神9レース「すみれステークス」

 本命は④レイトブルーマー。


 長浜博之調教師の最後の勝負になります。


 1979年オークス、◎アグネスレディー、〇ナカミサファイヤの一点勝負は当ブログ史上最高の予想として現在でも燦然と輝いています。レディーの娘アグネスフローラは桜花賞でケリーバッグと一点勝負、オークスはエイシンサニーと一点勝負で的中。フローラの息子アグネスタキオンはサンデーサイレンスの最高傑作であると判断して初年度産駒への出資を決め、数頭の候補から選んだのがブルメアマキアベリアンの「ソニンクの03」ルミナスポイントでした。ルミナスポイントは5勝をあげて当ブログの一口馬主史上最高傑作となり、その娘ジューヌエコールがGⅡデイリー杯2歳ステークスを制して、一口馬主歴34年目にして初の重賞制覇となったのです。


 一介の馬券師で、アグネス一族にこれだけ長く深く関わってきた輩は他には存在しないでしょう。ということで、長浜師最後の勝負に賭けます。今週はミホノブルボンを追悼して馬券は買っていませんが、長浜師のラストレースであれば、ブルボンも許してくれるのでは(笑)。



2017年2月25日土曜日

坂路の申し子



 ミホノブルボン号の
訃報が伝わっています。

 戸山師に坂路で鍛えられ、くっきりと筋肉の筋が浮かぶ馬体は迫力満点パパでした。


 小島貞博騎手を背に、逃げて逃げて逃げまくりました。以前勤めていた会社で大阪勤務時代、ミホノブルボンの三冠がかかった菊花賞を京都競馬場に見に行きました。


 マグニチュードにブルメアシャレーの血統では勝てないことは分かっていましたが、ミホノブルボンの単勝以外買う気はありませんでしたね。


 ライバルライスシャワーが非業の死を遂げ、戸山師も亡くなり、小島貞博騎手も亡くなられ、ミホノブルボンもあの世に旅立ちました。今週は喪に服しますので、馬券は買いません!


2017年2月19日日曜日

傷だらけの天使


 当ブログの読者であれば、現在「BS12 トゥエルビ」でやっている「傷だらけの天使」をご覧になっていることでしょう。

 ショーケンが住んでいる部屋がどこにあるのか気になっている御仁も多いかと思料しますが、判明しましたのでご報告させていただきます。


 第7回「自動車泥棒にラブソングを」において、ショーケンの部屋から総武線が向こう側から進行方向右曲りに入ってくる場面が見えるシーンが確認できます。右方向に見える線路は山手線ですね。次のシーンでは総武線の左側を中央線が走っている場面が確認できますので、ここは「代々木」で間違いありません。


 何で断言できるの?


 はい、ここは筆者の高校時代の通学路だったからです。


 千葉県市川市国分から京成バスで国鉄市川駅に出て、40分総武線に乗って代々木まで行き、山手線に乗り換えて渋谷駅に行き、東横線で神奈川の高校まで通っていました。約1時間45分の道のりです。なので、代々木駅の光景は身に染み付いています。だから、分かります。


 「傷だらけの天使」のオリジナル放送は1974年10月5日から1975年3月29日まで。筆者が高校に通っていたのが1974年4月から1977年3月まで。筆者が代々木駅を通って高校に通学していた頃、あそこでロケが行われていたのですね。


 1974年のダービー馬はコーネルランサー、1975年はカブラヤオー、1976年はクライムカイザー、1977年はラッキールーラでした。



納得の負け


 う~ん、これなら納得の負けですね。

 レース振りからもエピカリスには将来性は感じられない。


 どこかで、アディラートの巻き返しがあると思いますよ。


炎の単勝百番勝負! その13


 その13は2月19日東京9レース「ヒヤシンスステークス」。

 本命は⑦アディラート。


 圧勝続きの②エピカリスが断然人気を集めていますが、時計の裏付けがないので負けると考えています。



2017年2月18日土曜日

ダートの鬼


 ゴールドアリュール号の訃報が伝わっています。

 近年ではあまり使われなくなった「ダートの鬼」でしたね。


 当ブログが競馬を始めた頃、グレートセイカンが「ダートの鬼」と呼ばれていました。まだまだ芝に比べて格下に見られていた時代でしたが、ゴールドアリュールが現在のダート競馬隆盛時代の礎を築いたと言えるでしょう。


 明日のフェブラリーステークスには産駒のゴールドドリームとコパノリッキーが❷枠に同居しました。当然、枠連❷枠総流しで勝負します。



ドンキへGO!


 レッツラゴードンキ!



*炎の百番勝負12戦5勝!


炎の単勝百番勝負! その12


 その12は2月18日京都11レース「京都牝馬特別」。

 本命は⑩レッツゴードンキ。

 ここはドンキが桜花賞以来の勝利と見ます。



炎の単勝百番勝負! その11


 その11は2月18日東京8レース「4歳上1000万下」。

 本命は⑨ブルーボサノヴァ。


 勝った3勝は直線の長い東京で2勝と新潟で1勝。この斤量差なら、府中の追込みを得意とする菜七子が差し切ると見ます。



2017年2月12日日曜日

苫小牧市白鳥アリーナ


 アイスホッケー女子「スマイルジャパン」が平昌オリンピック出場を決めました。おめでとう!!

 何でホッケーネタかって?そこのあなた、そんなことも分からないで競馬をやっているんですか。それじゃ~馬券は当たらないでしょうね(笑)。


 会場の「苫小牧市白鳥アリーナ」のフェンスに掲げられている広告は「Panasonic」、「Daiwa Hause」、「NTTドコモ」、「森トラスト」「トヨタ自動車北海道」、「太陽生命」などの大企業に交じって、


 「社台スタリオンステーション」


の広告が掲載されているんですよ。


 これは注意力、洞察力の問題です。この程度のことに気付くことのできない者には、馬券は当たりません!


炎の単勝百番勝負! その10



 打ち止めを取りやめてその10は2月12日京都11レース「京都記念」。


 本命は③マカヒキ。


 理由はいらないでしょう(笑)。



ちぇっ!


 レッドアーサーはサトノマックスに敗れて2着。

 時計は酷すぎますね。昨日の未勝利戦は1.35.0、クイーンカップは1.33.2で、まだラップを見ていませんので何とも言えませんが今の時計の出る府中で37秒台では将来性なし。


 本日はこれで打ち止め。


炎の単勝百番勝負! その9



 その9は2月12日東京4レース「3歳新馬」。


 本命は④レッドアーサー。


 先々週の除外時はディープインパクト産駒と勘違いしていましたがキングズベストです。サトノマックスは熱発明けに加えて、そもそもこの血統は初戦は走りませんので何で一番人気になっているのかが不思議。



2017年2月11日土曜日

さすがはBBC


 アホのミックスとドランプのパフォーマンスを、BBCは皮肉を込めて「ぎこちないハグ」と伝えています。

 傀儡政権と親分の関係に、「信頼」などは存在せず、「主従関係」が存在するだけです。


 さすがはBBCですね。よく分かっていらっしゃる。



相手関係


 これまで戦ってきた相手関係の比較から、アドマイヤミヤビが勝つと予想するのは容易でしたね。

 もちろん、相手関係を正確に把握できなければ馬券など当たる訳はありませんが(笑)。




*「炎の単勝百番勝負!」はこれで8戦4勝となりました。


炎の単勝百番勝負! その8


 その8は2月11日東京11レース「クイーンカップ」。

 本命は⑮アドマイヤミヤビ。


 負けた相手が阪神JF2着のフローレスマジックより、負かした相手が京都2歳S、ひいらぎ賞を制したアドマイヤミヤビの方が上と見ました。


 レーヌミノルを物差しに、JF組との力関係も測れそうです。


買えなかった


 実況のとおり一頭脚が違いましたね。

 前走は「百番勝負」で本命に推したアドマイヤリードが1000万下に続いて1600万下も連勝。


 クラス上りに加えて、福永の怪我により武幸四郎への乗り替わりということで今回は見送りました。


 これは重賞まで一気に行きますね。


 勢いには乗らなければならないのに、ここは買えなかった。


2017年2月5日日曜日

アーサーからルーラーへ


 当ブログがアーサーよりスケールが上と書いた3時間後、早くもそれが証明されました。

 冬場の競馬ではこんな事は日常茶碗蒸し。当ブログが、シーズンオフ制を導入してこの時期の馬券を買わない理由はここにあります。


 時代は、アーサーからルーラーへと進展しました。



惜しい!!


 東京4レースは1番人気のエグジットラックが快勝して5着まで人気順どおりの決着。

 更に6着は6番人気のジャイアンヴォーグ、7着は7番人気のグロールタイガーとここまで完全人気順。


 ドンベの11着も11番人気のクリノアミナ。8着が10番人気のゴールドノーブルで9着は8番人気のディープサミットで10着は9番人気のセイカファシノーザでした。


 8着のゴールドノーブルが自重して10着だったら1着から11着まで完全人気順決着だったのにぃ~~~!


 惜しい!!



2018年凱旋門を狙え!


 東京5レースは当ブログの予想どおりサトノルーラーが快勝。

 2017年1月8日付け「注目馬登場 」に書かせていただいたように、この馬が完成するのは古馬になってからであると考えています。理由は、5代目までにクロスを持たない完全アウトクロスにあります。クラシック向きではありませんね。


 ダイヤモンドよりも、アーサーよりも、クラウンよりもスケールは上だと思います。早ければ青葉賞から日本ダービーもありますが、狙うは2018年凱旋門賞です!



*「炎の百番勝負」3勝目。


炎の単勝百番勝負! その7


 その7は2月5日東京5レース「3歳未勝利」。

 本命は⑪サトノルーラー。


 1回早いかもしれませんが、ここを勝てば青葉賞からダービーを想起してしまう。



「ヴ」?


 大魔神の馬に「ヴ」が付くので、「ヴ」が付けば何でも走ると勘違いしている諸兄に警鐘を発しましょう。

 現在日本で登録されているフランケル産駒7頭のうち、クーファディーヴァ、ファヴォーラ、イルーシヴハピネスの3頭は馬名に「ヴ」を持ちます。


 ところがぎっちょん。クーファディーヴァは初戦12着の後、続戦の目途が立たず。ファヴォーラも初戦8着の後、音沙汰がありません。イルーシヴハピネスはようやく入厩しましたが牝馬で560キロではデビューできるか疑問です。


 フランケル産駒で走っているソウルスターリングとミ・スエルテは馬名に「ヴ」を持ちません。

 どうです?「ヴ」さえ付けば何でも走ると勘違いしているそこのあなた、考え方をお改めになられますか(笑)。



2017年2月4日土曜日

なかなか面白いレース


 東京6レース新馬戦はなかなか面白いレースでしたね。

 先週6頭除外されたディープインパクト産駒のうち4頭が出走。更に、
ディープ産駒でスイープトウショウの仔⑯スイーズドリームスも出走してきて、今週はディープ産駒が5頭揃いました。

 まだ写真判定中ですが、勝ったのは11番人気のヴィクトワールピサ産駒⑮ピサノベルベットのようで、2着、3着も人気が無いディープ産駒⑤イムノスと④レーヌジャルダンに見えますので3連単180万馬券の可能性が高い。


 人気の⑯スイーズドリームス、⑥モクレレ、⑭レッドヴィクターも差のない上位争いで期待をつなげました。



フランケル弱し!!


 みんなが大好きなフランケル産駒ライズイーグルが京都6レースに登場。ドンベ争いを頑張っていました。

 フランケル産駒はソウルスターリングとミ・スエルテだけであると思い込みたい関係者が数多く存在しますが、ドンベ争いで頑張るライズイーグルもフランケル産駒であることをお忘れなく。



炎の単勝百番勝負! その6


 その6は2月4日東京7レース「3歳500万下」。

 本命は⑭ミセスワタナベ。


 デビュー戦はダートで大逃げを見せての逃切り。芝も試そうとした前走は追い込んで2着同着。ダートに戻ったここは差し切ると見ます。


 「ミセスワタナベ」とはFXマーケットで活躍する個人投資家の「総称」で、ドランプ騒動で右往左往する為替市場ではありますが、ボラの高い相場こそ腕の見せ所となります。



2017年2月3日金曜日

母と子の絆


 ポール・サイモンがS&Gから独立してソロとしての初ヒットが「mother and child reunion」(邦題:母と子の絆)でした。

 競馬において、母馬とその仔馬の関係はどうあるべきかを考察してみましょう。


 当ブログは、遺伝するのは「先天的能力」だけであると考えています。走った母親の仔は、必ず過剰な期待を集めるものですが、その母親が「先天的素質」によって走ったのであればその能力は仔馬に遺伝しますが、「後天的努力」によって培われた部分は遺伝しません。


 競争能力に優れた上に繁殖牝馬としても成功した繁殖牝馬と、競争能力に優れていたものの殖牝馬としては成功しなかった事例を検証してみると、簡単に解は見出せますね。


 ハギノトップレディ(G1馬ダイイチルビーの母)、マックスビューティ(G1馬ココロノアイの3代母)、キョウエイマーチ(皐月賞2着トライアンフマーチの母)、ビワハイジ(アドマイヤジャパン、アドマイヤオーラ、ブエナビスタの母)などが、典型的なスピード型繁殖牝馬です。


 一方、メジロラモーヌ、ウォッカなどの、後天的努力によって底力を蓄えていった牝馬の仔は走らないのです。


 では、何故ビワハイジの仔ブエナビスタの仔は走らないのか。


 当ブログは、ブエナビスタはビワハイジから受け継いだスピードを有することは否定しないものの、ブエナビスタの競走成績は「後天的努力」によりもたらされたものであると考えています。なので、コロナシオンが走らないことを見抜くことができました。


 ビワハイジの現役時代を知る人も残り少なくなってきたと思います。当ブログは、1995年阪神3歳牝馬S(G1)を、ビワハイジから流してエアグルーヴも仕留め、馬連27.9倍を特券2枚ゲットしました。何とビワハイジは4番人気でエアグルーヴは3番人気だったのです。1番人気は今では誰も知らないイブキパーシヴ、2番人気もほとんど知られていない当時の評判馬ゴールデンカラーズでした。先天的スピードに優れたビワハイジのレース振りは、後天的努力により培われたブエナビスタの勝負根性とは全く別物でした。


 結局のところ、母馬の競走成績など、産駒にはほとんど遺伝しません。その潜在的スピード能力の部分だけが遺伝します。