2016年10月29日土曜日

牝馬戦線異常あり


 今年の3歳牡馬は空前のレベルで、「史上最強世代」の呼び声が高かった訳ですが、2歳牡馬陣は当ブログのPOG指名馬にして新馬戦牡馬で唯一の「AAA」評価ヴァナヘイム以外は不作です。原因はディープ産駒の不振にあることは明らかですね。ディープバブル崩壊の「仮説」が「現実」になるか否かはもう少し検証が必要でしょうが、当ブログは実現性が高いと考えています。

 一方、2歳牝馬戦線は史上最高とも思える盛り上がりを見せています。当ブログのPOG指名馬にして新馬戦「AAA」評価の2頭、共にフランケル産駒のソウルスターリングとミ・スエルテの存在がデカい。


 ソウルスターリングは先週のアイビーステークスを楽勝して来年のオークス候補筆頭。ミ・スエルテは来週のファンタジーステークスを勝って阪神ジュベナイルフィリーズでも不動の本命になるのではないでしょうか。ソウルスターリングも阪神ジュベナイルフィリーズへの参戦を表明しています。


 再来週のデイリー杯2歳ステークスには新馬戦「AA」評価ジューヌエコールが出走予定。サトノダイヤモンドの妹リナーテと新馬-中京2歳ステークス連勝のディーパワンサも同レースに向かう予定で、ブエナビスタの初仔コロナシオンは黄菊賞を予定しています。


 何と、牝馬戦線にもディープインパクトの有力馬が不在です。唯一、本日のアルテミスステークスに出走するフローレスマジックがディープ産駒ですが、ここで負けると牝馬戦線もディープ不在のまま進んでいくこととなります。