2014年11月30日日曜日

ジャパンカップ 2014



1.社台帝国
 有力馬の大半は社台帝国の生産馬です。


 ノーザンファーム生産が③ジェンティルドンナ、④エピファネイア、⑥ハープスター、⑧デニムアンドルビー、⑪トーセンジョーダン。
 社台ファーム生産が⑮スピルバーグ。
 白老ファーム生産が①ジャスタウェイ、⑨イスラボニータ。
 追分ファーム生産が⑮フェノーメノ。


 他ではノースヒルの⑤ヒットザターゲットと⑩ワンアンドオンリーが候補にあがるだけです。これが国際招待レースでしょうか?「社台帝国の秋の運動会」と考えるのが妥当です。


2.距離適性
 2400mの距離適性を考えると、③ジェンティルドンナ、⑧デニムアンドルビー、⑮フェノーメノが浮上します。


 ①ジャスタウェイは世界ランキング1位と言われますがベストは2000m、昨年秋の天皇賞で‟化けた”勢いはフランスで止まったと見ます。④エピファネイアも2400mは悪くはないがそもそも力が劣ると見ています。⑥ハープスターは陣営が認めているように体型からもマイラーであることは明らか。600mを走るスピードではNo1と見ますがそれまでの1800mがどうか。⑨イスラボニータは血液型でも判明しているとおり2000mがベストです。今年の3歳馬はレベルが低いことも徐々に露見してきました。⑮スピルバーグは1800mと2000mを専門に使われおり、唯一2400m戦に出走したダービーでは14着に惨敗しました。母系のリシウスが色濃く出ていますね。天皇賞に勝ってしまったのでここに出てきましたが、本来であれば12月13日のチャレンジカップ1800mで重賞初制覇を目指す予定でした。


3.結論
 ということで、本命は⑮フェノーメノ。「社台帝国の秋の運動会」ですから優勝カップをキャロットの④エピファネイアと⑥ハープスターには渡せません。サンデーレーシングは2010年のローズキングダムから4連勝中、世間では③ジェンティルドンナの三連覇ばかりが喧伝されていますが、サンデーレーシングの五連覇を達成するのはフェノーメノと見ます。相手は距離適性からジェンティルとデニム。ヒモは①④⑤⑥⑨⑩⑪⑬⑮⑰⑱と見ます。