2016年10月10日月曜日

40年目の京都大賞典


 50回のうち40回を見てきたので、達成率80%となります(笑)。

 初めて見た1976年の京都大賞典を制したのはパッシングベンチャでしたが、注目していたのは6番人気で3着に入線したテンポイントです。実況の杉本アナもゴールの後「十分だ、テンポイントはこれで十分だ!」と、勝ったパッシングベンチャそっちのけでテンポイントの名を連呼し続けていました。


 テンポイントはダービーでレース中骨折、主戦の鹿戸明もダービー直前に骨折して武邦彦に乗り替わりとなっており、人馬ともに復活を賭けて臨んだ京都大賞典でした。テンポイントが本物の名馬となっていくきっかけとなったレースでもありましたね。


 翌1977年の京都大賞典はテンポイントの全レース中で最も強さを見せつけたレースでもありました。76年有馬記念、77年宝塚記念でトウショウボーイに敗れたテンポイントにとって、77年秋の目標は「打倒トウショウボーイ」一点でした。既に春の天皇賞に勝っているため秋の天皇賞には出走できません。63キロを背負い、2着サイコームサシ以下をぶっちぎったパフォーマンスは圧巻でしたね。「今年の有馬はテンポイントでしょうがないな」と強く印象付けたレースとなりました。


 第51回京都大賞典は、タカモト式から①キタサンブラックと⑤タマモベストプレイを狙います。問題は買い方で、「3着テンポイント」の「これで十分だ」に因んで、1着キタサンブラック、2着総流し、3着タマモベストプレイの3連単フォーメンションで勝負します。


 キタサンブラックは勝つに決まっていますので、3着にタマモベストプレイが来て「十分だ、タマモベストプレイはこれで十分だ!」といきましょう(笑)。