2014年11月2日日曜日

新馬展望 2014-2015 その46 11月2日(日)



 京都第4レースダート1200m11頭立てはHard Spun産駒①レヴィンの単複を100円買います。


 父ハードスパンはあまり聞きませんがダンジグの直仔でノーザンダンサー系、ブルメアのヘネシーは日本でもサンライズバッカスやコパノフウジンでお馴染ですがこちらもストームキャットの直仔でノーザンダンサー系、レヴィンはノーザンダンサーの3×5のインブリードとなります。

 もう一つ、レヴィンの父系と母系にはアリダーが入っておりレヴィンはアリダーの4×4のインブリードでもあります。


 筆者が馬券師稼業に足を踏み入れたのは1976年のことです。当時はアメリカ競馬史上最も重要な時代であったと言われています。1977年にシアトルスルーが史上初めて無敗で三冠を制し、翌78年はアファームドが2年連続で三冠を達成、アリダーが全て2着でした。アファームドとアリダーの激闘はアメリカ競馬史上最高の名勝負と言われています。そして79年には筆者が史上最も好きなお馬さんであるスペクタキュラービッドが登場します。シアトルスルーよりも、アファームドよりも強かったと言われるビッドは二冠を制して3年連続三冠間違いなしと言われましたがベルモントステークス当日にピンを踏んでしまい、迷った挙句に出走して3着に敗れました。1999年にブラッド・ホースが選出した「20世紀のアメリカ名馬100選」ではシアトルスルーが9位、スペクタキュラービッドが10位、アファームドが12位、アリダーが27位にランクインしています。

 無冠のアリダーが27位というのに驚かされますが、同期にアファームドがいなかったらアリダーが1978年の三冠馬に輝いていたことは間違いありません。アメリカ競馬が最も輝いていた時代に、彼らと同じ時間を共有できたことが筆者の馬券師稼業史上最大の喜びでもあります。ということで、血統表にアリダーの名を2つも見つけてしまったレヴィンを買います。


 京都第5レース芝1800m16頭立ては史上初のハービンジャー3頭出しを祝して⑧サーサルヴァトーレ、⑫カゼルダ、⑬ロカの枠連ボックス❹❻❼を100円買います。



 東京第4レース芝1400m15頭立てはLord Shanakill産駒⑪ゴウキの単複を100円買います。


 東京第5レース芝2000m17頭立てはSea The Stars×Vodka (ウォッカ)①ケースバイケースが登場してきました。ヨーロッパ最強種牡馬と日本最強牝馬の組合せは全兄ボラーレと一緒ですが、580キロのボラーレは競走馬としては使い物になりませんでした。荷馬車には向きそうですが。ケースバイケースがどうのと言うより、何キロで出てくるかに注目です(笑)。ということで、キングカメハメハ産駒⑤ブライトバローズとディープインパクト産駒⑧ウェルブレッドの一騎打ちと見て枠連❸-❹を300円、馬連⑤-⑧を200円買います。