2014年10月27日月曜日

ザ・対決! その3





 「匠の視点」の本命は例によって一番人気のワンアンドオンリー。折角「私が打った印の中では☆②トーホウジャッカル、△サトノアラジンがもし勝つようなら・・・」と書いているのに何故一番人気に固執してトーホウジャッカルを本命にしないのでしょうか。果たして競馬ファンが「匠の視点」に求めているのはそんな保守的予想なのでしょうか?


 「匠の視点」の「ワンサイドの二冠」も本紙鳥谷越の「ワンアンド距離も問題なし」もどこかで聞きましたね。そう、オークスのハープスターでも同じようなことを言っていました。折角当ブログが2014年5月25日付けブログ「ハープスターの負け方」で的確に指摘し、先週の「ザ・対決! その2」で「当ブログはワンアンドオンリーをヌーヴォレコルトほどは信用していない」と明言しているのを参考にしないとは当ブログを侮辱するにも程があります(笑)。

http://luminn.blogspot.jp/2014/05/blog-post_2345.html



 「井上オークス」はワンアンドオンリーの単勝で勝負しました。「1万円。いや、土曜の馬券次第で、3万円ぶち込む!」と張り切っていましたが、土曜の馬券次第なら多分1万円だったでしょう(笑)。早くも大崩れに近づいてきました。通常、井上オークスは穴馬単勝大ハズレ~を続け、本命馬に戻って起死回生の一発を放つのですが、今季は本命馬回帰が早過ぎましたね。もう少し我を通してもらいたかった。何か編集上のしがらみでもあったのでしょうか。



 当ブログが単勝以外(複勝とワイドを除く)の全ての馬券を制覇したことは既報のとおりですので重複は避けます。先週の「ザ・対決! その2」に書いたとおり、「得意の長距離穴馬」を炸裂させました。



*対戦成績 「さすらいの馬券師」1勝vs「匠の視点」1勝vs「井上オークス」0勝。





*サウンズオブアースの単勝だけハズしました(笑)。









 

大当た~り~~



 既報のとおり本日は東京競馬場の馬主席で観戦してきました。馬主席に行くのは中山競馬場以来30年ぶりです。


 まず一言申し上げたいのは、馬主のレベルの劣化にあきれ果てたということです。お金を持っていらっしゃることは認めますが、人としての礼節を欠いていますね。



 それはさて置き、菊花賞は3連単をクリーンヒット、「何でこれが59,220円もつくの~」という感じです。本日はスポニチを持っていくのを忘れ、レープロだけしか見ていません。オッズも見ないで買っていました。そもそも、馬券を買うよりも競馬博物館で開催されている「英国ジョッキークラブ秘蔵 競馬絵画展」を見る方がはるかに有意義でした。こちらは別途特集する予定です。


 東京競馬場に行くときは、終わってから近くに住んでいる競馬好きの友人と飲みに行くのが恒例となっているのですが、そいつの感想も「珍しくオーソドックスな予想でしたね~」でした。何でそれが59,220円もつくのでしょうか(笑)。


 ネットで買ったのは3連単フォーメーションだけですが、現地では馬連、枠連、馬単も的中しました。単勝はサウンズオブアースを買っていたので完全制覇はなりませんでしたが。現地で払い戻してきたためこちらの物的証拠はありませんので話だけにしておきましょう。


 菊花賞は1977年にプレストウコウを本命にして以来最も得意にしているクラシックです。血統派にとっては意外に簡単な馬券が多いですよ。これも、1976年のグリーングラスに教えてもらったものです。マイラー系のトウショウボーイ、中距離系のクライムカイザー、完成前のテンポイントを蹴散らしてグリーングラスが内からスルスルと伸びてきたあの菊花賞で血統派に目覚めたのです。



 本日の1、2着は極めてオーソドックス、問題は3着のゴールドアクターの目を取るか否かにかかっていました。「匠の視点」も「スポニチ本紙」もゴールドアクターを無視し、当ブログは連下に押えた、この差はどこから来るのでしょうか。今年の菊花賞は「血統派でも食指の動く馬がいない」というのが一般的でした。当ブログも「今年はつまんねぇな~」と思ったのは事実です。しかし、ここからもう一歩突っ込むか否かが明暗を分ける結果となりました。


 もっとはっきり言うと、ゴールドアクターの父スクリーンヒーローが菊で通用するステイヤーを輩出するか否かをどう判断するかがポイントだったのです。出走馬18頭を見渡して、菊で馬券の対象になりそうな種牡馬の仔はいません。唯一頭、スクリーンヒーローだけにその可能性を見出すか否かが勝負の分かれ目でした。スクリーンヒーローの父グラスワンダーはサンデーサイレンスと同じくヘイルトゥリーズン系ですが、サンデーサイレンスがヘイルトゥリーズン-ヘイローだけに対して、グラスワンダーはヘイルトゥリーズンからロベルト-シルバーホークを通じているのです。サラブレッドは代を重ねる程その能力を進化させていきます。同じヘイルトゥリーズンを起源としても、ロベルト-シルバーホークと、ヘイローだけでは月とスッポン以上の差があります。これが理解できるか否かが明暗を分けたのです。


 スクリーンヒーローの母はランニングヒロイン、その母はダイナアクトレスです。ランニングヒロインは体質が弱く競走馬としては使い物になりませんでしたが、繁殖牝馬としてはスクリーンヒーロー以外にもリメンバードリーム、センターステージと、渋い活躍をした産駒を産んでいます。因みにリメンバードリームとセンターステージは筆者と仲のいい先輩が一口馬主でした。ダイナアクトレスに関してはここで説明するまでもありませんが一言だけ触れておきます。1987年のジャパンカップに出てきた時は「さすがにちょっと無理だろ~」と思いました。ところがぎっちょん、何と3着に突っ込んできたのです。社台の吉田さん(照哉だったか?)が「勝負はやってみなくては分からない。だからやるんです。」とコメントしていたことをはっきりと覚えています。


 スクリーンヒーローが菊で通用するステイヤーを輩出するか否か、「勝負はやってみないと分からない。」だからやってみました。それだけのことです。今後も続けますが(笑)。




*3連単フォーメーション②④⑮-②④⑥⑭⑮-②④⑥⑩⑫⑭⑮⑰の72点買い。会心のヒットでした。


















 

2014年10月26日日曜日

菊花賞 2014




  本日は東京競馬場馬主席からお伝えします。


  本線は②トーホウジャッカル、④サウンズオブアース、14トゥザワールド、15ワンアンドオンリー。


  連下に⑥ショウナンラグーン、10ゴールドアクター、12タガノグランパ、17ヴォルシェーブ。

 
 3連単フォーメーションでいきます。


 










くるみ賞 2014





 ここは①ダイワエキスパート、④スペチアーレ、⑤ニシノラッシュ、⑧ロンバルディア、⑪デュアルメジャー、⑫アポロノシンザンのボックスでいきます。


 アイビーステークス的中のお陰で3連単ボックスまで買う余裕がありますが、6頭ボックスですからまぁ馬単にしておきましょう。3連複はニシノラッシュが来たらつきませんからちょい負けも想定して連単にしたいところですね。




 

なでしこ賞 2014




 本命はヤマボウシ賞もほぼ勝っていた⑧ワンダフルラスター。ダート短距離ならキャプテンシップ以外には負けないと思います。


 相手は人気上位ですが「B」評価の①フォンタネットポーと⑩ブルドッグボス。ブルドッグは連闘となりますが、函館2歳ステークスも連闘のアクティブミノルが勝ったことを忘れていませんか?


 ヤマボウシ賞では5馬身出遅れながら差の無い5着に突っ込んできた⑦ラブミークンと未勝利勝ち上がりの④アイファーサラオーに加えて、「B」評価の⑤グラブザフラッグもまだ見捨てません。


 3連単1着固定⑧から①⑩⑦④⑤に流します。余裕があればマルチもお忘れなく。




 

2014年10月25日土曜日

新馬展望 2014-2015 その44 10月26日(日)




 福島第5レース芝1200m16頭立てはショウナンカンプ産駒⑪ハイピュアリティの複勝を100円買います。



 京都第4レースダート1400m12頭立てはゴールドアリュール産駒⑩ティアップブロンドの複勝を100円買います。


 京都第5レース芝2000m15頭立てはアドマイヤムーン産駒④ミスズダンディーの複勝を100円買います。母はティコティコタック、その父はサッカーボーイです。


 サッカーボーイをマイラーと勘違いしている御仁が数多くいるようなので真実をお伝えいたしましょう(笑)。筆者が一口馬主だったサッカーボーイの弟・パーフェクトゲームも最初は短距離戦を中心に使われていましたが、ダート1700mと芝2500mで活躍するという個性的な馬で4勝して準オープンまでいきました。「パーフェクトゲームは父がリアルシャダイだからステイヤー血統じゃないか~」とチャチャが入りそうですが、サッカーボーイの父ディクタスも本質的には長距離系だったのです。ディクタスはステイゴールドのブルメアに入って長距離系が証明されましたね。ステイゴールドの父サンデーサイレンスは万能型ですが母系の良さを出すことで知られています。


 サッカーボーイが長距離系であったことは種牡馬になってから証明されました。91年産はキョウトシチーがダート中長距離系、ゴーゴーゼットがGⅡ専門の中長距離系。96年産ナリタトップロードは菊花賞馬となり阪神大賞典を2回勝つなど明らかにステイヤー、春の天皇賞は3年連続3着でした。99年産のヒシミラクルは菊花賞と春の天皇賞に勝ったステイヤー、2000年産のアイポッパーもステイヤーズステークスと阪神大賞典に勝ったステイヤーでした。


 菊花賞の日には菊花賞御用達血統だったサッカーボーイがブルメアで秋華賞馬ティコティコタックが母となるミスズダンディーの複勝を買いましょう。最低人気に近そうですが(笑)。



 
 東京第3レースダート1600m14頭立てはゼンノロブロイ産駒①アグスタの単勝を500円買います。母ソニンクは最早ソニンク系を形成していると言っても過言ではない活況を呈しています。



 東京第4レース芝1600m15頭立てはメイショウサムソン産駒④ペンタプリズムの単複を500円ずつ買います。母ルミナスポイントは5勝してオープンまで上り詰めたソニンクの代表牝駒で、牡馬に良馬を輩出しているソニンクの牝系を発展させていくのはルミナスポイントで間違いありません!


 当ブログのタイトル「ルーミンのたてがみ」の「ルーミン」は筆者が一口馬主であったルミナスポイントの筆者家における愛称です。


 明日は東京競馬場の馬主席で観戦してきますので、新馬展望は本日アップします。馬主席に行くのは約30年ぶりです(笑)。









 

アイビーステークス クリーンヒット報告




 東京9レース・アイビーステークスは当ブログが主軸に推した3頭のうちコスモナインボールが1着、スワーヴジョージが2着、並列評価のロジチャリスが3着。馬単22,000円と3連単89,600円を的中させていただきましたのでご報告いたします。


 このレースはハイペースで流れることが予想されました。一番人気のロジチャリスの前走は超スローペースで2着、今回はペースに戸惑うのではないかと読んだ訳です。


 2着のスワーヴジョージは当ブログの「AAA」評価であることはご案内のとおりですが、札幌2歳ステークスは10着と惨敗しました。まぁ、レースの流れに乗れなかったことは多くの方が指摘していたとおりだと思います。1戦だけで見限った人はこのレースを取ることはできなかったでしょうね。当ブログは信念を持って当ブログの評価に従い淡々と馬券を買っていきます。



 勝ったコスモナインボールは所詮マイネルですから2歳戦で稼げるだけ稼いでおこうという方針です。これで3勝目となりましたが将来性は感じませんね。ここまでの馬だと思います。一方、スワーヴジョージは抜け出せそうにない位置取りから次元の違う末脚を発揮して2着、これで「クラシックに乗った」とは断言できませんが、楽しみなってきたことだけは事実です。





*馬単22,000円をヒット!







*3連単89,600円をヒット!







 

アイビーステークス 2014



 8頭立てながら見逃せないメンバー構成です。


 ⑥スワーヴジョージはハービンジャー産駒の勝馬第一号。当ブログの「AAA」評価は買い被り過ぎたかもしれませんが、その後のハービンジャー旋風をものの見事に予言しました。③フォワードカフェは「A」評価で札幌2歳ステークスでも好勝負しています。④コスモナインボールは前走アスター賞で「A」評価のテンダリーヴォイスに競り勝って唯一の2勝馬ですが全く人気なし。負かした相手が牝馬で1800mのデビュー戦に惨敗しているからでしょうか?


 この3頭を上位に見て、トーセンバジルと並ぶ「強い未勝利勝ち上がり」組の⑧ロジチャリスと「B」評価⑦ドラゴンヴァースまでは同格、1500mで「B」評価の①ダイトウキョウと未勝利勝ち上がりの⑤レッドルモンドを連下に考えます。









 

新馬展望 2014-2015 その43 10月25日(土)



 京都第4レース芝1400m(牝馬)18頭立てはゼンノロブロイ産駒⑩オメガハートソング断然ムードですが、タカモト式なら同じくゼンノロブロイ産駒⑰ヴィブラートで音楽つながりになります。ということで、枠連❺-❽と抑えの❶-❺を100円買います。


 京都第5レース芝1600m16頭立てはBirdstone産駒の外国産馬④ストーンウェアの単勝を500円買います。母アンティックオークションは仔出しが良くストーンウェアが13頭目の産駒、96年産インディアナカーヴ(父A.P.インディ)が5勝、01年産アンティークコイン(父シアトリカル)が5勝、04年産ドリーミーペガサス(父フサイチペガサス)が4勝と活躍馬を輩出している米国社台が誇る名繁殖牝馬です。異なる父による4頭目の活躍馬となるのではないでしょうか。



 東京第4レース芝1600m(牝馬)18頭立てはディープ祭りです。ディープインパクト産駒⑨フロレットアレー、③トリノレージョ、⑭センリツの馬単ボックスと3連単ボックスを100円買います。


 東京第5レース芝1800m16頭立てはマージュ産駒⑩サトノクラウンの単勝を100円、ディープインパクト産駒③アンタラジーとの馬単ボックス③⇔⑩を100円買います。










 

2014年10月24日金曜日

新馬展望反省会 第20週




 土曜日福島5レースはテイエムフタエマルが芝1800m(良)を1.51.6、上り34.7秒で逃切り。スタートから先頭に立ちそのまま逃げ切る。前残りの展開に恵まれた。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。



 土曜日京都4レースはペプチドウォヘッド がダート1800m(良)を1.54.8、上り36.3秒で直線抜け出し。中断から直線は独走となった。先に抜け出した一番人気のエイシンチャーターを捕えるとあとは離す一方。「A」まではどうかということで「B」評価とする。スポニチも「B」評価でした。


 土曜日京都5レースはグランデサムライが芝1200m(良)を1.09.2、上り34.5秒で逃切り。ダッシュよく飛び出し先頭に立つとそのまま逃げ切る。直線もよく粘っており、短距離戦では目が離せない。当ブログの評価は「B」、スポニチは「C」評価でした。


 土曜日東京3レースはナリタスターワンが芝1400m(良)を1.23.1、上り33.9秒で直線抜け出し。中段に付けて直線内から抜け出す。ほぼ同じ位置取りの一番人気マリオーロとは瞬発力の違いを見せつける。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。


 土曜日東京4レースはコアプライドが芝2000m(良)を2.02.8、上り34.5秒で直線抜け出し。先行集団の後ろに付けて直線抜け出す。追ってしっかり伸びて一番人気のベルセヴェランテとの競り合いを制す。当ブログの評価は「B」、スポニチも「B」評価でした。



 日曜日京都4レースはブルドッグボスがダート1200m(良)を1.13.5、上り36.8秒で逃切り。向こう正面で先頭に立つとそのまま逃げ切り。追ったのは抜け出すときだけで終始余裕の手応え。当ブログの評価は「B」、スポニチも「B」評価でした。


 日曜日京都5レースはエイシンライダーが芝1800m(良)を1.49.0、上り34.8秒で差し切る。二番手から直線抜け出し。前残りの展開でペースにも恵まれたか。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。


 日曜日東京4レースはランディングバースがダート1400m(良)を1.26.9、上り37.2秒で逃切り。好スタートから先頭に立ちそのまま逃げ切る。5馬身、5馬身、4馬身の圧勝。力関係が不明で「B」評価とする。スポニチも「B」評価でした。


 日曜日東京5レースはグレイトフルデッドが芝1600m(良)を1.37.5、上り35.2秒で差し切る。先行して直線差し切る。ゴール前数頭が横に広がる混戦を制した。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。









 

2014年10月20日月曜日

ザ・対決! その2





 「3連複の池江」が復活しました。「匠の視点」は本命一番人気ヌーヴォレコルト、対抗四番人気タガノエトワールで3連複を的中、1歩リードしました。「常識的には対抗」とした二番人気レッドリヴェールを△に落としたのが的中した要因です。人気でも自分がいらないと思ったら軽視するという基本を理解されたようです。競馬に常識は禁物ですね。業界人にはこれが仕事かもしれませんが、一般人は日常の仕事を離れ非日常を求めて馬券を買い求めるのです。業界人の生活は、一般人が非日常を求めて購入する馬券のテラ銭によって成り立っているものです。決して一部の馬主の馬購入資金によって成り立っているものではないことを知るべきでしょう。業界を離れて、馬券を買える一般人の立場になってこそ分かる競馬の神髄があるのです。


 当ブログの本線は④ヌーヴォレコルト⇔⑫タガノエトワールの馬単裏表でした。3連複も少し買っていましたが馬単裏表をしこたま買っていましたので的中とは認めません。タカモト式でもヌーヴォレコルトとタガノエトワールと出ましたので‟自信の鞍”だったのですが。万哲の本命ショウナンパンドラを軽視したのが致命傷でした。


 井上オークスは早くも瓦解寸前です。例によって単勝1万円!のバウンスシャッセは当ブログがオークスで本命にしていました。一度調子を崩した牝馬は立ち直るのに時間がかかります。



 今週は菊花賞です。本命ムードになると「匠の視点」が本領を発揮してきます。当ブログはワンアンドオンリーをヌーヴォレコルトほどは信用していないので、得意の長距離穴馬を炸裂させる可能性があります。



*対戦成績 「さすらいの馬券師」0勝vs「匠の視点」1勝vs「井上オークス」0勝。




 

2014年10月19日日曜日

タカモト式秋華賞




 タガノエトワールの母シーサイドブリーズからはどうしても倉木麻衣の「Feel fine!」のメロディが頭をよぎってしまうとお伝えしたところです。シーサイドブリーズの母サマーベイブ、その母ダイナフェアリーの代表産駒がサマーサスピションですが、「サマーサスピション」の馬名は1984年にヒットした「SUMMER SUSPICION」に由来します。


 「SUMMER SUSPICION」は「杉山清貴&オメガトライブ」の楽曲です。ここでピンと来ればタカモト式の達人と言えるでしょう。ヌーヴォレコルトの母は‟オメガ”スピリットです。今年の秋華賞は「Feel fine!」と「SUMMER SUSPICION」つながりで、④⇔⑫で決まりでしょう(笑!)。





 

秋華賞 2014



 ④ヌーヴォレコルトを切るつもりはありません。相手は何かが重要です。


 相手は⑫タガノエトワールでいきます。ローズステークスの上位馬は全て先行勢、その中からヌーヴォが抜け出し、ヌーヴォを上回るメンバー最速の上りで突っ込んできたのがタガノエトワールでした。未勝利を勝ったばかりの15番人気ですから出てきた理由は出走権を確保することのみ、通常そのような手合いはいくらでもいますが目的を達成できることはありません。狙い通りに2着に来れたことが力の証明であると考えます。


 母系を辿っていくとダイナフェアリーからファンシミンへと連なる社台ファームゆかりの血統です。ファンシミン系は以前はダイナフェアリー自身のようにG1では少し足りないイメージでしたが、2005年3月27日にダイナシュートの仔アドマイヤマックスが高松宮記念を制すと4月10日にはダイナシュートの孫ラインクラフトが桜花賞を勝ち、翌2006年にはダイナシュートの妹サマーワインの孫ソングオブウインドが菊花賞を勝つこととなります。ファンシミン系ではシャダイマインの系統からG1馬が続出しましたが、ファンシーダイナの系統を代表するダイナフェアリーからG1馬が誕生しても全く不思議ではありません。


 タガノエトワールの母シーサイドブリーズはその母サマーベイブを通じてダイナフェアリーに辿り着きます。ダイナフェアリーの代表産駒サマーサスピション(1995年青葉賞)など、ファンシミン系には「夏」をイメージする馬名が多く見られます。シーサイドブリーズもその一頭ですが、筆者はどうしても倉木麻衣の名曲「Feel fine!」のメロディが頭をよぎります。資生堂の「SEA BREEZE」のCMソングに起用された「Feel fine!」の歌詞に「sea side」が登場するのですが、「sea side ♪Yeay♪」の部分を「シーサーイド♪ブリ~~ズ♪」に替えて唄ってしまいます(笑)。



 ということで、馬単ボックス④⇔⑫を中心に、連下には⑩マイネグレヴィル、⑪ペイシャフェリス、⑬パシフィックギャル、⑮ハピネスダンサー、⑰リラヴァティなどを考えていますが、面倒なので総流しにしましょう。





 

もみじステークス 2014




 京都9レースは伝統の2歳特別、もみじステークスです。


 前身のもみじ賞時代は1975年にテンポイントが勝っています。次走が阪神3歳ステークスで伝説の杉本節「見てくれこの脚、見てくれこの脚、これが関西の期待テンポイントだ!」につながります。87年のもみじ賞はサッカーボーイが勝ち、テンポイント同様次走の阪神3歳ステークスでテンポイント以来の強さを見せつけました。引き絞った弓からビューンと矢が放たれるようなサッカーボーイの瞬発力は是非ユーチューブでご覧ください。JRAのポスターのタイトルは「弾丸シュートだ」でしたね。


 時代が変わりもみじステークスになってからは92年にビワハヤヒデ、94年にフジキセキが勝っています。今年は後のG1馬になりそうな大物はいませんが、混戦模様となっています。



 ここは⑦ブリクストと⑨ドルメロの1点で勝負します。共にブルメアが94年にもみじステークスを勝ったフジキセキであるのは単なる偶然です。まぁ、枠連❼-❽や三連複⑦⑨流しも買いますので純然たる1点買いではありませんが(笑)。




*1977年有馬記念のパドックで撮影したテンポイント。自宅保管のオリジナル写真です。パクリ画像ではありませんのでご安心ください。







*せっかくの機会ですからトウショウボーイもお付けしましょう(笑)。







 

新馬展望 2014-2015 その42 10月19日(日)



 京都第4レースダート1200m8頭立てはダイワメジャー産駒⑤ブルドッグボスの単勝を100円買います。


 京都第5レース芝1800mは11頭立てはハービンジャー×シーザリオ(スペシャルウィーク)=エピファネイアの半弟という超良血クローディアが出走してきました。調教では全く動いていませんが、キャロット会員の買い占めにより二番人気に推されています。ちなみにキャロットの募集価格は30万円×400口で1億2千万円のようです。エピファネイアの2倍ですね。ここは素直にディープインパクト産駒⑬ロードグランツを軸としてキングカメハメハ産駒②トップディーヴォ、ハービンジャー産駒⑦ミエノプリンプリン、ジャングルポケット産駒⑧コスモジョイジョイに流す馬連⑬-②⑦⑧を100円買います。



 東京第4レースダート1400m16頭立てはLantana Mob産駒②アヴェーヌモン、Honest Man産駒④ランディングバースの外国産馬と、サムライハート産駒⑬サルバドールクロスとゴスホークケン産駒シベリアンマッシブとの対決と見て枠連ボックス❶❷❻❼を100円買います。サムライハート産駒は昨日福島のテイエムフタエマルと京都のグランデサムライの2頭が新馬勝ちしています。ゴスホークケンはオオタカ=大鷹(ゴスホーク)と犬(ケン)を組み合わせた馬名で話題になりました。


 東京第5レース芝1600mは11頭立ては産駒の数が少ないウォーエンブレムの仔②アキトクレッセントの複勝を100円買います。




 

2014年10月18日土曜日

地団駄





 プラタナス賞は想定通り当ブログの「AA」にして本命⑭タップザットが危なげない勝利をおさめました。


 連下に推した8頭①⑤⑥⑦⑧⑩⑪⑬のうち7頭がが2着~8着を占めて、無視した5頭が全て9着以下という、世界競馬史上最良の予想でした。2着、3着には何が来てもよかったのですが12番人気の⑪ノースヒーローがあわや2着という粘りを見せながら最後に力尽きて4着、もうちょっと粘れよ~と地団駄を踏みました(笑)。久し振りの10万馬券を逃したのだけが心残りです。



 本日の2歳500万下特別2レースには何れも当ブログの「AA」が出走して期待通りの勝利をおさめました。当ブログの「新馬展望」及び「反省会」も、そろそろ業界で評判になってきそうな勢いです。




 

伝説の新馬戦




 遂に2000年にクロフネが樹立した伝説のレコードが破られる時がきました。


 京都9レース紫菊賞は7頭立ての少頭数でしたがティルナノーグとトーセンバジルのマッチレースとなり、クロフネが2000年10月28日に樹立した2分00秒7のレコードが更新され、ティルナノーグが2分00秒5でトーセンバジルに競り勝ったのです。ティルナノーグの上り3Fは33秒1、トーセンバジルは33秒2でした。



 まず、この2頭は「クラシックに乗った」と言ってよいでしょう。2頭でダービー1着、2着となれば、6月29日の阪神新馬戦は「伝説の新馬戦」と呼ばれることとなります。






 

プラタナス賞 2014



 当ブログの「AA」評価⑭タップザットが出走してきました。


 相手は「B」評価①ストロングトリトン、ダート替わりの未勝利を勝ち上がってきた⑥スピリッツセカンド、⑧ディアドムス、⑬デヴァスタシオン、⑩タイセイアニマート、⑪ノースヒーローに芝の新馬勝ちながダートも合いそうな⑤リヴゴーシュ、ヤマボウシ賞3着のレンイングランドまで手広く流して3連単1着固定⑭-①⑤⑥⑦⑧⑩⑪⑬でいきます。




 

紫菊賞 2014




 6月29日の阪神新馬戦の再戦となりました。まずは同日の予想を再掲すると

「阪神第5レース芝1800m12頭立ては来年のクラシックを占う上で重要なレースとなる可能性がありますのでお見逃しなく。キズナ、ワナンドオンリーと2年連続ダービー馬を輩出したノースヒルズが3年連続ダービー制覇を狙う逸材、ディープインパクト産駒⑨ティルナノーグが登場します。⑪トーセンバジルはハービンジャー産駒の将来を占う上で注目です。ハービンジャー産駒は3頭目の登場となりますが、2歳戦から活躍するとも思えません。ここはレースぶりをじっくりと拝見させていただきます。ということで、⑨ティルナノーグの単勝100円と⑪トーセンバジルの複勝100円、馬連⑨-⑪を100円、馬単⑨⑪ボックスを100円ずつ買います。」

ということで完全的中を達成しています。ハービンジャー産駒が「2歳戦から活躍するとも思えません」だけは見事に大ハズレでしたが(笑)。但し「ハービンジャー産駒の将来を占う上で注目です」は大当た~り~でした。



 再戦となったここも「来年のクラシックを占う上で重要なレースとなる可能性があります」のでお見逃しなく。



 開幕2週目ということで当ブログの「B」評価③ゴールドメダリオンの先行力は侮れません。馬券は④ティルナノーグと⑤トーセンバジルとの3連単ボックス③④⑤と、連下に⑥レントラー、⑦ビジューミニョンの未勝利勝ち上がり組を押えて3連単フォーメーション③④⑤-③④⑤-③④⑤⑥⑦とします。




 

新馬展望 2014-2015 その41 10月18日(土)



 福島第5レース芝1800m12頭立てはブレイクランアウト産駒②バラブシュカの複勝を100円買います。「ブレイクランアウト」はビリヤード用語でノーミスショットの意、母キューからの連想でしょう。現役時代のブレイクランアウトは重賞勝ちは2008年の共同通信杯トキノミノル記念だけでしたが常に人気を集める素質馬でした。ブレイクランアウトの父スマートストライクは産駒のカーリンとイングリッシュチャネルが2007年のブリーダーズカップ・クラシックとターフを制覇し、リーディングサイアーとして一世を風靡しました。日本でもフリートストリートダンサーがジャパンカップダートを制して度肝を抜きましたね。



 京都第4レースダート1800m9頭立てはクロフネサプライズの急死以来産駒が走りまくっているクロフネの仔⑦エイシンチャーターと、前述ブレイクランアウトのいちょうステークスでは戸田調教師と一悶着あったと伝えられる岩田騎乗のキングカメハメハ産駒⑨ペプチドウォヘッドを狙って枠連❼-❽を100円と馬単ボックス⑦⇔⑨を100円買います。エイシンのブルメアはスペシャルウィーク、ペプチドのブルメアはバブルガムフェローと、サンデーサイレンス初期の顔合わせともなりました。


 京都第5レース芝1200mは11頭立てはサムライハート産駒④グランデサムライの複勝を100円買います。 



 東京第3レース芝1400m17頭立ては思い切ってタニノギムレット産駒⑥シグラップジュエルの単複を100円買います。


 東京第4レース芝2000m11頭立ても思い切ってメイショウサムソン産駒⑦ジョッセルフェルトの単複を100円買います。



 先週(と言っても4日前ですが)火曜日京都5レースの3連単2,850円を的中させたので余裕の穴狙いでいきます(笑)。




 

新馬展望反省会 第19週




 土曜日京都3レースはフォンタネットポーがダート1400m(良)を1.26.3、上り38.1秒で二番手から直線抜け出し。3着馬と5着馬が先行するが向正面でクビ差2着に粘ったケンブリッジゴールが先頭に立ち直線の競り合いで終始二番手に付けていたポーが抜け出して3着以下を4馬身突き放す。当ブログの評価は「B」、スポニチも「B」評価でした。


 土曜日京都5レースはペルフィカが芝1400m(良)を1.21.2、上り34.7秒で追込み。後方に付けて直線追い込む。レースはハイペースで進み、前と後ろがガラリと入れ替わる。1着から3着は後方からの追込み、ペースに恵まれた。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。


 土曜日東京4レースはオメガハイヌーンがダート1600m(良)を1.39.6、上り37.7秒で直線抜け出し。先行手段の後ろに付けて終始内の経済コースを追走、直線前が詰まりかけたが抜け出す。当ブログの評価は「C」、スポニチも「C」評価でした。


 土曜日東京5レースはキャットコインが芝1600m(牝馬)(良)を1.38.5、上り33.6秒で差し切る。スローで流れて前残りのレース、ゴール前で前が止まったところを差し切る。2着ビロンディジェニーとはスリット1本の10分の1くらいの差、デッドヒートでもおかしくない。当ブログの評価は「C」、スポニチも「C」評価でした。



 日曜日京都5レースはマサハヤドリームが芝1800m(良)を1.48.3、上り34.3秒で差し切る。中段の内に付けて一瞬の瞬発力で抜け出す。4角手前では内で置かれかけたが直線一瞬の隙を突いて抜け出し3着以下を7馬身離す。時計もよく、メイショウサムソン初の大物誕生か。当ブログの評価は「A」、スポニチは「B」評価でした。


 日曜日東京4レースはレザンドゥオールがダート1300m(良)を1.20.2、上り37.1秒で直線抜け出し。先行勢が残る展開を直線力強く抜け出し上り37.1秒で差し切る。当ブログの評価は「C」、スポニチも「C」評価でした。


 日曜日東京5レースはラブユアマンが芝1800m(良)を1.48.8、上り33.9秒で差し切る。四番手から先に抜け出し、出遅れた断然人気のドゥラメンテが追い込んできたが凌ぎきる。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。



 月曜日東京5レースはアミーキティアが芝1400m(良)を1.23.2、上り35.1秒で差し切り。先行集団に付けて直線差し切る。三角3番手、四角4番手のVライン。アップセッターは後方二番手からメンバー最速の上りで追い込んだが4着止まり。当ブログの評価は「C」、スポニチも「C」評価でした。



 火曜日京都4レースはグレイスフルワールドが芝1600m(牝馬)(稍)を1.35.6、上り35.4秒で差し切り。二頭離し逃げの三番手集団から差し切る。二番手で先行した2着ダンシングを捕まえた。一番人気クライミングローズは後方から追い込んだだけ、武豊は最早趣味で乗っているに過ぎない。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。


 火曜日京都5レースはベルーフが芝2000m(稍)を2.06.6、上り33.4秒で差し切り。6頭による追い比べを制す。2着のディープ産グリュイエールの鋭い追込みを抜かせなかった。6頭立てながら今季一番見所のあるレースであった。当ブログの評価は「AA」、スポニチは「B」評価でした。





 

2014年10月14日火曜日

新馬展望 2014-2015 その40 10月14日(火)




  四日間開催となった四日目です。



 京都第4レース芝1600m(牝馬)18頭立ては好調マンハッタンカフェ産駒の⑰クライミングローズの複勝を100円買います。


 京都第5レース芝2000mは6頭立てながら好メンバーが集まり注目の一戦となりました。今季ここまで9頭が新馬勝ちしているマンハッタンカフェ産駒②スマ-トシルフ、7頭が新馬勝ちしているディープインパクト産駒④グリュイエール、7頭が新馬勝ちしているダイワメジャー産駒①チャリスウェル、6頭が新馬勝ちしているハービンジャー産駒⑥ベルーフ、の争いでしょう。全部買う訳にはいきませんので、3連単フォーメーション1着④⑥-2着②④⑥-3着①②④⑥を100円買います。




 

2014年10月13日月曜日

新馬展望 2014-2015 その39 10月13日(月)



 三日間開催の三日目は京都競馬が台風19号の影響で中止、明日に延期となりました。したがって今週は四日間開催となります。週の半分以上を競馬と共に過ごせるとは何と迷惑な話でしょうか(笑)。


 東京第4レース芝1400m14頭立てはデュランダル産駒①アップセッターの複勝を100円買います。



 アップセッターの馬名は30年前にも存在していました。1983年の第1回ニュージーランドトロフィーや新潟記念を制したダンディルート産駒「小さな巨人」と呼ばれたアップセッター(以下元祖アップセッター)です。




 元祖アップセッターは1982年7月、新潟の新馬戦(芝1000m)でデビュー、3戦目の未勝利(芝1600m)を勝ち上がりました。3歳(当時、現2歳)暮の葉牡丹賞(芝1600m)が2着、明けて4歳(当時、現3歳)初戦の400万下(ダート1600m)2着後、中山の桜草特別(芝2000m)を1番人気で快勝、白藤賞(芝2200)、NHK杯(芝2000m)連続3着後、この年新設された第1回ニュージーランドトロフィー4歳ステークスを1番人気に応えて快勝しました。


 ラジオたんぱ賞、関屋記念連続2着で迎えた新潟記念を1番人気に応えて2.01.1のレコードで快勝、400キロを切る馬体から「小さな巨人」と呼ばれたのです。


 父ダンディルートは当時大流行した種牡馬です。トウショウゴッド、エイティトウショウ、トウショウペガサスなど、鋭い切れ味を見せる中距離馬を多数輩出しました。代表産駒はシンボリルドルフのライバルだったビゼンニシキです。ルドルフとの初対決となった弥生賞では2着に敗れはしたもののルドルフを抑えて1番人気に推されたほどの素質馬でした。


 母クレイジーキルツの血統は日本に存在したサラブレッドでも歴史的意義という点では最上位となります。クレイジーキルツの母はヘザーノーブル、その母メイドオブフライトはケルソの母でもあります。すなわち元祖アップセッターの母クレイジーキルツはケルソの姪にあたります。


 1960年から64年まで、5年連続全米年度代表馬となったケルソは騸馬としては後に続くフォアゴウ(1974、75、76年の年度代表馬)、ジョンヘンリー(1981、84年の年度代表馬)を凌ぐ人気を誇っています。1999年にブラッドホース誌が選出した「20世紀のアメリカ名馬100選」ではケルソが第4位、フォアゴウが8位、ジョンヘンリーは23位に選出されています。


 元祖アップセッターの曾祖母となるメイドオブフライトの父はカウントフリート、ブルメアはマンノウォーです。「20世紀のアメリカ名馬100選」第1位がマンノウォー、第5位がカウントフリートなので、元祖アップセッターは「20世紀のアメリカ名馬100選」の第1位、4位、5位と深いつながりを持っているのです。


 「20世紀のアメリカ名馬100選」第1位のマンノウォーは通算21戦20勝。唯一2着に敗れたサンフォードメモリアルステークスを勝ったのは「番狂わせ」の意味を持つ「アップセット」でした。アップセットはマンノウォーを破った馬として知られていますが、「アップセッター」の馬名は、元祖アップセッターの血統表5代目に出てくるマンノウォーを破った「アップセット」に由来するものでしょうか。






 

2014年10月12日日曜日

りんどう賞 2014



 10頭立てながら当ブログの「B」評価が②バチスタ、③ダノングラシアス、④コートシャルマン、⑥エイシンアリエルと4頭出走してきました。何れも甲乙付け難く、中心馬不在と言えるでしょう。


 上記4頭に、4戦目の未勝利を勝ち上がってきたディープインパクト産駒⑦ナムラマミーを加えて馬単5頭ボックスと予想しますが、馬券的妙味はないのでケンするのが妥当でしょう。思い切って5頭の3連単ボックスという手もありますがそこまで自信はありません。


 3連単なら一筋に総流しを入れるべきですが、そこまで勝負をする余裕があれば勝負するのも一手か。480点買いになりますが(笑)。但し上記5頭で決まれば300円買えています。


 3連複フォーメーション②③④⑥⑦-②③④⑥⑦-総流しの60点が妥当な線でしょうか。当たってマイナスの目も含まれますが、穴を狙うときに贅沢を言ってはいけません。




 

新馬展望 2014-2015 その38 10月12日(日)



 三日間開催の二日目になります。台風19号は超大型だけあって動きが遅く本日は影響なさそうですが、馬券の予想は当たっても天気の予想はハズれる可能性がありますのでご注意ください(笑)。


 京都第5レース芝1800m9頭立てはキンカメ祭りとなりそうな気配です。社台レースホースから一口70万×40口=2,800万円で募集された⑦ライムスカッシュとキャロットファームから一口10万円×400口=4,000万円で募集された⑨プリプトグラムの両キングカメハメハ産駒の一騎打ちと見て馬連⑦-⑨を100円、枠連❼-❽を100円買います。更に、3着はニックスと言われるメイショウサムソン×アグネスタキオンの①マサハヤドリームと見て3連複①⑦⑨を100円、3連単⑦⇔⑨-①を100円買います。



 東京第4レースダート1300m16頭立てはフランシス・ベリー騎乗のケイホーム産駒⑮レザンドゥオールの単複を100円買います。ケイホーム産駒は今季新馬戦2勝ですがダート1000mとダート1200mに勝っています。3勝目はダート1300mといきましょう。ベリーは昨日も東京4レースダート1600mの新馬戦に勝ちました。


 東京第5レース芝1800m11頭立てはサンデーレーシングから一口250万円×40口=1億円で募集されたキングカメハメハ産駒⑪ドゥラメンテが午前10時現在単勝1.6倍の人気を集めています。この手の高額馬が全く走らないことは以前も特集させていただいておりますが、アドマイヤグルーヴの牡馬で1億円ならむしろ安いと言えますので勝っても不思議ではありません。一方、イスラボニータの半弟ステイゴールド産駒③ステイリッチは調教で動いていないので10時現在単勝8倍と二番人気ではあるものの人気は無い。ということで、③ステイリッチの複勝を100円買います。



 以前は走る馬は個人馬主に持って行って走らない馬をクラブに回すと言われていましたが、イスラボニータは社台レースホースに回ってきて新馬戦でも人気の出ないステイリッチが個人に回っています。但し、繁殖牝馬イスラコジーンは初年度がフジキセキ(イスラボニータ)、2年目がステイゴールド(ステイリッチ)、3年目がハーツクライと試し打っている間に初年度からイスラボニータが出てしまったという感じですので恣意性は無いでしょう。イスラボニータも勝った新馬戦は2番人気、2走目の2着だった新潟2歳ステークスは4番人気と、当初は人気がありませんでした。まだ当ブログ開設以前であった昨年の筆者の新馬戦評価では「5馬身出遅れ、持ったまま先頭、時計より強い。」で「B」評価でした。









 

2014年10月11日土曜日

いちょうステークス的中報告




 いちょうステークスは当ブログの読みがズバリ的中して1着クラリティスカイ、2着ネオルミエール、3着ミッキーユニバースの結果となり、3連単22,600円を的中させていただきました。


 最終オッズ1.4倍と一本被りになったサトノフラムは10着の惨敗でした。「サトノフラムの評価を下すのはここを見てからでも遅くはない」とさせていただきましたのでサトノフラムの評価を下すと、「今後も弱い相手となら強い競馬を見せるでしょう」。その心は、「新馬戦は毎週行われており、中には強い馬が複数出走するレースもあるがそれは少数であり、弱い馬同士で争われるレースも多くある。弱い馬同士の争いで勝っても強くは見えるが本当に強いかどうかは強い馬同士のレースに入って見てみないと分からない。」です。


 新馬戦は今季ここまで124レース行われています。その新馬戦のレベルが高いか否かを測定する一つの方法は、負けた馬が次走どのようなレースを見せるかにあります。「予想編」でも触れたように、サトノフラムが新馬戦で負かしたフィドゥーシアは次走で負けています。一方、ネオルミエールが新馬戦で競り勝ったクラージュシチーは次走10馬身差で圧勝しているのです。但し、このパターンでも必ずしも強いと断定できませんのでご注意ください。競馬において、同じパターンなど存在しないことを理解するべきです。


 筆者は、競馬は単なる確率論のゲームであると考えています。ネオルミエールのパターンは強い確率が高いが必ずしも強いとは限らず、サトノフラムのパターンは弱い確率が高いが必ずしも弱いとは限らないと考えています。一戦見ただけで「この馬が強い」などと判断できる人間などはこの世に存在しない、これが筆者の結論です。



 レース回顧もやっておきましょう。二ハロン目が10秒台という速い流れでクラウンノキミが引っ張り、口を割りながら二番手追走のミッキーユニバースが3着に粘り、先行したクラリティスカイが直線力強く抜け出し、後方からネオルミエールが追い込み2着、同じく後方からオープンザウェイとニシノクラッチが追い込んできてクビ、クビの4着と5着、5馬身出遅れたグァンチャーレがメンバー中最速の上り33秒5で追い込んできて更にクビ差の6着でした。ハイペースながらレースの上りは34.9秒、勝ったクラリティスカイはハイペースを追走して上り34.0秒ですからレコード勝ちも当然でした。









*本日は野球殿堂博物館で調べ物をしていましたので後楽園場外で買いました。









 

いちょうステークス 2014




 午後13時現在⑫サトノフラムが単勝1.5倍の断然人気。


 当ブログの評価は②ミッキーユニバースが「AA」、⑩ネオルミエールが「A」、サトノフラムは「B」評価に過ぎません。サトノフラムが勝った新馬戦で2着、3着だったフィドゥーシアとヤマニンマンドールが10月4日の未勝利で再戦しましたが、勝ったのは新馬3着のヤマニンマンドールで新馬2着のフィドゥーシアは2着。2歳戦は一戦ごとに変わっていきます。逆に言うと一戦だけで評価を下すのは不可能と言えます。38年の間、何頭もサトノフラムのパターンで人気倒れとなったケースを見てきました。‟穴党の神”万哲までもがサトノフラムを本命としているここは危険な人気馬と見ます。サトノフラムの評価を下すのはここを見てからでも遅くはない。


 新馬2着のフィドゥーシアが二戦目の未勝利を圧勝していたら、まだサトノフラムを高く評価することもできましたが現実は2着に負けています。一方、ネオルミエールが新馬戦で競り勝ったクラージュシチーは二戦目の2000m未勝利を2分01秒1の好時計で10馬身差圧勝しています。




 結論としては、⑥クラリティスカイ、⑪グァンチャーレ、③ニシノクラッチ、⑨タケデンタイガーも絡めて3連単フォーメーション1着②⑥⑩⑫-2着②⑥⑩⑪⑫-3着②③⑥⑨⑩⑪⑫。




 

新馬展望 2014-2015 その37 10月11日(土)



 いよいよ京都・東京シリーズの始まり始まり~~。


 京都第3レースダート1400m13頭立ては今年のプロキオンSを制したベストウォーリアの半妹となるDunkirk産駒⑬フォンタネットポーが人気を集めています。ベストウォーリアの馬主は馬場幸男、馬場と言えばアジアエクスプレスも持っておりダート路線では目が離せませんね。フォンタネットポーは吉田和美となります。吉田和美名義とは相性が悪いので、ワイルドラッシュ産駒③セレブレイトソングの複勝を100円買います。


 京都第5レース芝1400m15頭立ては混戦模様。こちらは外国産馬Langfuhr産駒⑥アポロケンタッキーの複勝を100円買います。



 東京第4レースダート1600m16頭立てもワイルドラッシュ産駒④ロードメタリックの複勝を100円買います。


 東京第5レース芝1600m(牝馬)17頭立てはハービンジャー×ダイワスカーレットの期待馬ダイワミランダがフレグモーネのため出走を断念しました。❸枠と❹枠にご注目ください。シンボリクリスエス産駒とマンハッタンカフェ産駒と減量騎手が同居しています。新馬展望にタカモト式とは不謹慎ですが、枠連❸-❹を100円買います。もちろん好調マンハッタンカフェ産駒の⑥パンプルムースと⑧レディローズに期待しています(笑)。




 

2014年10月10日金曜日

ザ・対決! その1




 「職業野球!実況中継」に掲載してきた「対決!」シリーズを、今秋よりグレードアップさせて「ザ・対決!」シリーズとして「ルーミンのたてがみ」にてお届けしていくことになりました。

 これまで「匠の視点」池江泰郎元調教師と馬券歴38年「さすらいの馬券師」筆者の「対決」をお届けしてきたところ、スポニチ誌上より井上オークスが「わだじも入れてぐれぇ~」と懇願してきましたので入れてあげることにしました。



 ということで、今秋のG1より三つ巴のバトルロイヤルを繰り広げていくこととなります。第一弾は新潟競馬場で行われる第48回スプリンターズステークスです。井上オークスの予想は土曜日版に掲載されますが、本命は⑬レッドオーヴァルでした。本命というより、通常オークスの買い目は単勝1点ですのでレッドオーヴァルの単勝1万円!と張り切っております。実は筆者の本命もレッドオーヴァルの予定でした。時々井上オークスと予想が被るのですが、その時点で諦めることにしています(笑)。「匠の視点」は日曜日版に掲載されました。「飛びぬけた存在が今年はいないので、波乱のにおいがします。」と的確に予想していながら、矢張り本命は一番人気のハクサンムーンでした。「匠のオッズ」の面目躍如と言えばそれまでですが、「波乱のにおい」がしておきながら一番人気を本命にする論理矛盾に気が付いていません(笑)。しかもご丁寧に対抗が二番人気のストレイトガール、まぁ二着に来たので流石「匠の視点」と評価します。


 馬券歴38年「さすらいの馬券師」筆者は枠連❶-❼-❽のボックスを本線にしました。池江泰郎元調教師も認めているとおりの混戦模様でしたので枠連を本線にしたのです。「匠の視点」が馬作りの名手であることは万人の認めるところですが、同様に馬券は素人です。プロの馬券師は、何が来るか分からない時は枠連にします。当ブログが「⑱スノードラゴンも侮れませんし。」と書くことができたのも、本命にした⑯セイコーライコウと同枠にいたからです。馬券は勝てば官軍、理論的に当てる必要性など全くありません。分からない時は枠連をどうぞ(笑)。それでもハズれるのは常ですが。


 井上オークスの本命⑬レッドオーヴァルは3着でした。今季も「井上大崩れ」(失礼!)となる気配がプンプンです(笑)。



*対戦成績 「さすらいの馬券師」0勝vs「匠の視点」0勝vs「井上オークス」0勝。



【登場人物紹介】

「さすらいの馬券師」筆者:1976年日本ダービーで大本命トウショウボーイとテンポイントを蹴ってクライムカイザーの単勝1,520円を的中させて以来、穴馬専門馬券師稼業を続けて38年。

《的中履歴》               
1977年鳴尾記念 枠連❸-❼6,970円 1着テンポイント 2着ケイシュウフォード 本命は当然テンポイント、軽量53キロのセルティックアッシュ 産駒ケイシュウフォードを連下に押えて的中!法事で大阪に行っていたので大阪球場にあった場外で買いました(笑)。


1977年菊花賞 単勝530円、枠連❼-❽3,130円 1着プレストウコウ 2着テンメイ 本命プレストウコウ、対抗ニチドウライザー。ニチドウライザーの同枠にテンメイが同居していたことから単勝と共に枠連も的中!


1979年オークス 単勝460円、枠連❺-❽3,370円 1着アグネスレディー 2着ナカミサファイヤ 本命アグネスレディー、対抗ナカミサファイヤで本線的中!筆者の馬券師稼業でも最高の予想でした。


1987年スプリングS 枠連❻-❻700円 1着マティリアル 2着バナレット 1点買いで的中させました!


1995年皐月賞 単勝690円、馬連⑥-⑦2,810円 1着ジェニュイン 2着タヤスツヨシ サンデーサイレンスのファーストクロップ同士で本線的中。いくら儲かったか分からないほど儲けました! 


2004年菊花賞 3連単⑱-⑤-①128,570円 1着デルタブルース 2着ホオキパウェーブ  3着オペラオー 3連単開始初年度のヒット作でした!


2014年NHKマイルC 3連単⑩-②-①684,020円 1着ミッキーアイル 2着タガノブルグ 3着キングズオブザサン 「ルーミンのたてがみ」開始を飾るヒットでした!





「匠の視点」池江泰郎元調教師:人気順に印を打っていくことから「匠のオッズ」とも呼ばれる。一時「3連複の池江」を名乗っていたが、偶然人気順に決まるレースが続いていたことに気が付いていない。


「井上オークス」:無謀にも「オークス」を名乗る。ほとんど当たらないことから「井上大崩れ」とも呼ばれる。10年に1度「井上大~当た~り~」が出ます。





 

新馬展望反省会 第18週  





 土曜日阪神5レースはスティーグリッツが芝1800m(良)を1.49.5、上り34.6秒で4角手前から動いて直線抜け出す。ゆったりとしたスタートから道中は中段に付け、4角手前からまくり気味に進出すると直線は危なげなく抜け出し快勝。ゴール前は余裕残しであった。当ブログの評価は「A」、スポニチも「A」評価でした。


 土曜日新潟5レースはナンヨーテンプルが芝2000m(稍)を2.04.8、上り36.4秒で直線抜け出し。先行集団の後ろに付けて内から抜け出す。当ブログの評価は「C」、スポニチも「C」評価でした。



 日曜日阪神5レースはユキノカトレアが芝1400m(良)を1.23.0、上り36.1秒で直線抜け出し。スタートは良くなかったが先行集団に付けて直線抜け出す。当ブログの評価は「B」、スポニチも「B」評価でした。



 日曜日新潟4レースはノーブルヴイーナスがダート1200m(稍)を1.13.2、上り36.8秒で直線抜け出し。先行して直線抜け出す。余裕残しの勝利。当ブログの評価は「C」、スポニチも「C」評価でした。



 日曜日新潟5レースはレッドオルパースが芝1600m(良)を1.38.1、上り32.8秒で直線抜け出し。中段に付けて直線馬群を縫って突き抜ける。勝負根性が目立った。当ブログの評価は「B」、スポニチも「B」評価でした。



 今週は当ブログの評価とスポニチの評価が完全一致しました。史上初の快挙です。当ブログの評価がプロ並みであることが証明されました!スポニチの評価が当ブログ並みの精緻さであるとも言えますが(笑)。





 

2014年10月6日月曜日

アレッジド以来の二連覇



 2014年凱旋門賞はトレヴが1977、78年アレッジド以来の連覇を飾りました。牝馬による連覇は1936、37年のコリーダ以来となります。



 ちょっと日本のマスコミは浮かれすぎていましたね。ハープスターが頑張った以外は、大体当ブログの予想どおりの結果となりました。



 日本に存在する競馬記者でアレッジドの二連覇をリアルタイムで見てきた人は何人いらっしゃるのでしょうか?筆者が馬券師稼業をスタートさせたのが1976年のこと、アレッジドの凱旋門賞連覇や、アファームドとアリダーの激闘に心躍らせていた頃が懐かしい。




 日本代表馬で最も凱旋門の扉に近づいたのはエルコンドルパサーだったと思います。日本生産馬が凱旋門賞を勝つ日が来るまで筆者の寿命が持つかは定かではありませんが、ようやく危機感を持った関係者は今年の2歳路線から中距離戦重視に方向転換しました。今年から朝日杯フューチュリティステークスを阪神に移し、ホープフルステークス2000mをG2にして暮れの中山で開催します。2年後にはホープフルステークスをG1に格上げする方向で検討されています。今年の新馬戦で1800mや2000mがやたら増えたのはこの路線転換によるものです。ようやく日本馬の凱旋門賞制覇への道が整備され始めたのです。



 この時期に当ブログが推奨するハービンジャーが登場したのは時代の要請だったのです。早ければ、ハービンジャー産駒が凱旋門賞を制する日が来ると考えています。或はハービンジャーがブルメアに入ってからとなるのか、筆者の寿命との勝負となりそうです(笑)。








*1977年、78年の凱旋門賞を連覇したアレッジドのレーシングカード。






















 

2014年10月5日日曜日

直前予想





 もうすぐスタートです。結果論では面白くないので直前予想といきましょう。


 勝てるとしたらジャスタウェイ。一番強いと思いますがベストは2000なのであと400がどうか。良くて2着でしょう。ゴールドシップは力が劣ると見ています。ハープスターは体型からもマイラーなので無理でしょう。



 さぁ、どうなりますやら。もうすぐスタートです。




 

スプリンターズステークス 2014




 何が来てもおかしくないメンバー構成となりました。ここは先日急死したクロフネサプライズをキーワードとして予想してみます。


 当然狙うのはクロフネ産駒の①アースソニックと⑱セイコーライコウ。

 これだけでは単純すぎるのでもう少し突っ込みましょう。2012年阪神ジュベナイルフィリーズで2着クロフネサプライズと死闘を演じたのが②ローブティサージュでした。更に、1番人気に推されたクロフネサプライズが4着に敗れた桜花賞で2着に突っ込んできたのが⑬レッドオーヴァルです。


 セイコーライコウは前走アイビスサマーダッシュを快勝して新潟コースとの相性もばっちり、アースソニックもアイビスサマーダッシュで僅差の3着です。ローブティサージュも函館スプリントステークス2着から全走はキーンランドカップを快勝してきました。レッドオーヴァルはそのキーンランドカップで僅差2着ですから、近走の実績だけで判断しても狙えます。唯一の懸念材料は井上オークスがレッドオーヴァルを本命に推していることだけです(笑)。



 ということで、本線は枠連❶-❼-❽のボックス。これだと⑮ハクサンムーンも⑭グランプリボスもカバーできます(笑)。⑱スノードラゴンも侮れませんし。当然①②⑬⑯の馬単ボックスと3連単ボックスも押えますのでご安心ください。




 

サフラン賞 2014





 クロフネサプライズが急死しました。ここはクロフネ産駒⑪ホワウトエレガンスで弔い合戦といきます。昨日のヤマボウシ賞でもクロフネ産駒レンイングランドが3着に来ています。


 相手は当ブログの「A」評価⑤スペチアーレ。ダリア賞5着で人気を落としていますので狙い目です。


 「B」評価の⑧ダイワバーチューはデビュー戦で鋭い切れ味を見せましたが今の馬場ではどうか。ダリア賞2着の⑦ナイガラモンローの粘り腰は要注意ですが武豊騎乗で割引か。3戦目の未勝利を勝ち上がってきた②スマートプラネットが1番人気に推されていますがどうでしょうか。




 

新馬展望 2014-2015 その36 10月5日(日)



 東京は大雨ですが、現在のところ阪神は良馬場、新潟は芝が良でダートが稍重とのことです。大荒れの天候が予想されますのでご注意ください。


 阪神第5レース芝1400m14頭立てはキンシャサノキセキ産駒③ユキノカトレアの単勝を100円買います。キンシャサノキセキ産駒では昨日カンナステークスをサフィロスが馬群をこじ開けて制しましたが、同馬は未勝利勝ち上がりでキンシャサ産駒はまだ新馬勝ちがありません。ここは新馬戦初勝利を狙います。



 新潟第4レースダート1200m13頭立てはケイホーム産駒①ノーブルヴイーナスの複勝を100円買います。ブルメアは何とホリスキーです。こういう名前を聞くと血統派の魂を揺さぶりますね。

 1982年の菊花賞を当時のレコードで制したホリスキーは父マルゼンスキーに産駒の八大競走初制覇をもたらしました。その後オープン3着を初めとして、AJC杯6着、目黒記念4着、アルゼンチン共和国杯3着と今一歩のレースが続きましたが、天皇賞・春はアンバーシャダイとの一点買いで勝負、枠連❸-❼670円を仕留めました。当然、当時は枠連しかありません(笑)。脚部不安に悩まされながらも80年代初頭、アンバーシャダイ、ミナガワマンナと長距離戦で死闘を演じ、‟最後のステイヤー”と呼ばれました。「じゃぁ~なんでスプリント戦で買うんだ~」と突っ込まれそうですが、意外とステイヤーから強いスプリンターが出るのも血統の不思議です。グリーングラスの代表産駒の一頭はCBC勝を制したトシグリーンです。「そんな古い話を!」と言われるのも何なので、直近の事例としてもマンハッタンカフェ産駒のガルボが今年の函館スプリントステークスを制したばかりですね。


 新潟第5レース芝1600m18頭立ては今季絶好調のマンハッタンカフェ産駒⑪エクセレントガールの複勝を100円買います。









 

2014年10月4日土曜日

カンナステークス 2014





 未勝利で強い勝ち方を見せた①サフィロスが一本被り。⑪コウソクコーナーとの1点でいきます。




 

ヤマボウシ賞 2014



 ノーヒッターはよく追い込んで4着と惜しかったですね。タカモト式恐るべしです(笑)。



 当ブログの「AA」評価⑤キャプテンシップ、「A」評価⑦ワンダフルラスター、「B」評価⑨グラブザフラッグが出走してきました。今後のダート短距離路線を占う意味でも見逃せないレースとなります。これに未勝利を圧勝してきた⑥ノブワイルドを加えて3連単4頭ボックスで勝負します。




 

タカモト式




 久々のタカモト式予想です。


 「職業野球!実況中継」に連載している9月30日付け「三冠への道 2014 その20 逆転ノーヒッター 」でお伝えしたとおり、今季最終戦でワシントン・セネタース」のジョーダン・ジマーマンがノーヒッターを達成したところ、本日の新潟7レースにアドマイヤボス産駒⑪ノーヒッターが出走してきました。


 と言うことで、⑪ノーヒッターの単複、8枠にスペシャルウィーク産駒が同居しているので枠連❻-❽、戸崎に乗り替わってきたスペシャルウィーク産駒⑰キネオワールドとの馬単ボックス⑪-⑰、3連単⑪⇔⑰から総流しを買ってみましょう(笑)。



 ノーヒッターのブルメアはタイキブリザードです。1995年宝塚記念、ダンツシアトルの確勝を信じて阪神競馬場に遠征しました。ダンツシアトルが期待通り快勝して単勝580円を的中、タイキブリザードが2着に突っ込んできて馬連1,580円も的中しました。タイキブリザードが2014年8月に亡くなっていたことには気がつかなかったのですが、偶然最近知りました。遅ればせながら弔い合戦といきます








 

新馬展望 2014-2015 その35 10月4日(土)




 9月の成績は4,700円購入して6,880円の払い戻し、回収率は146.4%でした。6月からの通算成績は30,200円購入して31,800円の払い戻し、回収率は105.3%と額面を回復しました。いよいよ‟馬肥ゆる秋”の季節です。次週からの東京、京都開催では全日2レースずつ新馬戦が組まれています。2015年ダービーに向けて、当ブログの「新馬展望」もますます目が離せなくなってきました(笑)。



 阪神第5レース芝1800m12頭立てはハービンジャー産駒⑪スティーグリッツの単勝を100円買います。


 新潟第5レース芝2000m12頭立てはハーツクライ産駒⑦グランシャリオとシンボリクリスエス産駒⑤ゼーレを狙って枠連❺-❻を100円買います。




 

新馬展望反省会 第17週




 土曜日阪神5レースはエイシンアリエルが芝1200m(良)を1.10.2、上り35.3秒で二番手から直線抜け出す。2着のカレンローザネーラは最内を突いたがちょっと詰まってクビ差及ばず。3着には34.1秒で追い込んできたポルボローネが更にクビ差。当ブログの評価は「B」、スポニチはも「B」評価でした。


 土曜日阪神6レースはクロスクリーガーがダート1800m(良)を1.54.7、上り37.4秒で直線差し切り。先行集団の後ろに付けて直線突き抜け大差圧勝。3着バンペイユは道中おっつけ通しで最後何とか3着に滑り込む。当ブログの評価は「A」、スポニチも「A」評価でした。


 土曜日新潟5レースはステラスターライトが芝1600m(良)を1.37.2、上り33.6秒で差し切り。後方から直線馬群を突き抜ける。4着馬と5着馬の間に入り2頭を突き飛ばして一気に抜け出す。2着ブルックデイルはすんなりとした競馬だったが相手が強すぎた。当ブログの評価は「AA」、スポニチは「B」評価でした。



 日曜日阪神5レースはプリメラアスールが芝1600m(良)を1.35.8、上り34.5秒で直線抜け出し。好スタートから好位につけ直線の競り合いを制す。当ブログの評価は「C」、スポニチは「B」評価でした。


 日曜日新潟4レースはフジマサジャンボが芝1200m(良)を1.10.9、上り35.7秒で逃切り。スッと先頭に立ってそのまま逃げ切る。当ブログの評価は「C」、スポニチも「C」評価でした。


 日曜日新潟5レースはルージュバックが芝1800m(良)を1.55.5、上り32.8秒で差し切り。先行集団の後ろに付けて直線抜け出す。超スローから一団となって進み、直線鋭い切れ味で差し切る。断然一番人気のアンバーグリスキーを並ぶところなく抜き去りゴール前は手綱を抑える余裕の勝利。当ブログの評価は「A」、スポニチは「B」評価でした。