2015年1月31日土曜日

妖精



 ダイナフェアリー号が32歳の生涯を閉じました。


 名前の由来となった「妖精」のようにフワフワとした走りでとてもG1に勝つタイプとは思えませんでしたが、京成杯、牝馬東タイ杯、エプソムC、新潟記念、オールカマーとG3(全て当時)を5勝する活躍を見せました。


 同期の牝馬三冠メジロラモーヌは繁殖では成功しませんでしたが、G1を勝てなかったダイナフェアリーは繁殖牝馬として歴史にその名を残したのです。ファンシミンから連なるダイナフェアリーの系統については「秋華賞 2014」で詳述させていただきましたのでそちらをご参照ください。

http://luminn.blogspot.jp/2014/10/2014_26.html


 2月は騎手や調教師の引退の季節でもあります。ダイナフェアリーを手掛けた鈴木康弘師も今季で引退します。となれば、今週のシルクロードステークスでは、セイコーライコウの単勝を1,000円買わせていただきます。昨年のスプリンターズステークスでも急死したクロフネサプライズの弔い馬券としてクロフネ産駒セイコーライコウを買わせていただきました。


 湿っぽい話は苦手です。秋華賞の時も書いたように、ファンシミンからダイナフェアリー-サマーベイブ-シーサイドブリーズ-タガノエトワールと連なる社台ゆかりの血統。シーサイドブリーズから連想してしまう倉木麻衣の名曲「Feel fine!」を聞きながら、ダイナフェアリーの時代にプレイバックしましょう。





*1984年、社台ダイナースサラブレッドクラブから募集された「ファンシーダイナの83」(後のダイナフェアリー)の募集時パンフレット。一口85万円ですが当時は20口でしたから‟たったの”1,700万円でした。こんなものを持っている馬券師は世界中探しても筆者だけでしょう(笑)。










*隣で募集されたのは何と「ダイナアクトレス」でした。ダイナフェアリーよりもちょっと高いですね。それでも‟たったの”2,000万円ですが(笑)。肖像権は社台グループに属する可能性がありますので問題があるようでしたら削除させていただきます。