「アグネス」の冠名でお馴染の渡辺久美子オーナー所有馬の名義が次々と変更されています。
当ブログと「アグネス」の関係はアグネスレディーから始まります。1979年オークスは本命アグネスレディーと対抗ナカミサファイヤの連勝馬券❺-❽一点勝負。一番人気ながら単勝オッズ4.6倍と絶対的存在ではなかったアグネスレディーが勝ち、2着は後方から追い込んできた11番人気のナカミサファイヤ。当時は枠番連勝しかなく配当は3370円、今なら万馬券でしょうね。現在に至るまで、当ブログ史上最高の予想です。
レディーの娘のアグネスフローラが出てきた1990年、桜花賞はケリーバッグとの一点買い、オークスはエイシンサニーとの1点買いで的中。
フローラの息子アグネスタキオンはサンデーサイレンスの代表産駒と評価して初年度産駒の出資を決めました。2003年産の初産駒群が募集された2004年サンデーサラブレッドクラブのアグネスタキオン産駒の中から選んだのが「ソニンクの03」、後のルミナスポイントです。
父タキオン(超高速粒子)に因んで名付けられたルミナスポイント(光点)は5勝をあげる活躍をし、繁殖牝馬としてもGⅡ馬ジューヌエコールを輩出しました。当ブログのタイトル「ルーミンのたてがみ」は、「ルミナスポイント」を語源としています。40年やっていると、5世代に亘って付き合いが続きます。
2016年2月1日付けで、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(以下「FFGS」)は、「渡辺氏が経営する株式会社コムテックスの印刷関連事業を、FFGSの100%子会社であるFFGSグラフィックサプライ株式会社が継承し、2016年4月1日付けで経営統合することについて、基本合意した」と公表しています。
更に、アグネス冠馬の主戦であった長浜博之調教師は2017年2月に定年を迎えます。
2014年に父上の渡辺孝男氏が亡くなり、公美子オーナーは事業を後進に託し、長浜調教師の引退を機に馬主業からも撤退されたようです。
さらばアグネス。