2014年10月10日金曜日

ザ・対決! その1




 「職業野球!実況中継」に掲載してきた「対決!」シリーズを、今秋よりグレードアップさせて「ザ・対決!」シリーズとして「ルーミンのたてがみ」にてお届けしていくことになりました。

 これまで「匠の視点」池江泰郎元調教師と馬券歴38年「さすらいの馬券師」筆者の「対決」をお届けしてきたところ、スポニチ誌上より井上オークスが「わだじも入れてぐれぇ~」と懇願してきましたので入れてあげることにしました。



 ということで、今秋のG1より三つ巴のバトルロイヤルを繰り広げていくこととなります。第一弾は新潟競馬場で行われる第48回スプリンターズステークスです。井上オークスの予想は土曜日版に掲載されますが、本命は⑬レッドオーヴァルでした。本命というより、通常オークスの買い目は単勝1点ですのでレッドオーヴァルの単勝1万円!と張り切っております。実は筆者の本命もレッドオーヴァルの予定でした。時々井上オークスと予想が被るのですが、その時点で諦めることにしています(笑)。「匠の視点」は日曜日版に掲載されました。「飛びぬけた存在が今年はいないので、波乱のにおいがします。」と的確に予想していながら、矢張り本命は一番人気のハクサンムーンでした。「匠のオッズ」の面目躍如と言えばそれまでですが、「波乱のにおい」がしておきながら一番人気を本命にする論理矛盾に気が付いていません(笑)。しかもご丁寧に対抗が二番人気のストレイトガール、まぁ二着に来たので流石「匠の視点」と評価します。


 馬券歴38年「さすらいの馬券師」筆者は枠連❶-❼-❽のボックスを本線にしました。池江泰郎元調教師も認めているとおりの混戦模様でしたので枠連を本線にしたのです。「匠の視点」が馬作りの名手であることは万人の認めるところですが、同様に馬券は素人です。プロの馬券師は、何が来るか分からない時は枠連にします。当ブログが「⑱スノードラゴンも侮れませんし。」と書くことができたのも、本命にした⑯セイコーライコウと同枠にいたからです。馬券は勝てば官軍、理論的に当てる必要性など全くありません。分からない時は枠連をどうぞ(笑)。それでもハズれるのは常ですが。


 井上オークスの本命⑬レッドオーヴァルは3着でした。今季も「井上大崩れ」(失礼!)となる気配がプンプンです(笑)。



*対戦成績 「さすらいの馬券師」0勝vs「匠の視点」0勝vs「井上オークス」0勝。



【登場人物紹介】

「さすらいの馬券師」筆者:1976年日本ダービーで大本命トウショウボーイとテンポイントを蹴ってクライムカイザーの単勝1,520円を的中させて以来、穴馬専門馬券師稼業を続けて38年。

《的中履歴》               
1977年鳴尾記念 枠連❸-❼6,970円 1着テンポイント 2着ケイシュウフォード 本命は当然テンポイント、軽量53キロのセルティックアッシュ 産駒ケイシュウフォードを連下に押えて的中!法事で大阪に行っていたので大阪球場にあった場外で買いました(笑)。


1977年菊花賞 単勝530円、枠連❼-❽3,130円 1着プレストウコウ 2着テンメイ 本命プレストウコウ、対抗ニチドウライザー。ニチドウライザーの同枠にテンメイが同居していたことから単勝と共に枠連も的中!


1979年オークス 単勝460円、枠連❺-❽3,370円 1着アグネスレディー 2着ナカミサファイヤ 本命アグネスレディー、対抗ナカミサファイヤで本線的中!筆者の馬券師稼業でも最高の予想でした。


1987年スプリングS 枠連❻-❻700円 1着マティリアル 2着バナレット 1点買いで的中させました!


1995年皐月賞 単勝690円、馬連⑥-⑦2,810円 1着ジェニュイン 2着タヤスツヨシ サンデーサイレンスのファーストクロップ同士で本線的中。いくら儲かったか分からないほど儲けました! 


2004年菊花賞 3連単⑱-⑤-①128,570円 1着デルタブルース 2着ホオキパウェーブ  3着オペラオー 3連単開始初年度のヒット作でした!


2014年NHKマイルC 3連単⑩-②-①684,020円 1着ミッキーアイル 2着タガノブルグ 3着キングズオブザサン 「ルーミンのたてがみ」開始を飾るヒットでした!





「匠の視点」池江泰郎元調教師:人気順に印を打っていくことから「匠のオッズ」とも呼ばれる。一時「3連複の池江」を名乗っていたが、偶然人気順に決まるレースが続いていたことに気が付いていない。


「井上オークス」:無謀にも「オークス」を名乗る。ほとんど当たらないことから「井上大崩れ」とも呼ばれる。10年に1度「井上大~当た~り~」が出ます。