2016年10月2日日曜日

40年目の凱旋門賞


 まず最初に申し上げることは、「競馬を分かっている人間などこの世に存在しない」という真理です。分かったようなふりをしている連中は、分かったふりをしていないと給料を貰えないため、分かったふりをしているだけであると明言させていただきます。本日のビッグアーサーのおかげで、日本中の競馬ファンがその真理を知らしめさせていただいたのではないでしょうか。グリーンチャンネルの凱旋門特集に恥ずかしげもなく出演している解説者の中にも、「アーサー不動の主役」などとほざいていた輩が存在しています(笑)。

 さて、筆者にとって40年目の凱旋門賞がやってきました。1976年凱旋門賞、イヴァンジカが勝ったのを「優駿」の海外競馬ニュースで知って、「牝馬かよぉ~」と絶叫していました(笑)。


 筆者が40年競馬を続けていられる理由は、始めた頃から海外競馬に興味を持っていたからであると明言させていただきましょう。


 2年目と3年目はアレッジドがリボー以来の連覇、そこからが圧巻で、スリートロイカス、デトロワ(デトロイトではありません)、ゴールドリヴァー、アキーダ(現在ではアキイダと表記されるようです。当時は皆なアキーダと呼んでいましたね)、オールアロング(前年1982年の第2回ジャパンカップのパドック最前列で見た時は光り輝いていました。)と牝馬が5連覇して、「ヨーロッパの競馬って、どうなってんだよぉ~」と、又しても絶叫させていただきました(笑)。


 筆者の感覚では、欧州競馬は1990年代が一番光り輝いていたと考えています。90年代最強の「凱旋門賞馬」は、パントルセレブルだったと思いますね。オリビエ・ペリエ三連覇の真ん中の年です。


◎ ⑭マカヒキ
〇 ②ポストポンド
▲ ⑤ワンフットインヘヴン
☆ ⑯レフトハンド
△ ⑨ヒルジャンズサガ
△ ⑩ファウンド
△ ⑪ハーザンド
△ ⑬タリスマニック
△ ⑮サヴォワヴィーヴル
△ ⑦シルバーウェーヴ
△ ①ニューベイ
△ ④ハイランドリール