2016年10月23日日曜日

40年目の菊花賞


 ディーマジェスティって、そんなに強いのぉ~~?

 皐月賞はサトノダイヤモンドがゲート入りに手こずり、他馬もゲート入りに時間がかかったため、最後入れの大外18番枠を引いたディーマジェスティが勝ちました。ダービーでは1番枠しか来ないのは周知の事実、その1番枠を引いたのもディーマジェスティで3着。


 要するに、ディーマジェスティはついてるだけのことで、実力は劣ると見ています。前走のセントライト記念もアップアップの勝ち方でしたね。


 その昔、フジテレビの競馬中継に「ツイてるやつにのれ!」というコーナーがありましたが、当ブログはああいうアホ番組は見ませんので「ついてる馬」には乗りません。ということで、ディーマジェスティは△止まり。


 サトノダイヤモンドって、そんなに強いのぉ~~?


 確かに当ブログはPOG指名した上で新馬戦でも「AAA」評価としましたが・・・。


 2016年9月15日、スポーツ紙を除く各紙は、「セガサミーホールディングスの会長兼社長、里見治氏(74)が東京国税局の税務調査を受け、金融商品の売却などをめぐり、約30億円の所得税の申告漏れを指摘されていたことが14日分かった。」と報じました。


 てことは、サトノダイヤモンドって税金をごまかしたお金で買ったのぉ~~?(笑)


 これでは競馬の神様「大川慶次郎」が許しませんね。もちろん、正義感に溢れる清廉潔白な当ブログも許しません。取材拒否を恐れて里見某の脱税疑惑を報じなかったスポーツ紙だけは容認しているようですが、世の中を甘く見ていると痛い目にあいますよ。ということで、サトノダイヤモンドは△止まり。


 本命は⑧ミッキーロケット。サンデーサイレンスの導入が日本競馬に革命を起こした事実は認めますが、全馬同じような中距離血統になってしまった弊害も指摘させていただきます。菊花賞出走18頭の中で、唯一サンデーサイレンスの血を持たないミッキーロケットを本命とさせていただきます。


 対抗は⑭アグネスフォルテ。筆者が初めて競馬を競馬として見た40年前の1976年菊花賞、2頭の単枠指定馬トウショウボーイとクライムカイザーの連勝馬券を100万円単位で買ったアホがいるなどと社会面で報じられたほど「TC」の「2強」に人気が集中しました。テンポイントですら離された3番人気でしたね。この菊花賞を勝ったのが内からスルスルと伸びてきた聞いたこともなかったグリーングラスです。


 「グリーングラス WHO?」が正直な気持ちでした。「グリーングラスの父インターメゾって、ステイヤー血統なんだぜ。」この菊花賞をきっかけとして血統の研究にのめりこんだ「さすらいの馬券師」は、何とか40年生き抜いています(笑)。


 アグネスフォルテもサンデーサイレンスの血を持ちますが、母系の4代目に入っているだけで、サンデーの血を持つ菊花賞出走馬17頭の中では一番遠い。当ブログはイルドブルボンの4×5に注目します。イルドブルボンは1987年に日本に輸入された直後、ヨーローッパに残した産駒から1988年にカヤージが英・愛ダービーを制しました。ジャパンカップにも来たプティットイルの父でもあり、菊花賞向きのステイヤーです。


 アグネスフォルテが来て、それをきっかけに血統に興味を持つ若者が出現すれば本望です。ゲームから入っても、「似非血統論者」にしかなれませんよ。実戦から学ぶべきです。


 ▲と☆はステゴの④シュペルミエールと⑪レインボーライン。


◎ ⑧ミッキーロケット
〇 ⑭アグネスフォルテ
▲ ④シュペルミエール
☆ ⑪レインボーライン
△ ⑥ディーマジェスティ
△ ③サトノダイヤモンド
△ その他大勢