2016年10月1日土曜日

デッドヒート


 阪神5レースは2億円馬サトノアーサーが同着で2分4秒8の凡戦を制しました。当ブログの評価は「C」。

 レースを見る限りでは内のスズカフロンティアが粘ったように見えました。判定写真を見ると、スズカフロンティアは首を上げたところ、サトノアーサーは首を下げたところがゴールなので見た目にはスズカフロンティアが残ったと見えたようです。但し、判定写真を見てもスズカフロンティアはスリットに掛かっているように見えますがサトノアーサーは届いていないのではないでしょうか。


 近年では多くのスポーツの判定にビデオ判定が採用されていますが、競馬では昔から「写真判定」が採用されており、多くのドラマを作り上げてきました。


 1961年の日本ダービーではハクショウとメジロオーが大接戦を演じ、長い写真判定の末ハクショウがハナ差の勝ちと判定されました。ハクショウのオーナーが大馬主の西博で、メジロオーの北野はまだペーペーだったことがハクショウの勝利と判定された原因となったなどと伝えられており、今でもデッドヒートではなかったかとも言われています。


 スズカとサトノではサトノ有利に判定されるのも致し方のないところかもしれませんね。