2014年7月19日土曜日

函館2歳ステークス 2014



 今年の2歳重賞第一弾。函館地方は雨の予報ですのでご注意ください。当ブログは天気までは予想していませんので(笑)



 当ブログのA評価が三頭出走してきました。本命はトウショウピスト、対抗はスルターナ、単穴はアクティブミノル、A評価の三頭を中心に据えます。


 トウショウピストはデビュー前から函館2歳ステークスを狙っていた逸材、時計を気にする向きが多いようで一番人気でなかったのも助かりました。当ブログは時計よりもレース振りを重視します。


 スルターナは第一週の函館1000mを57秒5で勝ち上がってきました。開幕週の稍重馬場で評価は難しいですが、35年間破られていないハギノトップレディのレコードに0.3秒差と迫る好時計です。

 函館第一週はトウショウピストの前評判が高く、スルターナが勝った1000m戦に素質馬が多く集まってきたようです。2着のタケデンタイガーは2週後に未勝利を勝ち上がり、同レースの3着までは全てスルターナが勝った新馬戦出走馬でした。トウショウピストの新馬戦で対抗馬と目されながら惨敗したエクシードリミッツが立て直してきましたが4着ですからスルターナの新馬戦に素質馬が集結していたの間違いのないところでしょう。

 
 母の父がメジロライアンで、母系にカコイーシーズ、マルゼンスキーの血を持つスルターナにとって、1ハロンの距離延長はむしろ歓迎で気にする必要はありません。


 アクティブミノルは連闘になりますが勝ちっぷりの良さから急遽参戦となりました。この連闘は勢いに乗る意味で良い方に解釈するべきだと思います。昨年11月2日の新馬戦を勝ったカラダレジェンドが連闘で挑んだ京王杯2歳ステークスに勝ったのは記憶に新しいところです。


 連下にはB評価のキッズライトオン、グランドポピー、マイネルエスパスと、東京の未勝利戦を上り34秒3で勝ち上がってきたトーセンラーク、経験豊富な北海道組を配します。

 マイネル会員の買いで一番人気(10時50分現在)に祭り上げられているマイネルエスパスは単調なレース振りで、ゴール前抑えたとはいえ上り35秒1はいただけない。「トウショウピストは上り35秒6じゃないかぁ~」と駄々をこねられるかもしれませんがレースぶりを評価しています。


 2歳戦ですから一戦だけの実績など全くあてになりません。3連複、3連単の一筋には総流しを入れることをお忘れなく。