2017年9月30日土曜日

ヘニーヒューズのワンツー


 阪神9レース「ヤマボウシ賞」は1着がヘニーヒューズ産駒⑤ドンフォルティスで2着もヘニーヒューズ産駒⑧オーロスターキス。

 ダート短距離路線を席捲しそうですね。

 

皐月賞候補登場


 阪神3レースはディープインパクト産駒ヘンリーバローズが持ったまんまで楽勝。皐月賞候補に躍り出ましたね。

 新馬戦で敗れたダービー候補ワグネリアンとの再戦が待たれます。

 

新馬展望 2017-2018 その36


 阪神5レースは近藤利一氏のキングカメハメハ産駒⑪アドマイヤキングが人気でサンデーのハービンジャー産駒⑧ポジティブスタンド、東サラのオルフェーヴル産駒③レッドゼノビア及びキャロットのルーラーシップ産駒⑤メールドグラースが二番人気を争っています。初代アドマイヤキングは2004年3月20日の3歳新馬戦を勝ち上がりましたがその後はサッパリ。二代目も同程度のレベルと見ますので、新馬は勝つ可能性もあるかもしれませんが将来性は感じられない。

 キングカメハメハ産駒は今季の2歳世代では、新馬戦はレイエンダ、未勝利戦ではビッグスモーキーの2頭しか勝ち上がっていません。生殖能力が落ちていると言われており、極めて深刻な状況となっています。当ブログは、来年サンデーサラブレッドクラブから募集されると考えられるキングカメハメハ産駒「ドナウブルーの17」に出資する予定なので、キンカメにはウルトラ注視しています。先週ビッグスモーキーが世代2頭目の勝ち上がりを見せていますので、ここから勢いに乗って行く可能性は否定できません。

 中山5レースは低レベルな牝馬限定戦。アドマイヤムーンは明日のスプリンターズステークスに産駒を3頭送り込むほどの実績を誇りますが人気が無い。当ブログはみんなが騒ぐ人気馬には興味がありませんので、ここもアドマイヤムーン産駒⑤プライマルに注目。10時40分現在11番人気で単勝オッズ43.5倍です。

 6頭立ての阪神6レースはアイルハヴアナザー産駒⑥メイショウワザシが業師ぶりを発揮するか注目。

 

2017年9月24日日曜日

新馬展望 2017-2018 その35


 中山4レースはハードスパン産駒⑧タガノアムに注目。5世代上に同馬主のタガノアムールがいました。ヘニーヒューズ産駒⑩プタハとの一騎打ち模様ですが、プタハのBMSはサンデーサイレンスでアムのBMSはフジキセキ。サンデー直よりフジキセキを経た方がダート1200mに向くと見ます。

 ヨハネスブルグ産駒の2騎⑦エルモアレッタと⑯デンコウケンジャ及びキンシャサノキセキ産駒⑨リードザウインドが三番手候補ですが、昨日まで今期の2歳新馬戦と2歳未勝利戦で3着以内に入着したヨハネスブルグ産駒及びキンシャサノキセキ産駒は全て芝のレースです。今後ダート戦が増えてきますので両馬の産駒がダート戦で3着以内に来る可能性は否定しません(本日の中山1レースでヨハネスブルグ産駒パズルリンクスが3着入線、2着入線馬の降着により2着繰上り)が、ダンジグ系ハードスパンとダート実績抜群のヘニーヒューズの牙城を崩すまでは行かないのではないでしょうか。

 8頭立ての阪神5レース芝2000mはステゴが3頭、ハーツ、ドリジャニ、キンカメ、マンカフェ、ディープが1頭ずつと、近代基幹レースを象徴するメンバー構成。ここはディープインパクト産駒②レッドエクシードに注目。昨日、2歳世代でようやく2勝目を飾ったキングカメハメハが勢いに乗ることができるかにも注視していますので、2015年セレクトセール当歳馬セッションにおいて約1億5千万円で落札されたキングカメハメハ産駒④トーセンブレイヴの動向も気になるところ。

 中山5レースは芝2000mのくせして低レベルなメンバー。ここは穴狙いでコンデュイット産駒⑥マノンに注目。

 阪神6レースはゴールドアリュール産駒が4頭出てきましたが⑮クールキッズに注目。

 

2017年9月23日土曜日

ようやく2勝目


 阪神1レース2歳未勝利戦は単勝1.1倍の圧倒的一番人気に応えてキングカメハメハ産駒⑫ビッグスモーキーが快勝。

 現・2歳世代で、キングカメハメハ産駒はレイエンダが新馬戦を勝ったのみで、未勝利戦の勝ち上がりもありませんでした。ようやく2勝目ですね。

 キングカメハメハの生殖能力が低下している可能性が高く、先週のセントライト記念ではディープインパクト産駒アルアインがトーセンホマレボシ産駒ミッキースワローに並ぶ間もなく交わされるありさま。

 キンカメ・ディープ時代の終えんは近いと見ます。

 

炎の単勝百番勝負! その31


 その31は阪神12レース「3歳上500万下」。

 本命はエアウィンザー。

 キングカメハメハ産駒は2歳世代ではレイエンダが新馬戦を勝ち上がったのみで未勝利戦の勝馬もありません。生殖能力が落ちたと見るのが妥当で、買えるのは3歳世代までと見ています。3歳世代ではレイデオロ、ヴァナヘイムに次いで三番手の評価となっていますので、ここは負けられないところと見ます。

 

18年 新馬展望 2017-2018 その34


 阪神5レースはシルクのメジャーレートとキャロットのヘヴンリーブライドとの対決模様。ここはロードカナロア産駒⑥ヘヴンリーブライドに注目。

 中山5レースは当ブログがPOG指名したロードカナロア産駒④グランドピルエットに注目。牝馬路線は来週中山のサフラン賞に出走するレッドレグナントと、先週中山の新馬戦を豪快に差し切ったトーセンブレスがツートップ。グランドピルエットが2頭に迫るか注目です。

 

2017年9月22日金曜日

POG 2017-2018 その7


 指名第七弾はロードカナロア産駒「グランドピルエット」。

 桜花賞候補です。

 

2017年9月18日月曜日

ディープバブル崩壊


 ディープインパクト産駒アルアインがトーセンホマレボシ産駒ミッキースワローに並ぶ間もなく交わされて敗退。

 2017年セントライト記念は、「ディープバブル崩壊」の予兆として、後世の歴史家に語り継がれることとなるでしょう。

 

レベルが高かった2016年デイリー杯2歳ステークス


 阪神11レース仲秋ステークスはサングレーザーが後方から豪快に追い込んで1番人気に応えました。これで500万、1000万、1600万下を3連勝。1400m、1500m、1400mと来ていますので、次は10月28日のスワンステークス(芝1400)でしょうか。マイルまで持てば混沌とするマイル路線でニュースターになりそうな勢いです。

 サングレーザーは2016年デイリー杯2歳ステークスでは3着でした。同レースの2着馬ボンセルヴィーソは朝日フューチュリティでも3着、ファルコンステークス2着、ニュージーランドトロフィー3着、NHKマイルカップ3着と、マイル路線で一線級の活躍を続けています。

 2016年デイリー杯2歳ステークスで3着サングレーザーと2着ボンセルヴィーソを負かして勝ったのが当ブログの出資馬ジューヌエコールです。ジューヌエコールが函館スプリントステークスを歴史的レコードで快勝したのも、デイリー杯で負かした相手を考えれば当然の帰結ですね。


*2016年デイリー杯2歳ステークスのクオカード。


 

セントライト記念 2017


 ここはケン。

 レジャーで競馬をやっている輩は年がら年中馬券を買って自虐的に楽しんでいますが、当ブログは「博打」として真剣に取り組んでいますので、当たる確率の高いレース以外の馬券は買いません。台風明けの読みづらい馬場状態、アルアイン以外に実績馬は皆無、と言って、人気のアルアインを軸にするほどお人好しではない。したがって、ここはケンします。

 奇才・阿佐田哲也の傑作ピカレスクロマン「麻雀放浪記」の冒頭では、チンチロチンにおける「ケン」の重要性を理論的に解説しています。未読の方は、ぜひ読んでみてください。

 

馬券の買い方


 ここで、当ブログにおける馬券の買い方について説明させていただきます。

 当ブログは、競馬は単なる「確率論」に過ぎないと考えています。馬のことが分かる人間などこの世に存在しません。分かれば誰でも蔵を建てられるハズですが、そのような事例を聞くのは稀であることが、「馬のことが分かる人間などこの世に存在しない」ことを証明しています。

 一つのレースにおいて、来そうな馬を数頭に絞ることは可能でしょう。失敗するのは、そこから一頭に絞ろうとするからです。競馬ファンの脳裏には、「◎ 〇 ▲ △」の印が刷り込まれています。このため、生真面目な日本の競馬ファンは本命馬を一頭に絞らなければならないと勘違いしているのです。一頭に絞ればハズれる確率が上がります。

 当ブログが何故ローズステークスの馬連21,390円を的中させることができたのかを考察してみましょう。当ブログの印は

◎ ⑥ リスグラシュー
〇 ② モズカッチャン
▲ ⑯ カワキタエンカ
☆ ⑭ ラビットラン
×  ⑩ レーヌミノル
△ ⑤ ミリッサ
△ ⑮ カラクレナイ
△ ⑰ ファンディーナ


でした。 

 そして、買った馬券は馬連フォーメーション⑥②⑯⑭-⑥②⑯⑭⑩⑤⑮⑰の22点を100円ずつ合計2,200円と、馬連ながし⑥-②⑯⑭⑩⑤⑮⑰の7点を300円ずつ合計2,100円の総合計4,300円で21,390円を的中させ、回収率497%の結果となりました。

 本命のリスグラシューは3着でしたので、馬連フォーメーションは的中しましたが、リスからの馬連ながしはハズれました。これは何故か、単なる「確率論」です。軸を一頭に絞れば当たる確率は下がり、軸を多頭数にすれば当たる確率が上がるに過ぎません。真面目に一頭に絞っていたら破産していましたね(笑)。

 

新馬展望 2017-2018 その33


 阪神5レースは雨上がりの道悪馬場ということでダイワメジャー産駒メジャーシャルマンに注目。

 中山5レースはロードカナロア産駒アンフィトリテに注目。道悪は問題ないでしょう。

 阪神6レースはゼンノロブロイ産駒ガッツィーソートに注目。種牡馬失格のゼンノロブロイ産駒に注目するのはこの馬が最後かも。ダート1800mなら何とかなるのでは。

 

2017年9月17日日曜日

きれいにヒット!


 ローズSは当ブログの☆ラビットランが勝って2着は▲カワキタエンカ。

 馬連21,390円をヒットさせていただきました。今季も当ブログの「☆」が台風の目になりそうです。



*馬連フォーメーションが渋い(笑)。

 

ローズステークス 2017


 紫苑ステークスは当たったのに予想を公開しなかったので、ローズステークスはアップします。

◎ ⑥ リスグラシュー
〇 ② モズカッチャン
▲ ⑯ カワキタエンカ
☆ ⑭ ラビットラン
×  ⑩ レーヌミノル
△ ⑤ ミリッサ
△ ⑮ カラクレナイ
△ ⑰ ファンディーナ

 

新馬展望 2017-2018 その32


 阪神5レースはマツリダゴッホ産駒⑬ロイヤルパールスに注目。というより、BMSアラジに注目です。

 「ワンダーホース」アラジを知る人も絶滅しました。1991年の仏2歳戦を席捲し、生まれ故郷の米でブリーダーズカップ・ジュヴェナイルに挑戦します。スタートからもたついたレースでしたが、3角過ぎから大外を回って4角では先頭、そのまま後続馬を突き放す圧巻のパフオーマンスで欧ではカルティエ賞年度代表馬に、米でもエクリプス賞最優秀2歳牡馬に選出されました。社台の会報誌に掲載された「きみはアラジを見たか」の一文に、「ハイ、見ましたよ」と答えたのも懐かしい思い出です。

 何故当ブログがアラジを見たか。今では海外競馬のオーソリティとなった合田直弘氏を知らなければモグリですが、合田氏がテレビ東京を飛び出してリージェント社を立ち上げて間もない当時、「レーシングワールド」という海外競馬のビデオを輸入販売していました。年間購読でも10万円近くしましたので、バブル時代でなければ当ブログでも購入することはなかったと思いますが、アラジ、ヘクタープロテクター、マキアベリアン、サンデーサイレンス、イージーゴーアー、オープンマインド、パーソナルエンサインなどの現役時代を、毎月送られて来る「レーシングワールド」でほぼリアルタイムに見ていました。だから当ブログは「アラジを見た」のです。因みに当ブログがルミナスポイントに出資した理由は、BMS「マキアベリアンを見た」からです。

 「嵐」だから「アラジ」に注目している訳ではありませんよ(笑)。

 中山5レースはディープインパクト産駒④プリモシーンが人気を集めていますが、関東も台風の影響で渋り気味の馬場になっていますので、ダイワメジャー産駒⑫レネットに注目。

 

2017年9月16日土曜日

炎の単勝百番勝負! その30


 その30は阪神9レース「野路菊ステークス」。

 本命はワグネリアン。

 道悪でどうなるか分かりませんが、小粒な2歳戦線で「AAA」評価していますので仕方なく単勝を買います。

 

新馬展望 2017-2018 その31


 阪神5レースはジャングルポケット産駒⑧ワールドビーターに注目。

 中山5レースはノヴェリスト産駒⑩ヘルムスマンに注目。BMSパントレセレブルは当ブログの出資馬サレンティーナと同じで、牝系に入っていいと考えています。

 中山6レースはダート1200m戦ということでシニスターミニスター産駒②メイショウヒサカタに注目しようと思っていたのですが、同じくダート1200m戦の1レースが⑯-⑭-⑫で決まりましたので、メイショウボーラー産駒⑯ラッキーチャンスに変更します。朝令暮改は世の常ですね(笑)。以前は「一貫性がない」というような悪い意味で使われていたようですが、現代のビジネス世界では「臨機応変」と肯定的な意味合いで使われています。

 

2017年9月10日日曜日

新馬展望 2017-2018 その30


 中山4レースはスマートファルコン産駒⑤スペースファルコンに注目。人気はキングカメハメハ産駒⑪サムライブルーのようですが、今期の2歳戦でキンカメ産駒は新馬戦でレイデオロが勝ったのみ、未勝利戦では0勝です。巷間うわさされているように、生殖能力が落ちている可能性が高い。2頭目が出現するまで切り続けるのが正解。2頭目が出たら爆発する可能性があるので買い続ける予定です。

 阪神5レースはオルフェーヴル産駒③ムーンレイカーに注目。人気のアゼリ産駒⑥シルヴァンシャーは無印。

 アゼリ産駒について、2010年産アメリ(父Distorted Humor)は2011年にサンデーサラブレッドクラブから一口125万(総額5,000万円)で募集され、条件戦を3勝しただけですが着賞金を稼いで獲得賞金は5,136万円と成功しました。

 2011年産(父ゼンノロブロイ)は2012年セレクトセール1歳馬セッションに上場され、森田謙一氏が8千万円で落札しましたが腰フラで未出走。

 空胎後の2013年産(父ディープインパクト)は2013年セレクトセール当歳馬セッションに上場され、寺田寿男氏の代理人らしい(有)デスクバレットが2億4千万円で落札し、ロイカバードと名付けられて寺田寿男氏名義で現役生活を続けており、オープンまで行って約8,300万円を稼いで健闘はしていますが元本には程遠い。

 2014年産(父ディープインパクト)は2014年セレクトセール当歳馬セッションに上場され、近藤利一氏が2億5千万で落札し、アドマイヤアゼリとなって現在4戦1勝、獲得賞金は960万円で元本には程遠い。

 2015年産(父ディープインパクト)は2016年サンデーサラブレッドクラブから一口400万(総額1億6千万円)で募集され、シルヴァンシャーとして本日デビューします。まぁ、ディープの期待馬は10月、11月の京都でデビューしますので、阪神に回された時点で期待薄と見るのが妥当でしょう。

 中山5レースはジョーカプチーノ産駒②イッツマイターンに注目。人気のキングカメハメハ産駒⑫ネイビーアッシュは切り。但し、4レースでサムライブルーが勝てばキンカメ産駒が連勝すると見ます。

 阪神6レースはノヴェリスト産駒④ピエナミントに注目。人気はステイゴールドとオリエンタルアートの産駒⑨デルニエオールですが、オリエンタルアートはリヤンドファミユ以降は駄馬しか産んでいません。リヤンドファミユからは毎年ステイゴールドを付けてきましたが、一つだけ確かなことは高く売れる点だけです。

 2012年産アッシュゴールドはサンデーサラブレッドクラブから一口450万(総額1億8千万円)で募集されてここまで18戦1勝、騸馬になって現役を続行していますが獲得賞金は約3千万。

 2013年産の牝馬エストソルシエールはG1サラブレッドクラブから一口175万(総額7千万円)で募集されましたが未出走。

 2014年産の牝馬オルファンはさすがに値下げしてサンデーサラブレッドクラブから一口125万(総額5千万円)で募集されましたが2戦0勝、勝ち上がれそうにありません。

 2015年2月5日にステイゴールドが死亡し、オリエンタルアートも3月4日にデルニエオールを産んでから3日後の3月7日に亡くなり、ドラマ性が高くて人気になるのは致し方のないところだと思いますが、サンデーサラブレッドクラブから一口100万(総額4千万円)で募集されたデルニエオールが元本を確保できるかは疑問です。

 

「予言」どおり


 当ブログは、2017年5月7日付け「炎の単勝百番勝負! その24」において、「本命は⑤ディアドラ。この馬は、ソニンクの孫ではロジユニヴァース、ジューヌエコールに次いで3頭目の重賞勝ち馬になると見ています。」と「予言」させていただきいました。

 本日、その「予言」が的中しました。「平成のノストラダムス」と化してきた「さすらいの馬券師」の「予言」は、まだ緒についたばかりです。

 

2017年9月9日土曜日

ソニンク一族発進!


 紫苑ステークスはライツェント産駒のディアドラが快勝。馬連、馬単、3連複、3連単をゲットさせていただきました。

 2017年の中央競馬はソニンク一族が席捲しています。

 フィリーズレビューはルミナスポイント産駒ジューヌエコールが4着、レーヌミノルの浜中が前をカットしなければ勝っていたと言われています。オークスではディアドラが4着と大健闘して勝ったソウルスターリング以上の称賛を浴びました。

 夏競馬に入り、ジューヌエコールが函館スプリントステークスを制して重賞2勝目、ヴァイスハイト産駒ヴァイザーが2歳新馬戦を快勝して小倉2歳ステークスでは4着と健闘、そして、秋競馬に入り本日の紫苑ステークスをディアドラが制したのです。

 ソニンクは名牝ソニックレディのラストクロップです。競走馬としては未出走で、ひっそりと日本に売られてきました。ソニックレディは産駒に恵まれず、ライバルとしてしのぎを削ったミエスク(ダビスタでは「サヨナラ」のモデル)がキングマンボを輩出したのとは対照的に繁殖牝馬としては成功しませんでした。

 ところがぎっちょん、日本に導入されたラストクロップのソニンクがアコースティクス、モンローブロンド、ルミナスポイント、ヴァイスハイト、ライツェントと5頭の牝駒を残したことから歴史の歯車が好転することとなります。

 2009年5月31日、アコースティクスの産駒ロジユニヴァースが日本ダービーを制して歴史が動き出しました。モンローブロンドの牝駒ビキニブロンドは4勝、プラチナブロンドは3勝をあげる活躍を見せます。ルミナスポイント産駒ではルミナスウイングが5勝、ルミナスパレードが4勝をあげ、ジューヌエコールがデイリー杯2歳ステークスと函館スプリントステークスを制しました。ヴァイスハイト産駒のヴァイザーも重賞制覇を期待されています。そして本日、ライツェントの産駒ディアドラがソニンク一族3頭目の重賞勝馬となったのです。

 当ブログが「発見」したソニンクの血は、今後益々「発展」していくことを、当ブログが「保証」します。

 

炎の単勝百番勝負! その29


 その29は阪神5レース「新馬」。

 本命はスターリーステージ。

 早くも桜花賞候補と言われています。

 

自然薯パワー


 秋競馬の開幕を飾る阪神1レースは10頭立て10番人気ブルベアジネンジョが2着に2馬身差をつけて快勝、単勝は25,140円の大穴でした。

 現在、東映チャンネルで1969年に制作された「柔道一直線」が放映されており、当ブログも毎回録画して拝見させていただいております。主人公・一条直也(桜木健一)の師匠・車周作(高松英郎)の職業は「自然薯売り」。自然薯パワーは秋競馬でも発揮されてブルベアジネンジョが大穴をあけました。

 何故こんな大穴になったのか、理由は簡単で、競馬記者がこぞってビッグスモーキーに◎を打ち、1.1倍などという気違いじみた人気に祭り上げた結果です。ビッグスモーキーの父キングカメハメハ産駒は、今期の2歳戦では新馬戦でレイエンダ1頭が勝ったのみで、未勝利戦では0勝です。このような事実も知らずにこんな馬に重い印を打つような競馬記者は頭を丸めるべきでしょうね。

 

新馬展望 2017-2018 その29


 阪神5レースは当ブログがPOG指名したディープインパクト産駒⑦スターリーステージに注目。吉田勝巳氏名義になっており、2016年社台グループオーナーズから一口600万(総額6千万円)で募集されたものです。

 母スターアイルの産駒は、2011年産ミッキーアイルを2012年セレクトセール1歳馬セッションで野田みづき氏が落札して大成功しました。12年産(父ゼンノロブロイ)は生後直死、セレクト行きの13年産(父ヴィクトワールピサ)と14年産(父マンハッタンカフェ)は価格の割には成功とは言えない成績。15年産の当馬は父がディープインパクトに戻って本日デビューします。

 中山5レースは混戦模様ですがスクリーンヒーロー産駒⑨ウサギノダンスに注目。父スクリーンヒーロー産駒とBMSアドマイヤムーンのBMSがサンデーサイレンスなので、ウサちゃんは「サンデーの3×4」を持つこととなります。ダメならジャンプ力を生かして障害入りでしょう。

 

2017年9月8日金曜日

POG 2017-2018 その6


 指名第六弾はディープインパクト産駒「スターリーステージ」。

 当ブログはミッキーアイルの68万馬券からスタートしました。ミッキーアイル以上の逸材と言われています。

 

2017年9月3日日曜日

「予定」どおり


 新潟10レース飯豊特別、サレンティーナは予定どおりの3着。

 1000万特別の1200m戦は10月1日に中山で「勝浦特別」、11月3日に福島で「河北新報杯」が組まれています。次走の中山も2着か3着で、福島が狙いですかね。

新馬展望 2017-2018 その28


 小倉5レースはオルフェーヴル産駒④ノーブルスピリットに注目。オルフェの勢いに乗ります。人気のディープインパクト産駒⑧レッドヴァ―ルはガレている可能性があるのでパドックに注目。

 新潟5レースはストロングリターン産駒①アメリカンツイストに注目。1994年生れの母エアウイングスの13番目の産駒となります。

 エアウイングスの2つ上の兄はサンデーブランチ。当ブログはサンデーサイレンス初年度産駒に出資する予定でしたが、バブル崩壊のため断念しました。行けていれば1994年社台の募集でサンデーブランチに出資していた可能性が一番高い。エアウイングスが7着に敗れた1997年の秋華賞はメジロドーベルとキョウエイマーチとの馬連360円を一点6万円で的中させましたが、その直後に勤めていた会社が倒産しました。

 新潟6レースはロードカナロア産駒⑤ハウナニに注目。カナロア産駒はダートにはあまり出てこないので、ここまでの勝馬は全て芝です。カナロアのダート適性を占う上で重要な一戦となりますね。勝てばグリーンファームで募集されているアースサウンドの16に行く予定です。


2017年9月2日土曜日

新馬展望 2017-2018 その27


 まだぶり返しの残暑は来るでしょうがめっきり涼しくなりました。夏競馬も今週が最終週、いよいよ本格的な競馬シーズンの到来です。

 今季の新種牡馬の注目点がロードカナロアとオルフェーヴルにあることは新馬戦開始前から衆目の一致するところでした。ここまでの結果を見てもカナロア産駒は4勝、オルフェ産駒も4勝と互角ですが、内容には天と地の差があります。

 カナロアは6月に1勝、7月に3勝しましたが8月は0勝と完全に頭打ち。オルフェは6月こそ0勝でしたが7月に1勝、8月は3勝と上昇ムード。

 距離別に見てみると、カナロアは1200mで1勝、1600mで3勝。オルフェは1600mで1勝、1800mで3勝。距離の長い新馬戦が増えてくるにつれてオルフェが本領を発揮してきたことが分かります。

 札幌5レースはオルフェーヴル産駒⑩サトノテラスに注目。オルフェの流れに素直に従います。

 新潟5レースはロードカナロア産駒⑥ダノンスマッシュに注目。カナロア産駒が頭打ちになっているのは明確な理由があります。6月はサンデー・社台の募集、7月はセレクトセールの時期と重なります。販売促進用に早目に仕上げられた産駒がこの時期に攻勢をかけ、それをマスコミが囃し立てて買い煽るのが恒例となっているからです。したがって、仕上がりが早かったカナロア産駒は6月、7月で出尽くしました。但し、カナロアは早熟系ではありませんので、本番はこれからと見ています。その第一号がダノンスマッシュであると見ます。