2016年10月30日日曜日

抜けろ!!


 府中の杜に当ブログによる「抜けろ!!」の絶叫が響き渡りました。

 当ブログの予想どおりモーリスが突き抜けました。強かったですね。


 このレースを目の前で見ない人は不幸であったと思います。



*当り馬券の山。本日はモーリスと心中しました(笑)。



40年目の秋天


 筆者が初めて買った秋の天皇賞は1976年。2着に突っ込んできたハーバーヤングを本命にしていたので連勝馬券をヒットしました。

 勝ったのはアイフル。マイラーと見られていたアイフルですが、岡部騎手は「マイルを2周するつもりで乗った。」と語っていましたね。


 あれから40年、今年の秋天でも「モーリスってマイラーじゃないの?」の懐疑論が渦巻きますが、40年前より1200m距離が短縮された秋天ならモーリスが突き抜けると見ます。


 当ブログ開始前、試験的に行っていた「新馬展望 2013-2014」で唯一「AAA」評価したモーリスも、今では「世界のモーリス」に出世しました。ここが国内最終戦となり香港を使って引退。来春から種牡馬生活に入ります。モーリスの産駒は4代目にサンデーサイレンスの血を持つこととなり、サンデーを2代目以降に持つ牝馬との種付けが可能となりますので種牡馬としての価値は極めて高い。


 本日は東京競馬場S指定席で、モーリスの国内最後の勇姿を堪能させていただきます。


◎モーリス
△その他大勢




新馬展望 2016-2017 その45


 京都4レースはクロフネ産駒⑨エルデュクラージュ本命。

 東京4レースはリーチザクラウン産駒ニシノルーツ本命。人気は同じリーチ西山コンビの⑦ニシノアラモードですが、人気のない方を狙うのが勝負の鉄則。


 新潟5レースは3頭出しのサウスヴィグラス産駒から⑧リボンナイト本命。BMSもタイキシャトルなのでダート1200mはピッタリ。


 京都5レースはルーラーシップ産駒⑩アドマイヤプリヴ本命。母モンローブロンドはルミナスポイントと並ぶソニンクの代表牝駒で、ルーミンと共に「ソニンク系」を発展させていく役割を担っています。当馬はトニービンの3×4で注目を集めており、セレクトセールでも高額で落札されました。府中でデビューさせたかったかも。


 東京5レースはルーラーシップ産駒⑧スワーヴノートン本命。当ブログは東の手薄な新馬戦を狙って東上してくるセコい関西馬が嫌いですが、本日は東京に有力騎手が集まりますので免責されます。ここはデムーロの剛腕に期待。



2016年10月29日土曜日

アルアイ~ン


 京都5レースは当ブログの予想どおりアルアイ~ンではなくアルアインが快勝。

 今年のディープはこれですね。当ブログは「ディープバブル崩壊」を予言していますが、全てのディープを否定している訳ではありませんのでご注意ください。実際、アルアインはPOG指名させていただいております。


 ちょっと付いて行けないのかなぁ~という感じでしたが、ペースを確認すると2F目が11.0秒、3F目が11.6秒のハイペース、目立ちませんが1F目も12.3秒ですからかなりのハイペースでした。実際、先行馬は総崩れで、ライアン・ムーアのペース判断の的確性が証明されました。


 まだまだ発展途上のレース振りでしたが、当ブログの評価は「AAA」。アイ~ン(笑)。


牝馬戦線異常あり


 今年の3歳牡馬は空前のレベルで、「史上最強世代」の呼び声が高かった訳ですが、2歳牡馬陣は当ブログのPOG指名馬にして新馬戦牡馬で唯一の「AAA」評価ヴァナヘイム以外は不作です。原因はディープ産駒の不振にあることは明らかですね。ディープバブル崩壊の「仮説」が「現実」になるか否かはもう少し検証が必要でしょうが、当ブログは実現性が高いと考えています。

 一方、2歳牝馬戦線は史上最高とも思える盛り上がりを見せています。当ブログのPOG指名馬にして新馬戦「AAA」評価の2頭、共にフランケル産駒のソウルスターリングとミ・スエルテの存在がデカい。


 ソウルスターリングは先週のアイビーステークスを楽勝して来年のオークス候補筆頭。ミ・スエルテは来週のファンタジーステークスを勝って阪神ジュベナイルフィリーズでも不動の本命になるのではないでしょうか。ソウルスターリングも阪神ジュベナイルフィリーズへの参戦を表明しています。


 再来週のデイリー杯2歳ステークスには新馬戦「AA」評価ジューヌエコールが出走予定。サトノダイヤモンドの妹リナーテと新馬-中京2歳ステークス連勝のディーパワンサも同レースに向かう予定で、ブエナビスタの初仔コロナシオンは黄菊賞を予定しています。


 何と、牝馬戦線にもディープインパクトの有力馬が不在です。唯一、本日のアルテミスステークスに出走するフローレスマジックがディープ産駒ですが、ここで負けると牝馬戦線もディープ不在のまま進んでいくこととなります。


新馬展望 2016-2017 その44


 京都4レースはArcharcharch産駒⑪スーパーモリオン本命。いよいよライアン・ムーア参上です。牝系はデヴィルズバッグやインリアリティで構成されるスピード系で、父アーチアーチアーチは当然アーチの直仔です。どうしても郷ひろみ歌唱「GOLDFINGER '99」あ~ちっち~あ~ち~と叫んでしまう。ちょっと寒くなってきましたが、熱い走りを期待しましょう(笑)。

 東京4レースはアッミラーレ産駒⑭サーデューク本命。社台が安値で落札して吉田和美名義で走らせるのは明日の天皇賞の本命モーリスと同じパターンですね。


 母ウンビジョンはスペイン語で「1兆」を意味しますのでスケールがでかい。期待のラムタラ産駒でしたが未勝利で終わりました。その母ルイジアナピットは1989年最優秀古牝馬に輝いた名牝で、リトルハーモニーを通じて2008年エリザベス女王杯を制したリトルアマポーラを輩出しています。一族にはミュージック系の馬名が多く見られ、2016年10月15日に当ブログがボブ・ディランのノーベル賞を祝して敢行したミュージック馬券Dayの最初の本命馬「ルートヴィヒコード」もリトルハーモニーの仔となります。本馬がスティービー・ワンダーの名曲「Sir Duke」から命名されたのも肯けますね。


 京都5レースはディープインパクト産駒⑧アルアイン本命。酔っぱらった勢いでPOG指名してしまったので責任を取って本命としますが、地雷の可能性が高い(笑)。


 東京5レースはワークフォース産駒⑤ベストダンス本命。一時代を築いた名牝「ダンパ」のラストクロップとなります。3頭の産駒でコンビを組んだキンカメ産④ニシノスマッシュと❹枠に同居しましたので、「ダンスパートナー」の追悼馬券は枠連❹-❹一点。「新馬展望 2016-2017」も第44回です!


2016年10月28日金曜日

POG指名第八弾


 POG指名枠もあと3頭。

 あまり食指が動く訳でもありませんが、今季は余裕がありますので、POG指名第八弾はアルアイン。


 ライアン・ムーア騎乗に期待します。


 ディープとアメリカスピード系の組合せは悪いとは思っていません。



2016年10月23日日曜日

トゥどこへ?


 京都5レースも当ブログの本命ベストアプローチが快勝。

 POG断トツ一番人気のトゥザクラウンは画面から消えていって何着かは不明。


 まぁ、誰が見ても当然の帰結でしたね。


 キャロットには入るつもりがないので募集価格は知りませんが、外部サイトによると一口30万(総額1億2千万円)だったみたいです。


クロフネ二世誕生せず


 東京3レースは当ブログの予想どおりブランエクラが単勝1.2倍の支持に応えて逃げ切り勝ち。

 直線半ばまで松田騎手の手は微動だにもせず、後ろを振り返る余裕でこのまま持ったまんまで大差勝ちか、と見られたところ、後続馬の追い上げに慌てて追い出し、何とか逃げ切りました。


 一部で「クロフネ二世」の声も聞こえましたが、ちょっとその域には達していないようです。ということで、当ブログの評価は「B」。



40年目の菊花賞


 ディーマジェスティって、そんなに強いのぉ~~?

 皐月賞はサトノダイヤモンドがゲート入りに手こずり、他馬もゲート入りに時間がかかったため、最後入れの大外18番枠を引いたディーマジェスティが勝ちました。ダービーでは1番枠しか来ないのは周知の事実、その1番枠を引いたのもディーマジェスティで3着。


 要するに、ディーマジェスティはついてるだけのことで、実力は劣ると見ています。前走のセントライト記念もアップアップの勝ち方でしたね。


 その昔、フジテレビの競馬中継に「ツイてるやつにのれ!」というコーナーがありましたが、当ブログはああいうアホ番組は見ませんので「ついてる馬」には乗りません。ということで、ディーマジェスティは△止まり。


 サトノダイヤモンドって、そんなに強いのぉ~~?


 確かに当ブログはPOG指名した上で新馬戦でも「AAA」評価としましたが・・・。


 2016年9月15日、スポーツ紙を除く各紙は、「セガサミーホールディングスの会長兼社長、里見治氏(74)が東京国税局の税務調査を受け、金融商品の売却などをめぐり、約30億円の所得税の申告漏れを指摘されていたことが14日分かった。」と報じました。


 てことは、サトノダイヤモンドって税金をごまかしたお金で買ったのぉ~~?(笑)


 これでは競馬の神様「大川慶次郎」が許しませんね。もちろん、正義感に溢れる清廉潔白な当ブログも許しません。取材拒否を恐れて里見某の脱税疑惑を報じなかったスポーツ紙だけは容認しているようですが、世の中を甘く見ていると痛い目にあいますよ。ということで、サトノダイヤモンドは△止まり。


 本命は⑧ミッキーロケット。サンデーサイレンスの導入が日本競馬に革命を起こした事実は認めますが、全馬同じような中距離血統になってしまった弊害も指摘させていただきます。菊花賞出走18頭の中で、唯一サンデーサイレンスの血を持たないミッキーロケットを本命とさせていただきます。


 対抗は⑭アグネスフォルテ。筆者が初めて競馬を競馬として見た40年前の1976年菊花賞、2頭の単枠指定馬トウショウボーイとクライムカイザーの連勝馬券を100万円単位で買ったアホがいるなどと社会面で報じられたほど「TC」の「2強」に人気が集中しました。テンポイントですら離された3番人気でしたね。この菊花賞を勝ったのが内からスルスルと伸びてきた聞いたこともなかったグリーングラスです。


 「グリーングラス WHO?」が正直な気持ちでした。「グリーングラスの父インターメゾって、ステイヤー血統なんだぜ。」この菊花賞をきっかけとして血統の研究にのめりこんだ「さすらいの馬券師」は、何とか40年生き抜いています(笑)。


 アグネスフォルテもサンデーサイレンスの血を持ちますが、母系の4代目に入っているだけで、サンデーの血を持つ菊花賞出走馬17頭の中では一番遠い。当ブログはイルドブルボンの4×5に注目します。イルドブルボンは1987年に日本に輸入された直後、ヨーローッパに残した産駒から1988年にカヤージが英・愛ダービーを制しました。ジャパンカップにも来たプティットイルの父でもあり、菊花賞向きのステイヤーです。


 アグネスフォルテが来て、それをきっかけに血統に興味を持つ若者が出現すれば本望です。ゲームから入っても、「似非血統論者」にしかなれませんよ。実戦から学ぶべきです。


 ▲と☆はステゴの④シュペルミエールと⑪レインボーライン。


◎ ⑧ミッキーロケット
〇 ⑭アグネスフォルテ
▲ ④シュペルミエール
☆ ⑪レインボーライン
△ ⑥ディーマジェスティ
△ ③サトノダイヤモンド
△ その他大勢


新馬展望 2016-2017 その43


 東京3レースはHansen産駒⑩ブランエクラ本命。Katiesの名前も久し振りに聞きましたね。祖母ケイティーズは代表産駒ヒシアマゾンの仔が全く走らずとんとご無沙汰でしたが、ダートの大物候補が登場しました。馬主はセレクトセールでも旋風を巻き起こしているKTレーシング。馬主業界も老害化が進んでいるので、新風を吹き込んでください。

 東京4レースはジョーカプチーノ産駒ジョーストリクトリ本命。アナウンサーが噛むと大変なことになる。


 新潟5レースはハービンジャー産駒③アルテーロ本命。東京に持ってくるせこい関西馬は嫌いですが、秋の新潟は確勝を期してくる関西馬が狙い。


 京都5レースはPOG指名人気No1の⑥トゥザクラウンが出走してきましたが、午前7時30分段階でもオッズは2倍を超えており、各紙の本命も散っています。まぁ、池江調教師にも泣きが入っているので致し方のないところでしょうか。当然、当ブログは指名していません。


 本命はNew Approach産駒ベストアプローチ。馴染みの薄い父ニューアプローチはガリレオからサドラーズウェルズですから「重々系」に見えますが、牝系にクラリオンとグレイソブリンが入っていますので日本の馬場にも対応可能と見ます。藤原英昭厩舎はゆっくり仕上げてきますのでいきなりは狙いにくいのですが、トゥザクラウンが人気を吸い取ってくれますのでここは狙い目か。



2016年10月22日土曜日

オークスはもらったぜ!


 ジムから帰ってきてアイビーステークスの画像を見ました。

 当ブログの予想どおり、POG指名馬にして新馬戦「AAA」評価のソウルスターリングが圧勝。オークスはもらいましたね!


 他に説明は不要でしょう(笑)。


1.1倍


 う~~ん、110円つきましたね。

 エアウィンザーが勝って2、3着は2番人気、3番人気で3連単も10倍以下でした。


 当ブログのPOG指名はここまで7頭指名して勝ち上がりはヴァナヘイム、ソウルスターリング、ミ・スエルテに続いて4頭目となりました。


 牡馬筆頭の新馬戦「AAA」評価ヴァナヘイムのライバルにエアウィンザーがのし上がってきましたね。


 牝馬は新馬戦「AAA」評価ソウルスターリングがオークスに、新馬戦「AAA」評価ミ・スエルテが桜花賞に勝つと見ています。

 次は東京9レース・アイビーステークスのソウルスターリングに注目。ヴァナヘイムは来週京都の萩ステークスを予定しています。更に再来週のファンタジーステークスにはミ・スエルテが出走予定、その次の週にはデイリー杯2歳ステークスに出資馬ジューヌエコールが出走の予定となっています。


 来年のクラシックは、指名馬4頭と出資馬1頭で全てが語れるのではないでしょうか。

 何と、ディープ産駒が一頭もいません(笑)。


新馬展望 2016-2017 その42


 京都4レースはシンボリクリスエス産駒⑪ヌーディストビーチ本命。「馬名申請」もここまでなら許可されるようです。だったら、「イエスタカス」でもよかったのでは?「実況」に期待しましょう。

 東京4レースはディープインパクト産駒2頭の争いですが、⑱レッドルチア本命。母「サセッティ」もそそられますね。昔、ジャパンカップにドイツから「カイタノ」がやってきた時、某スポーツ紙に掲載されていたAV女優の予想では「固いの!」と絶叫して本命にしていました。もちろん「馬券が固い」の意味ですから誤解のないように(笑)。


 レッドルチアの母系はBMSのSelkirk からシャーペンアップ-エタンと遡る「素軽い系」。一方、ライバルの⑮アルミレーナは母系の3代目がサドラーズウェルズとモンズーンという「重々系」。同じディープインパクト産駒でも対照的です。どちらが日本の馬場に合うかは火を見るよりも明らかでしょう。因みにアルミレーナの母ナイトマジックの初仔フォイヤーヴェルクはサンデーレーシングから一口300万(総額1億2千万円)で募集された大評判馬でしたが、今では典型的な失敗事例として名高い。二番仔のアルミレーナは牝馬なので一口125万(総額5000万円)でしたが、価格に見合う活躍は期待できるのでしょうか?


 京都5レースはロージズインメイ産駒⑧マルヨシャバーリー本命。当ブログの「隠れNHKマイルカップ馬」候補で、現在の京都ならレコード勝ちを期待します。


 東京5レースはキングズベスト産駒⑤ベストベット本命。母ブロードストリートは1800mのローズステークスとスイートピーステークスに勝っていますが2000mの秋華賞、マーメイドステークスは2着、同じく2000mの愛知杯ではご丁寧に2年連続2着。4レースの1600m牝馬限定戦を除外されてこちらに再投票してきました。まぁ、キングズベストなので2000mも克服できるのではないでしょうか。


1.0倍


 最近は単勝1.1倍までが多いのですが、10月21日23時48分現在、明日の東京3レース2歳未勝利戦に出走するエアウィンザーの単勝オッズは1.0倍です。最後まで持ちこたえることができるか見ものですね(笑)。

 単勝100円元返しと言えば、シンボリルドルフの日経賞、スキーキャプテンのきさらぎ賞などがあります。出走したレースの単勝オッズが全て1.3倍以下だったディープインパクトも100円元返しは菊花賞だけでした。


 メインレースで1日に2つの単勝100円元返しと言えば、1977年6月26日、中京競馬場の高松宮杯と中山競馬場の日本短波賞だけでしょう。


 高松宮杯に出走したトウショウボーイは前走の宝塚記念でテンポイント以下を完封、相手弱化のここは元返しも当然でしょう。当ブログの選ぶ「史上最強馬」マルゼンスキーも日本短波賞では敵無しの状況で、こちらも100円元返し。3コーナーでレースが終わったと勘違いしてスピードを緩めて厩舎に帰ろうとしてしまいましたが、そこから再加速して後の菊花賞馬プレストウコウを7馬身ちぎりました。


 この日は中山競馬場で見ていましたので、3コーナーでのマルゼンスキーの失速にどよめいた一人です(笑)。



2016年10月16日日曜日

シーソルティキッス


 単勝1.7倍とコロナシオン以上の人気を集めたシーソルティキッスは勝馬から1.5秒離されて8着と惨敗。

 こちらは当ブログの予想がバッチリでしたね。


 まぁ、予想など当たるも八卦当たらぬも八卦。古来より「予想はウソヨ」と伝わりますので、くれぐれもご注意を。



コロナシオン


 京都5レースは当ブログの予想に反してコロナシオンが単勝1.8倍の圧倒的人気に応えて快勝。

 やや押っ付け気味に進んで「ど~かなぁ~」と見ていましたが直線で伸びてきました。


 しかし勝時計は1.50.0。前日ではありますが3レースの2歳未勝利戦は1.47.2です。当日の1600m2歳未勝利戦は1.33.8ですから計算上ではラスト1Fが16.2秒かかったこととなります。


 まぁ、レースぶりが良かったので、当ブログの評価は「B」。



21回目の秋華賞


 元々3歳牝馬三冠という概念はありませんでした。

 起源を辿れば1970年に創設された4歳(現3歳)牝馬限定戦ビクトリアカップに行きつきます。エリザベス女王の来日を記念して、1976年から「エリザベス女王杯」となりました。なので、筆者の「競馬歴」と「エリザベス女王杯歴」は一致します。4歳(現3歳)牝馬限定戦で、「牝馬三冠」とされるようになってきましたが、まだ「牝馬の三冠目」という印象でしたね。


 実力No1のメジャーエンブレムが消え、実力No2のシンハライトが消え、出がらし同士の争いです。ここはオークスの着順どおりに印を打っていきましょう。後は内枠の4頭。


◎ ビッシュ
〇 フロンテアクイーン
▲ レッドアヴァンセ
☆ ダイワドレッサー
△ デンコウアンジュ
△ エンジェルフェイス
△ ジュエラー
△ パールコード
△ パーシーズベスト



新馬展望 2016-2017 その41


 東京3レースはアパパネの全妹①シーソルティキッスが断然人気。良質の繫殖牝馬には二種類あって、良駒をコンスタントに出すタイプと、派手な一発を出すタイプに分かれます。ルミナスポイントの母ソニンクはコンスタント派に属し、昨日もライツェントの産駒ディアドラが勝ち上がりましたね。アパパネの母ソルティビッドは派手な一発派のようで、シーソルティキッスは過剰人気だと思います。

 ということで、今季ブレイクのローエングリン産駒⑧アドマイヤシナイ本命。馬名の由来は竹刀かシナイ半島か、当ブログは関知シナイ。


 東京4レースは混戦模様ですがSmart Strike産駒ストロボスコープ本命。モハメド殿下初の藤沢厩舎らしい。お得意さんにしたいところなので初戦から狙いではないでしょうか。


 人気の一角アラハバードは過信は禁物。母マトゥラーがオリエントアートの仔なのでどうしても人気になります。実際、初仔のラーダーは2014年サンデーレーシングの募集時には圧倒的人気を集め、二位を50票近く引き離す断トツ一番人気でしたが、走ってみると6戦未勝利で繁殖入りしています。二番仔のアラハバードはG1行きで、三番仔の「マトゥラーの15」は今度は社台サラブレッドクラブからの募集となりました。白老産なのでどちらにも行くようです。ラーダーは牝馬で一口50万(総額2000万円)と妥当な価格設定もあって断トツ人気になった訳ですが、化けの皮が剥がれてからの募集となった三番仔は牡馬にしても一口125万(総額5000万)と跳ね上がり、一位指名は40口に満たないという悲惨な結果でした。二番仔アラハバードがG1で一口100万(総額4000万円)で募集された時はまだ初仔ラーダーの化けの皮が剥がれていなかった時期ですから致し方はないかもしれませんが、出資者は気が気ではないでしょう。Netkeiba.comの初期の投稿に「2番仔だしこの血統の馬がサンデーじゃなくてG1に来る方が逆に怪しい。経営陣が変わったアピールなのか何か問題があるのだろうか・・・」という投稿があります。こういう考え方ができる者のみ生き残ることができます(筆者が投稿した訳ではありません)。


 京都4レースは11頭中パイロ産駒が3頭。その3頭のBMSはフジキセキ、ダンスインザダーク、バブルガムフェローです。フジキセキはサンデーサイレンスの初年度産駒で、朝日杯を危なげなく制しましたが故障によりクラシックは断念、しかし皐月賞はジェニュインが1着でタヤスツヨシが2着、ダービーはタヤスツヨシが1着でジェニュインが2着と、サンデー産駒が他を圧倒しました。2年目産のダンスインザダークはダービーこそ2着でしたが菊花賞は奇跡の末脚で快勝、バブルガムフェローは3歳馬(当時は4歳馬)として秋天に勝ちました。


 バブルガムフェローが府中3歳ステークス(現・2歳ステークス)を圧勝した時「史上最強馬誕生!」と絶叫したのもいい思い出です。ということで、BMSバブルガムフェローのパイロ産駒⑥トウケイライデン本命。


 京都5レースはブエナビスタの初仔コロナシオンがいよいよ登場。ゲート試験に3回落っこっていますので、惨敗か辛勝でしょう。当ブログは惨敗の確率が75%と見て無印。


 ということで、ディープインパクト産駒④レッドオルガ本命。母エリモピクシーはコンスタント派の代表格で、産駒は確実に走ってきます。一つ上のレッドアヴァンセも本日の秋華賞で面白い存在になっていますね。




2016年10月15日土曜日

風に吹かれて 最終回


 最後の勝負は東京11レース府中牝馬ステークス。

 単勝①マジックタイムで勝負。


 母は「タイムウィルテル」。


 宇多田ヒカルの楽曲「time will tell」は「Automatic」とダブルA面のデビュー曲で、ボブ・ディランに捧げるに相応しい名曲です。


風に吹かれて その7


 京都7レースは③オメガハートソング本命。相手は⑱ジングルベルロック、母ボーンスターからフレディ・マーキュリー「I was born to love you」連想の④ナリタスターワン。


風に吹かれて その6


 東京6レースは①ヨクエロマンボ本命。相手は母レッドルンバの④トラキアンコード、更に母ワナから⑧モシモシ。ザ・ヴィーナスの「キッスは目にして」はベートーベンの「エリーゼのために」を原曲とする名曲で歌い出しは「ワナ、ワナ、ワナ~に落~ち~そ~~う~~♪♪」(作詞 阿木燿子 )です。3頭ボックスで勝負!


風に吹かれて その5


 東京5レースはイーグルスから⑫ダノンイーグル本命。相手は⑩グラスハーモニー、これは単純、更にアメリカ「A Horse With No Name(名前のない馬)」連想の⑥ネームユアポイズン。3頭ボックスで勝負!



風に吹かれて その4


 東京3レースは隣の❼枠が来ましたね(笑)。

 京都4レースは早見優連想で⑧メイショウユウワ本命。相手はポール・マッカートニー&ウイングス「ジェット」連想で①アダージェット、エディット・ピアフの名曲「La Vie en rose」から命名された母ヴィアンローズの⑪ジューンソリドール、寺尾聰「Shadow City」連想で⑨シャドウブリランテ。4頭ボックスで勝負!



風に吹かれて その3


 バナナボートは軽快に逃げましたが潰れました。

 東京3レースは⑪コスモオペラ本命。母アルーリングボイスから①オールザゴーが相手、枠連❶-❽、忍んで一点。



風に吹かれて その2


 新潟1レースは本命ルートヴィヒコードが快勝しました!

 東京2レースはハリー・ベラフォンテの名曲⑧バナナボート本命。BMSアメリカンポストからドン・マックリーン「アメリカン・パイ」連想で⑪レイクキャリー、母ジョウノナンシーから早見優「夏色のナンシー」連想で②ピーチメルバ、アメイジング・グレイス連想で③ルールオブグレイスとのボックス。


風に吹かれて その1


 ボブ・ディランのノーベル賞を祝して、本日はミュージック馬券。

 新潟1レースは本命⑤ルートヴィヒコード。母リトルハーモニーに因んでベートーベンのファーストネームからの命名ですね。相手は⑥プレスリー、これは単純。ボブ・ディランと言えば代表曲「風に吹かれて」、ということで、⑩カゼノドリーム。⑫サウンドギャツビーもお忘れなく。


2016年10月14日金曜日

新馬展望 2016-2017 その40


 京都4レースはダート1800m。イスラボニータの下がダート?ボニータの弟、ダイワメジャー産駒⑤イスラドラーダは買いたくありません。そもそもこの調教で勝てるほど競馬は甘くありません。

 ということで、プリサイスエンド産駒⑧メイショウユウワ本命。BMSアグネスタキオンのダート適性に賭けます。何と言ってもルミナスポイントのBMSですからね。


 東京4レースはInto Mischief産駒⑪グリターテソーロ本命。馬主の了徳寺健二氏は学校法人了德寺学園を経営、門別のG3エーデルワイスステークスをリエノテソーロで制して乗りに乗っています。ということで、当ブログも乗ります(笑)。


 リエノテソーロの父Speightstown はゴーンウエストの直仔で、リエノテソーロはミスプロ3×4、ノーザンダンサー5×4、セクレタリアト4×5、ニアークティック5×5、ボールドルーラー5×5という多重クロス。一方、グリターテソーロは完全アウトクロスですが、母系はゴーンウエスト系です。


 この馬主はよく考えていますね。了德寺学園は柔道オリンピック選手を複数抱えていますが、東京オリンピックでも期待できるのではないでしょうか。


 京都5レースはマツリダゴッホ産駒が同居した❽枠が狙いで、人気が無い⑧コスモリョウゲツ本命。グロースタークの5×4という血統に魅かれます。グロースタークはリボーの仔ながらスピード系で、芝1200mで狙ってみます。グロースタークの全弟はヒズマジェスティですが、実は、❽枠に同居した⑨アリンナもグロースターク-ヒズマジェスティの5×5という珍しいクロスを持ちます。ここは枠連❽-❽も狙わなくてはならない(笑)。因みに、ヒズマジェスティの方はリボー系らしくスタミナ派です。全兄弟でもここまで違う、血統の妙味ですね。


 グロースターク、ヒズマジェスティの兄弟を産んだ母フラワーボウルは、エイコーンステークス、CCAオークスの二冠を制したボウルオブフラワーズも輩出している名繁殖牝馬で、ベルモントパーク競馬場ではフラワーボウルを冠した「フラワーボウルインビテーショナルステークス」というG1レースが行われています。ソウルスターリングの母スタセリタが2011年に同レースを制しており、ソウルスターリングが当ブログの予想どおり来年のオークスを制したら、「フラワーボウル」の名も、もっと知られることになるでしょう。


 東京5レースはダイワメジャー産駒⑫ダノンイーグル本命。母ココナッツパルムは筆者が一口出資していました(笑)。ココナッツパルムも、ココナッツパルムの初仔カレングランブルーも新馬勝ちしていますので、狙えるのではないでしょうか。



2016年10月12日水曜日

過小評価


 netkeiba.comに「もしかしたら、ホエールキャプチャを越えるクロフネ牝馬かも。」という書き込みがあります。よく分かっていますね(笑)。

 新馬-特別を2連勝したジューヌエコールに関する世間の評判は明らかに過小評価であると考えています。


 デビュー2週前はCWで54.2-39.4-***-12.6を馬なりでマーク、一週前のCWは51.8-37.6-11.9、直前はCWを馬なりで52.1-38.6-11.7でした。


 7月10日のデビュー戦の前日は大雨でマイルで4秒近く時計がかかっていました。当日は晴れましたが重馬場を1.23.0、上がり34.9秒で危なげなく快勝。馬体重は476キロでした。


 しがらきに放牧に出されて8月31日には516キロと40キロ増、9月1日に入厩しましたが次走は重め残りが予想されました。


 ききょうステークスの二週前追切は坂路で53.6-39.0-25.0-12.5、一週前が圧巻で、坂路で56.2-41.3-27.0-13.4を追った後にCWで53.9-39.2-12.8。直前は軽めと予想されましたが52.4-37.9-24.8-12.3で本番を迎えます。


 9月24日、ルメールを背にききょうステークスは12キロ増の488キロで出走、重め残りとは言えませんが余裕のある作りでこれが出遅れの原因でしょう。この日も稍重馬場でしたが最後方から徐々に進出して1.22.3できっちりと差し切りました。 


 ききょうステークスのメンバーが薄かったとされていますが、この時期の力関係を正確に判断できる関係者がこの世に存在しているのでしょうか。少なくとも、競馬評論家(もどき)と呼ばれる方々の中に、そのような人材がいるとは思えません。いたらとっくの昔に蔵が建っているはずです。


 レース後しがらきに出されて10月7日には508キロに増量。次走のデイリー杯2歳ステークスは更に馬体増で出走してくるのではないでしょうか。程よい筋肉を作るには馬体がふっくらとすることが不可欠であると言われます。成長しない馬にはこれができない。


 筆者の一口馬主歴34年の歴史で、No1の存在であると断言させていただきます。


2016年10月10日月曜日

ガラス玉


 ダイヤモンドの妹はガラス玉程度の輝きしか見せることができませんでした。

 京都3レースはリナーテが勝ちましたが4F目と5F目が13秒台という凡戦で、これではクラシックを狙えるとは思えません。ということで、当ブログの評価は「C」。


 2番人気のヴィニーは豊がスポニチ紙上で「初戦から能力全開のタイプとは違う」と煙幕を張っているくらいですから6着なら上々の出来。2戦目以降も1億3千5百万円に見合う活躍をするとは思えません。


 4番人気のクールデザインは、当ブログの指摘どおりそもそもこの血統で芝1600mの4番人気になる方がどうかしている訳で、14着の惨敗は当然の帰結でしょう。


 当ブログの本命ロードストリートは3番人気に支持されて伸びかけながら伸びきれず4着。まぁ、勝ち上がれるレベルにはあると思います。4頭の中で、一番の安馬であることだけは確実ですね(笑)。



40年目の京都大賞典


 50回のうち40回を見てきたので、達成率80%となります(笑)。

 初めて見た1976年の京都大賞典を制したのはパッシングベンチャでしたが、注目していたのは6番人気で3着に入線したテンポイントです。実況の杉本アナもゴールの後「十分だ、テンポイントはこれで十分だ!」と、勝ったパッシングベンチャそっちのけでテンポイントの名を連呼し続けていました。


 テンポイントはダービーでレース中骨折、主戦の鹿戸明もダービー直前に骨折して武邦彦に乗り替わりとなっており、人馬ともに復活を賭けて臨んだ京都大賞典でした。テンポイントが本物の名馬となっていくきっかけとなったレースでもありましたね。


 翌1977年の京都大賞典はテンポイントの全レース中で最も強さを見せつけたレースでもありました。76年有馬記念、77年宝塚記念でトウショウボーイに敗れたテンポイントにとって、77年秋の目標は「打倒トウショウボーイ」一点でした。既に春の天皇賞に勝っているため秋の天皇賞には出走できません。63キロを背負い、2着サイコームサシ以下をぶっちぎったパフォーマンスは圧巻でしたね。「今年の有馬はテンポイントでしょうがないな」と強く印象付けたレースとなりました。


 第51回京都大賞典は、タカモト式から①キタサンブラックと⑤タマモベストプレイを狙います。問題は買い方で、「3着テンポイント」の「これで十分だ」に因んで、1着キタサンブラック、2着総流し、3着タマモベストプレイの3連単フォーメンションで勝負します。


 キタサンブラックは勝つに決まっていますので、3着にタマモベストプレイが来て「十分だ、タマモベストプレイはこれで十分だ!」といきましょう(笑)。



新馬展望 2016-2017 その39


 京都3レースは牝馬限定戦ながら注目の一戦。世間の耳目を集めるのがサトノダイヤモンドの妹ステイゴールド産駒⑮リナーテですが、ステゴがこの血統に合うとは思えないので無印。次に注目を集めるのがディープインパクト産駒⑯ヴィニーですが、母コケレールから谷口浩美の「コケちゃいました」が連想され、落鉄すると見て無印。

 ディープインパクト産駒②クールデザインは実験的に注目です。2000年産れの母シンディの産駒は初年度産と思われるElusive Quality産駒シンデレラロマンスが2006年に社台サラブレッドクラブから一口50万(総額2000万円)で募集された以降は、セレクトとの低額落札か東サラ行き、更にはグリーンファーム落ちばかりです。走ったのはシンデレラロマンスとツクバコガネオーだけで何れもダートですね。中央でダート5勝の騸馬ツクバコガネオーは8歳の今年も8月の水沢でダート戦を勝っていますが9月の盛岡の芝では10着に敗れています。


 それが何と2015年に社台サラブレッドクラブから一口80万(総額3200万円)で募集されたの「がシンディの14」で、クールデザインと名付けられて本日出走してきました。当ブログの疑問は「何でディープを付けてもらえたの?」です。ディープでダートの大物を狙うという手もないわけではありませんが。ということでここは無印。


 前置きが長くなりましたがストリートセンス産駒⑤ローズストリート本命。超人気のリナーテ、ヴィニーや、4頭のディープ産駒(ヴィニーを含む)、3頭のルーラーシップ産駒をストリートセンス産駒が蹴散らすと考えるのが当ブログ流です(笑)。


 
 京都5レースはハーツクライ産駒⑩レッドコルディス本命。レッドファルクスでスプリンターズステークスを制した東サラの勢いに乗ります。


 東京5レースは関西馬ダイワメジャー産駒⑧サンライズソウマが一本人気となっていますが、当ブログはこういうセコい関西馬が嫌いです。ということで、アドマイヤジャパン産駒⑰パンドラフォンテン本命。BMSサクラバクシンオーに注目。本日のメイン京都大賞典の不動の本命キタサンブラックのBMSとしてその名を天下に轟かせました。馬主の古橋計氏はゴーカイで豪快に儲けましたね。


2016年10月9日日曜日

新馬展望 2016-2017 その38


 東京4レースはヴァーミリアン産駒⑯リヴァイアサン本命。「リヴァイアサン」の馬名は2002年産のBenny the Dip産駒にも使われました。中央では1戦未勝利でしたが水沢と盛岡で4連勝していますね。ファイナルファンタジーシリーズに「召喚獣」として登場していたので、1戦0勝ながら「リヴァイアサン」の馬名は強く印象に残っています。内枠に人気馬が集中しましたが、東京ダート1600mは外枠有利なので二代目に得意技の「大海嘯」を期待しましょう。

 京都5レースはサマーバード産駒①エーティーラッセン本命。昨日の京都は2歳未勝利戦でレコードが出る高速馬場でしたが、本日は午前8時現在重馬場。午後には回復しそうですが、力のいる馬場にも対応できそうな血統馬を狙います。


 東京5レースはシンボリクリスエス産駒⑯ヨシヒコ本命。筆者の大学時代、東京六大学準硬式野球リーグ戦には2年の春から起用されていましたが、2年秋、3年春と二期連続で打率は1割台。やけのやんぱちでこの年33試合連続安打の日本新記録を達成した高橋慶彦の打撃フォームを真似してみたら、これがピタリとハマって3年秋には初の3割を記録しました。ということで、恩人「ヨシヒコ」本命。



2016年10月8日土曜日

新馬展望 2016-2017 その37



 東京5レースはディープインパクト産駒⑦オンリートゥモロー本命。母アコースティクスはソニンクの2001年産で、2年後の2003年産がルミナスポイントとなります。
 筆者が「ソニンクの03」(後のルミナスポイント)に一口出資したのが2004年のサンデーレーシング募集時のこと、、アコースティクスは2006年に力のありそうな牡馬を産み、ロジユニヴァースと名付けられて2009年の日本ダービーを制覇しました。


 ソニンクはその後も駿馬を産み続けます。2005年産ノットアローンは若葉ステークスを制し、2006年産ランフォルセはダート交流重賞路線を席捲し、2008年産ノーザンリバーは芝とダートの重賞を制覇し、2011年産リバーソウルも本年8月に1000万特別を勝ち上がって準オープン入りし、オープン入りも間近に迫ってきています。


 ソニンクの代表牝駒ルミナスポイントも初仔から準オープン入りしたルミナスウィングを輩出し、2014年産ジューヌエコールはデビューから2連勝して来年のクラシックを狙っています。ソニンクから広がる「ソニンク系」の枝葉は、ますます広がりを見せてきています。


 京都4レースはローエングリン産駒⑪マルカテノール本命。ローエングリンでダートはどうかというところではありますが、BMSタヤスツヨシのダート適性に賭けます。1995年日本ダービーでは、タヤスツヨシとジェニュインの馬連を5万円一点買いで仕留めました(笑)。


 京都5レースはマンハッタンカフェ産駒⑭タイセイスターリー本命。ご存知ミッキーアイルの半弟となります。当ブログのデビュー戦となった2014年NHKマイルカップで3連単68万馬券を仕留めたのはご案内のとおりです。あれがなければ今日まで続いていません(笑)。


2016年10月2日日曜日

馬単的中!


 初めて買った凱旋門賞で馬単的中!!!

 最後に押えたハイランドリールが2着に来ました!!!


 4着のシルジャンズサガが3着だったら3連複の50万馬券も取れたのにぃ~~~!!!


 競馬など、誰も理解できていないことが立証できましたね(笑)。

 まだ確定していませんので、未確認情報です(笑)。




40年目の凱旋門賞


 まず最初に申し上げることは、「競馬を分かっている人間などこの世に存在しない」という真理です。分かったようなふりをしている連中は、分かったふりをしていないと給料を貰えないため、分かったふりをしているだけであると明言させていただきます。本日のビッグアーサーのおかげで、日本中の競馬ファンがその真理を知らしめさせていただいたのではないでしょうか。グリーンチャンネルの凱旋門特集に恥ずかしげもなく出演している解説者の中にも、「アーサー不動の主役」などとほざいていた輩が存在しています(笑)。

 さて、筆者にとって40年目の凱旋門賞がやってきました。1976年凱旋門賞、イヴァンジカが勝ったのを「優駿」の海外競馬ニュースで知って、「牝馬かよぉ~」と絶叫していました(笑)。


 筆者が40年競馬を続けていられる理由は、始めた頃から海外競馬に興味を持っていたからであると明言させていただきましょう。


 2年目と3年目はアレッジドがリボー以来の連覇、そこからが圧巻で、スリートロイカス、デトロワ(デトロイトではありません)、ゴールドリヴァー、アキーダ(現在ではアキイダと表記されるようです。当時は皆なアキーダと呼んでいましたね)、オールアロング(前年1982年の第2回ジャパンカップのパドック最前列で見た時は光り輝いていました。)と牝馬が5連覇して、「ヨーロッパの競馬って、どうなってんだよぉ~」と、又しても絶叫させていただきました(笑)。


 筆者の感覚では、欧州競馬は1990年代が一番光り輝いていたと考えています。90年代最強の「凱旋門賞馬」は、パントルセレブルだったと思いますね。オリビエ・ペリエ三連覇の真ん中の年です。


◎ ⑭マカヒキ
〇 ②ポストポンド
▲ ⑤ワンフットインヘヴン
☆ ⑯レフトハンド
△ ⑨ヒルジャンズサガ
△ ⑩ファウンド
△ ⑪ハーザンド
△ ⑬タリスマニック
△ ⑮サヴォワヴィーヴル
△ ⑦シルバーウェーヴ
△ ①ニューベイ
△ ④ハイランドリール


新馬展望 2016-2017 その36


 ロンシャン競馬場の改修工事のため今年の凱旋門賞が行われるシャンティイ競馬場は、昔は「シャンティ」と表記されることが多く、「Danon Chantilly」の日本語名は「ダノンシャンティ」とされました。8文字なので無理やり最後の「イ」を削ったのではなく、意図的に「シャンティ」としたのも命名時の状況ではうなずけます。

 中山4レースはダノンシャンティ産駒①ラブパレード本命。理由はご想像にお任せいたします。

 中山5レースはダノンシャンティ産駒⑥フェールデクール本命。理由はご想像にお任せいたします(笑)。


 阪神5レースはキンシャサノキセキ産駒③アグネスヒテン本命。本日は久々の快晴で、母「アグネスソレイユ」のお日様を何日振りかで拝みました。天気がいいのでスプリンターズステークスに行ってきまぁ~す(笑)。


*本日のネタは某大手スポーツ紙を参考にさせていただいております。



2016年10月1日土曜日

40年目のスプリンターズステークス


 筆者の競馬元年、1976年のスプリンターズステークスを制したのは最低人気のジャンボキングでした。馬主は醍醐幸右衛門氏、調教師は久保田金造師、父はカシムでBMSはミツサクラです。大時代的ですね(笑)。

 この日、フジテレビ競馬中継のゲストとして出演した寺山修司は、最低人気のジャンボキングを本命にして枠連(当時は枠連しかありませんでした)万馬券を的中させています。こんなことを覚えている馬券師は今では当ブログだけでしょう(笑)。


 シュウジは寺山修司の生誕80周年を記念して「シュウジ」と名付けられました。ということで、40年目のスプリンターズステークスは本命シュウジ。


◎ ⑤シュウジ
〇 ④ソルベイグ
▲ ②ブランボヌール
☆ ⑫レッツゴードンキ
△ ⑮ミッキーアイル
△ ①ビッグアーサー


 単勝⑤と、馬単ボックス①②④⑤⑫⑮、3連単ボックス①②④⑤⑫⑮で勝負します。


デッドヒート


 阪神5レースは2億円馬サトノアーサーが同着で2分4秒8の凡戦を制しました。当ブログの評価は「C」。

 レースを見る限りでは内のスズカフロンティアが粘ったように見えました。判定写真を見ると、スズカフロンティアは首を上げたところ、サトノアーサーは首を下げたところがゴールなので見た目にはスズカフロンティアが残ったと見えたようです。但し、判定写真を見てもスズカフロンティアはスリットに掛かっているように見えますがサトノアーサーは届いていないのではないでしょうか。


 近年では多くのスポーツの判定にビデオ判定が採用されていますが、競馬では昔から「写真判定」が採用されており、多くのドラマを作り上げてきました。


 1961年の日本ダービーではハクショウとメジロオーが大接戦を演じ、長い写真判定の末ハクショウがハナ差の勝ちと判定されました。ハクショウのオーナーが大馬主の西博で、メジロオーの北野はまだペーペーだったことがハクショウの勝利と判定された原因となったなどと伝えられており、今でもデッドヒートではなかったかとも言われています。


 スズカとサトノではサトノ有利に判定されるのも致し方のないところかもしれませんね。



ディープブリランテ


 京都2レース2歳未勝利戦で今季の新種牡馬ディープブリランテ産駒②ブリラーレが快勝しました。

 8月27日付け「新馬展望 2016-2017 その25」で本命にしたお馬さんです。


 「イタリア語で「輝く」を意味する「ブリラーレ」の馬名には因縁があります。2014年にサンデーレーシングから募集された「ルミナスポイントの13」の馬名募集に「ブリラーレ」で応募しましたが採用されませんでした。「ルミナスポイント」は父アグネスタキオン=「超光速で動くと仮定されている粒子」から「光点」=ルミナスポイントと名付けられました。その産駒に「輝く」=ブリラーレで応募したのですが、「ルミナスポイントの13」はルミナスエレメント=「発光素子」と名付けられ、明日の札幌3レースで最後のレースを迎えます。ここを惨敗して楽天オークション行きとなるでしょう。「ブリラーレ」が採用されていれば、光り輝く競走成績になっていたのではないでしょうか。「ブリラーレ」の馬名は、ディープブリランテ産駒に取られてしまいました。ということで、本命。」が本命にした理由でしたね。


 当ブログの予想どおり、「ブリラーレ」の馬名は光り輝く競走成績となりそうです。


 2012年ダービー馬ディープブリランテ産駒と、2012年ダービー3着馬トーセンホマレボシ産駒が東西で快勝。これだから競馬はやめられない(笑)。

トーセンホマレボシ


 中山1レース2歳未勝利戦で今季の新種牡馬トーセンホマレボシ産駒②スターストラックが快勝しました。

 7月24日付け「新馬展望 2016-2017 その16」で本命にしたお馬さんで、2015年サンデーレーシングから一口40万(総額1600万円)で募集されています。「一口出資するか最後まで悩んでやめたお馬さんです。アルザオの4×4が今でも気になって仕方がない。こういうのが走るんですよねぇ~(笑)。」が本命にした理由でしたね。


 デビュー戦は6着に敗れ、その後も4着、10着で「出資しなくて助かったぁ~」と胸をなでおろしていましたが、ダート替わりで一変して快勝しました。世の中で騒がれるのは何億もする馬たちばかりですが、こういう安馬から駿馬を見出すのがプロの打ち方です。ジューヌエコールも一口50万(総額2000万円)の安馬でした。




新馬展望 2016-2017 その35


 阪神5レースはハーツクライ産駒⑤マンボスカイ本命。人気のディープ産駒にはディープキラーのハーツクライは定番です。

 中山5レースはMizzenMast産駒⑤マイネルアムニス本命。父系はコジーンからカロ-フォルティノ-グレイソブリンと遡る日本ではお馴染のスピード血統です。BMSは当ブログお気に入りのパントレセレブルで、BMSパントレセレブルを本命にするのは、その29のサレンティーナ以来となります。パントレセレブルは1997年に、本年から日本でも馬券が発売されることとなった凱旋門賞を5馬身差で勝った90年代欧州最強馬の一頭で、BMSに入るとスピード馬を出しますね。マキャベリアン同様の成功が期待されます。


 阪神6レースはダート1800mでフリオーソ産駒③テルペリオン本命。