2016年12月28日水曜日

さらばアグネス


 「アグネス」の冠名でお馴染の渡辺久美子オーナー所有馬の名義が次々と変更されています。

 当ブログと「アグネス」の関係はアグネスレディーから始まります。1979年オークスは本命アグネスレディーと対抗ナカミサファイヤの連勝馬券❺-❽一点勝負。一番人気ながら単勝オッズ4.6倍と絶対的存在ではなかったアグネスレディーが勝ち、2着は後方から追い込んできた11番人気のナカミサファイヤ。当時は枠番連勝しかなく配当は3370円、今なら万馬券でしょうね。現在に至るまで、当ブログ史上最高の予想です。


 レディーの娘のアグネスフローラが出てきた1990年、桜花賞はケリーバッグとの一点買い、オークスはエイシンサニーとの1点買いで的中。


 フローラの息子アグネスタキオンはサンデーサイレンスの代表産駒と評価して初年度産駒の出資を決めました。2003年産の初産駒群が募集された2004年サンデーサラブレッドクラブのアグネスタキオン産駒の中から選んだのが「ソニンクの03」、後のルミナスポイントです。


 父タキオン(超高速粒子)に因んで名付けられたルミナスポイント(光点)は5勝をあげる活躍をし、繁殖牝馬としてもGⅡ馬ジューヌエコールを輩出しました。当ブログのタイトル「ルーミンのたてがみ」は、「ルミナスポイント」を語源としています。40年やっていると、5世代に亘って付き合いが続きます。


 2016年2月1日付けで、富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(以下「FFGS」)は、「渡辺氏が経営する株式会社コムテックスの印刷関連事業を、FFGSの100%子会社であるFFGSグラフィックサプライ株式会社が継承し、2016年4月1日付けで経営統合することについて、基本合意した」と公表しています。


 更に、アグネス冠馬の主戦であった長浜博之調教師は2017年2月に定年を迎えます。


 2014年に父上の渡辺孝男氏が亡くなり、公美子オーナーは事業を後進に託し、長浜調教師の引退を機に馬主業からも撤退されたようです。


 さらばアグネス。



2016年12月27日火曜日

損益分岐点


 当ブログが一口出資する際、最も重視するのは「損益分岐点」です。

 基本的に、3勝でペイできるかをまず考えます。新馬勝ちなど眼中になく、未勝利を勝ち上がって500万下を勝ち、古馬になって降格してもう一度500万下を勝つ。


 その間に着賞金を拾っていけば、3勝で5,000万くらい稼ぐことが可能です。ということは、40口で経費を引いた配当は約100万円。ということは、一口50万(総額2000万円)であれば収益率は200%となります。


 実際、当ブログの出資馬キラリダイヤモンドは一口50万(総額2000万円)の身でありながら26戦3勝して本賞金だけで5,236万円を稼ぎ出しました。収益率は262%です。


 これがルミナスポイントとなると、23戦5勝で本賞金だけで8,894万円。一口45万(総額1800万円)ですから収益率は494%でした。


 なのに、何故か世の中では高額馬ばかりを囃し立てる風潮があります。バブル時代でもあるまいし、間違っていますね。


 一口をやって「クラシックじゃぁ~」、「凱旋門じゃぁ~」などとほざいている輩に当ブログは一切興味を持ちません。「クラシック」や「凱旋門」などは、金持ちのお大尽どもに任せておけばいいのです。


 ジューヌエコールは一口50万(総額2000万円)ですが既に本賞金だけで6,156万円。収益率は308%となっています。外部サイト「一口馬主DB」によると、2014年産の全クラブ馬は調査対象が720頭で、ジューヌエコールは「獲得賞金ランキング」はソウルスターリング、レイデオロ、リスグラシューに次いで第4位ながら、「回収率ランキング」では堂々トップに立っています。


 ソウルスターリングは社台サラブレッドクラブから一口150万(総額6,000万円)で、レイデオロはキャロットクラブから一口15万(総額6,000万円)で、リスグラシューはキャロットクラブから一口7.5万(総額3,000万円)で募集されました。分母が大きいので、いくら賞金を稼いでも「収益率」は上がりません。ジューヌエコールのような安馬こそ、投資効率が高いのです。


 「損益分岐点」は馬券戦略でも重要ですね。人気馬を追いかけているだけでは儲からないという事実は、本命党が「損益分岐点」を理解していないことを物語っています。

同質化


 Netkeiba.comの記事に「スーパーホース出にくくなった訳」が登場しました。福島県・ノーザンファーム天栄の木實谷雄太場長による分析として、

「(中略)・・・近年の日本競馬は血統、調教ともにレベルアップが顕著で、以前ほどトップホースたちの実力差がない時代になっています。」という記事を掲載しています。


 当ブログの見解はちょっと違います。「以前ほどトップホースたちの実力差がない時代になっています。」の部分には激しく同意しますが、その原因は「血統の同質化」にあると考えているからです。


 ノーザンテーストの出現は日本競馬の質を劇的に向上させました。社台のこの成功がサンデーサイレンスの導入をもたらし、ディープインパクトの出現により日本馬の国際的地位は格段と向上しています。


 但し、凱旋門賞の成績に見られるように、日本独自の発展である点は否めず、今後に課題を残しているのも事実です。


 さて、このような時代に我々はどのように馬券分析をすればいいのか。その答えのヒントが当ブログの2016年日本ダービー予想にあると考えます。


 「本命◎は③マカヒキ。皐月賞の負け方が1989年のウィナーズサークルに似ていると見ています。
 対抗〇は⑧サトノダイヤモンド。安定実ではNo1と見ますが、ワンパンチ足りないので2着か3着ではないでしょうか。

 単穴▲は①ディーマジェスティ。皐月賞は各馬のゲート入りに時間がかかり、最後入れの大外を引いたディーマジェスティが勝ちましたが、当ブログはあれはフロックであったと見ています。又もや絶好の①番枠を引きましたので、無印にはしません(笑)。」としたうえで、


◎ ③マカヒキ
〇 ⑧サトノダイヤモンド
▲ ①ディーマジェスティ


の印を打たせていただきました。


 結果が1着マカヒキ、2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティであったことはご案内のとおりです。


 3頭は何れもディープインパクト産駒。「ディープじゃぁ~、ディープじゃぁ~!!」と叫んでいるだけでは馬券は当たりません。巷に溢れ返るディープ産駒の中で、本質を理解することこそが肝要なのです。



インブリード


 当ブログは、馬産の基本はアウトブリードにあると考えていますが、爆発力を呼び込むインブリードの魅力は人々を惹きつけるものがあります。

 3×4(又は4×3)「18.75%」は奇跡の血量と呼ばれ、トウショウボーイが「ハイペリオンの3×4」を持つことから広く世の中に行き渡りました。


 3×3「25%」以上の強烈なインブリードは光と影を持ちます。


 ノーザンダンサーの3×3「25%」を持つフサイチコンコルドは体質の弱さに悩まされダービーはデビューから3戦目。当日は輸送熱により出走も危ぶまれた程でしたが、レース本番では「音速の末脚」を繰り出して優勝しました。体質の弱さは解消されず、5戦しただけで現役引退を余儀なくされましたが、種牡馬としては成功して20歳過ぎまで生きました。


 スペシャル、リサデル姉妹の4×4×3「25%」を持つエルコンドルパサーは史上最強馬とも呼ばれる競走成績を残し、凱旋門に最も近づいた競走馬でしたが、7歳で早逝しています。少ない産駒から3頭のG1馬を輩出しているだけに惜しまれます。


 レディアンジェラの3×2「37.5%」を持つノーザンテーストは通算10度のリーディングサイアーとなり、33歳の長寿を誇りましたが、ノーザンテーストの成功が今日の社台一極集中という光と影をもたらしました。


 さて、ソニンク一族にも強烈なインブリードが誕生します。


 ソニンクの仔モンローブロンドの娘カーヴィシャスの初年度交配相手はロジユニヴァースとなりました。ロジの母アコースティクスの母がソニンクとなりますので、2016年2月22日産まれのこの牡駒は「ソニンクの3×3」を持つこととなります。走れば種牡馬として成功する可能性がありますね。


 更に、アコースティクスの2016年1月22日産まれ牝駒の父はヴィクトワールピサです。アコースティクスの母ソニンクの父はマキアベリアンで、ヴィクトワールピサの母ホワイトウォーターアフェアの父もマキアベリアンなので、この牝駒は「マキアベリアンの3×3」を持つこととなります。


 これには「ちょっと待った!」(←「ねるとん」か!)と絶叫させていただきましょう。ソニンクの娘にヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×3」となりますが、ソニンクの孫娘にヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×4」の産駒を作ることができるのです。


 ソニンクの娘ルミナスポイント、その娘ジューヌエコール(すなわちソニンクの孫娘)が繁殖に上がるまで待ってもらいたかった。ジューヌエコールにヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×4」と「サンデーサイレンスの3×4」のWクロスが完成するのですよ!


 一足先に繁殖入りしたビキニブロンドもヴィクトワールピサを付けると「マキアベリアンの3×4」と「サンデーサイレンスの3×4」のWクロスが完成しますが、ビキニブロンドの初年度交配相手はオルフェーヴルでした。5月29日の遅生まれなので、1年空胎が必要でしょうね。


2016年12月25日日曜日

史上最強世代


 サトノダイヤモンドは自らの力で「史上最強世代」であることを証明しました。

 1976年クラシック世代と、2016年クラシック世代を両方見て比較できる。競馬は40年やってみるものですね(笑)。


 因みに牝馬は2017年クラシック世代が「史上最強世代」であると考えています。ジューヌエコールがどこまで巻き返すことができるか見ものです。



単勝1万円!


 今季初の単勝1万円勝負はサトノダイヤモンドで大勝利。

 当ブログがPOG指名して、新馬展望反省会で「AAA」評価したサトノダイヤモンドが最強馬であることを証明したレースでした。

 ダービーに続いて◎-〇-▲で的中。当ブログの予想の的確性も証明したレースでした。




40年目の有馬記念


 これまで見た中で最高だったのは1977年、テンポイントがトウショウボーイを降したこのレースは今でも「史上最高の名勝負」と呼ばれて語り継がれています。

 当ブログが最も印象に残っている有馬記念はその前年、1976年です。古馬有利と言われる中で3歳(当時は4歳)のトウショウボーイが一番人気、エリモジョージが二番人気でテンポイントは三番人気、以下人気順にアイフル、ハーバーヤング、フジノパーシア、キクノオー、グレートセイカン、ヤマブキオーと古馬の精鋭が集いました。


 トウショウボーイがレコードで快勝し、テンポイントが2着に突っ込んできて古馬陣を粉砕した瞬間、競馬を始めて1年目でしたが、「新しい時代の到来」を感じましたね。初年度にトウショウボーイとテンポイントに出会っていなかったら、40年も馬券師稼業を続けることはなかったでしょう。


 この1976年クラシック世代は現在でも「史上最強世代」と呼ばれていますが、当ブログは、40年後の2016年クラシック世代が「史上最強世代」と考えています。昨日の阪神カップもシュウジが古馬のG1馬を蹴散らしましたね。


 ということで、本命は⑪サトノダイヤモンド。対抗は当ブログと相性のいい①キタサンブラック。


◎ ⑪サトノダイヤモンド
〇 ①キタサンブラック
▲ ②ゴールドアクター
☆ ④ヤマカツエース
△ ⑥サウンズオブアース
△ ⑧ミッキークイーン
△ ⑭シュヴァルグラン
△ ⑯マリアライト
△ ⑬デニムアンドルビー
△ ⑮アルバート



えっへん!


 阪神5レースは当ブログが将来性ありと指摘したハーツクライ産駒⑥ディヴァインハイツが快勝して、当ブログの本命ヴィクトワールピサ産駒⑤ハリーレガシーが2着。馬単は万馬券です。

 単勝1.6倍と過剰人気になったフランケル産駒⑱ファヴォーラは当ブログの指摘どおり馬群に沈みました。


 何故当ブログの予想は当たるのか。それは、新聞の予想を無視するからです。競馬など単なる確率論であり、馬のことを分かっている人間などこの世に存在しません。分かったふりをしておかなければ給料を貰えないので分かったふりをしているだけです。


 さて、フランケルですが、2014年産は日本では7頭登録されているようです。ここまで5頭がデビューしてソウルスターリングとミ・スエルテは期待に応えましたが、他の3頭、ライズイーグル、クーファディーヴァ、ファヴォーラはデビュー戦を惨敗してライズイーグルとクーファディーヴァは立ち直りの兆しすらなし。残る2頭、イルーシヴハピネスとインラグジュアリーはデビューの目途が立っていません。


 フランケルなら何でも走ると勘違いしているそこのあなた、この結果をどう見ます?


 フランケルは、「究極の一発屋」タイプのようです。


新馬展望 2016-2017 その62


 最終日まで決着が持ち越されたリーディング争いは中山で直接対決。

 中山4レースはルメール騎乗のゴールドアリュール産駒⑬ブロードアリュールが人気で戸崎騎乗のファルブラヴ産駒アトラクティヴアイは穴人気、当ブログの本命はサウスヴィグラス産駒⑭サウスギガパワー。


 中山5レースはルメール騎乗のディープインパクト産駒⑤フライベルクと戸崎騎乗のDubawi産駒④ケイパーストーリーとのmano a mano(一騎打ち)。当ブログの本命は好調藤沢厩舎にに乗って④ケイパーストーリー。


 阪神5レースは注目の一戦。フランケル産駒⑱ファヴォーラが断然人気を集めていますが当ブログは無印。フランケルは「怪物」でも、産駒がみんな「怪物」になる訳ではありません。必ず「怪物の仔」にはなりますが(笑)。


 2016年7月2日、フランケル産駒ライズイーグルのデビュー戦、グリーンチャンネルのキャスターは興奮状態で「フランケルじゃぁ~~~」と絶叫していましたが、何ら見せ場もなく5着に敗れると黙っちゃいました。ライズイーグルは10月の2戦目も6着に敗れ、森厩舎を追い出されました。


 2016年11月19日、フランケル産駒クーファディーヴァがデビューしましたが12着、現在音信不通です。


 ノーザンファームからシルクに回ったフランケル産駒イル―シヴハピネスはデビュー前から560キロ台になってしまい、デビューの目途すら立っていません。


 社台レースホースから募集されたインラグジュアリーは期待馬でしたがボーンシスト(骨病変)のためデビューは早くても来年夏頃の予定です。


 ソウルスターリングとミ・スエルテだけがフランケル産駒だと勘違いしている競馬マスコミはこのような事実を伝えません。このような事実をを書いてしまうと新聞が売れなくなって上司から叱られるだけです。臭い物には蓋をしなければならない事情があります。


 当ブログは、このような事実を認識したうえで、ソウルスターリングとミ・スエルテをPOG指名して、新馬展望反省会では両馬を「AAA」評価しました。


 ファヴォーラは当ブログが最も高く評価している藤原英昭厩舎なので将来的には走ってくると思いますがここでは無印。


 ということで、ヴィクトワールピサ産駒⑤ハリーレガシー本命。ハーツクライ産駒⑥ディバインハイツも将来性はありそうですね。



2016年12月24日土曜日

新馬展望 2016-2017 その61


  本日は激しくリーディングを争う戸崎とルメールを追っかけます。
 ということで、


 中山5レースはゴールドアリュール産駒④キュンメル本命。


 中山6レースはキングカメハメハ産駒⑨ジャンヌ本命。


 阪神5レースはディープインパクト産駒⑬インウィスパーズ本命。


 阪神6レースはTapit産駒⑬メヌエット本命。




2016年12月23日金曜日

新馬展望 2016-2017 その60


 今季の「新馬展望」は今週が最終週。年明けのダート戦はエンパイアメーカーを買っておけばいい。

 中山4レースは仕上がり遅れの溜り場ダート1800m戦。血統を見ても何で芝に出ないの?というお馬さんばかり。足下に不安があるか、スピードが足りないかという仕上がり遅ればかりが出てくる季節です。ということで、人気は全くありませんが唯一のダート血統カネヒキリ産駒③ソルサリエンテ本命。20年ほど前に初代「ソルサリエンテ」がいましたね。スペイン語で「朝日」の意味なので、先週の朝日杯ウィークだったら自信の本命でした(笑)。


 阪神5レースはステイゴールド産駒④エオヒップス本命。福永祐一復帰記念です。


 阪神6レースはサマーバード産駒③アスカノハヤテ本命。



2016年12月18日日曜日

サレンティーナ


 中山3レースは当ブログの出資馬サレンティーナが快勝。ココナッツパルム以来、8年ぶりに口取りしました。

 「サルヴェジェルマニアの14」(後のサレンティーナ)に出資した理由はその牝系にあります。


 サルヴェジェルマニアの母サルヴェレジーナは独オークスを制し、独ダービー2着、バーデン大賞典2着、オイロパ賞2着の名牝です。生粋のドイツ血統に賭けました。


 サレンティーナのBMSパントレセレブルが90年代ヨーロッパ最強馬であったことは当ブログで何度もお伝えしているところです。パントレセレブルのBMSアリダーは米三冠で全てアファームドの2着という名馬でした。


 サルヴェレジーナの父モンズーンは独ダービー2着、オイロパ賞連覇のドイツを代表する名馬で、現在社台が最も力を入れている血統です。ソウルスターリングのBMSでもありますね。


 更に、サルヴェレジーナのBMSはオールドヴィック。仏ダービーと愛ダービーを制し、同期の英ダービー馬ナシュワンよりも強かったと言われています。


 牝系が典型的ヨーロッパ血統なので、重く出ると未勝利も勝ち上がれない鈍馬となりますが、父キングカメハメハの素軽さと見事にマッチしました。


 この馬はスピードがありますので、準オープンくらいまでは行けるのではないかと期待しています。



だってバルザローナ!!!


 バルザローナを批判している皆さん、見ましたか???

 朝日杯フューチュリティステークスはバルザローナ騎乗のモンドキャンノが2着。


 以上です(笑)。



40年目の朝日杯

本日は中山競馬場馬主席から。

◎ ミ•スエルテ
△ その他大勢  

以上です。


新馬展望 2016-2017 その59


 中山5レースはサウスヴィグラス産駒④サノラブ本命。父も枠も良し。母は「カミヒコーキ」ですから小田切有一かと思ったら違いました。奇抜な馬名で一世を風靡する小田切有一の実質デビューは「ヒコーキグモ」だったのではないでしょうか。事実を知らない後付け小田切ファンは「ノアノハコブネ」説を主張するでしょうが、「ノアノハコブネ」当時は話題になりませんでした。やっぱり「ヒコーキグモ」からですね。因みに小田切有一は「マリージョーイ」の馬主でもありました。

 1979年3月4日、マリージョーイに騎乗した福永洋一は、前を行くンタームサシと接触したハクヨーカツヒデの斎藤博美騎手が投げ出されて落馬したのを咄嗟の判断で避けようとして自らも馬上から投げ出され、脳挫傷のため37年経った現在でも車椅子生活を余儀なくされています。


 その「小田切有一」の⑪「モリヲカエセ」は母「ゲッケイジュ」からの命名でしょうが、ちょっとここでは無理か。


 中山6レースはタートルボウル産駒⑤フェザーリング本命。昨年の社台サラブレッドクラブ募集時には出資を検討したお馬さんでした。タートルボウルのNo1と見ていますが時計は詰まってきません。ちょっと厳しいかとは思いますが、「袖振り合うも多生の縁」、ということで◎を打ちます。


 阪神5レースはキングカメハメハ産駒⑩ルリオン本命。2月生まれの「le Lion=仏語でしし座」が8月の星座なのは何でぇ~と言いたいところですが、「2+8=10」なので⑩ルリオン本命。タカモト式です(笑)。


 阪神6レースはフレンチデピュティ産駒⑨メイショウカズヒメ本命。既に「BMS」としての実績で定評のあるフレンチデピュティも、まだまだ若いもんには負けていられません。


 明日はサレンティーナが出走するので中山競馬場馬主席で観戦です。ということで、早めにアップさせていただきます。


2016年12月17日土曜日

やっぱりバルザローナ!!


 本日の阪神メイン11レースのリゲルステークスは7番人気のマイネルアウラートが逃げ切って快勝!鞍上はバルザローナでした。

 世上ではバルザローナ批判が渦巻いていますが、当ブログは最後までバルザローナを信じています。


 明日のモンドキャンノ?もちろん買いますよ(笑)。



*馬券は買いませんでしたが、「Netkeiba.com」の「予想大会」ではバルザローナを本命にして本線的中!




ソニンク一族の逆襲


 阪神ジュベナイルフィリーズのジューヌエコールは11着に敗退。ショックから一週間更新が途絶えましたが復活しました。

 中京10レースはライツェントの仔⑨ディアドラ本命。


 名牝ソニンクの血をつなげて行く宿命を背負った牝駒はアコースティクス、モンローブロンド、ルミナスポイント、ヴァイスハイト、ライツェントの5頭になります。


 アコースティクスはダービー馬ロジユニヴァースを輩出し、ルミナスポイントからはGⅡ馬ジューヌエコールが誕生しています。


 2頭の重賞勝ち馬に続く予感をさせるのがライツェントの三番仔ディアドラです。一つ上のオデュッセウスもすでに3勝をあげてスプリント路線での活躍が見込めます。ソニンクの直仔にはランフォルセとノーザンリバーの重賞勝ち馬に加えてルミナスポイント、ノットアローンと2頭のオープン馬がいます。一族の繁栄は孫の時代に引き継がれてきました。


 ソニンクの孫世代からの重賞勝ち馬第3号はディアドラになるのではないでしょうか。ジューヌエコール以上の素質馬と言われている一つ下の妹「ルミナスポイントの15」(父ロードカナロア)が第4号となる見込みです。


 「ソニンク一族の逆襲」は、本日の「つわぶき賞」から開始します。


新馬展望 2016-2017 その57


 中京5レースはマンハッタンカフェ産駒⑧ロードバリスタ本命。「カフェ」だから「バリスタ」のようです。JRAホームページに掲載されている「馬名意味」によると「冠名+エスプレッソ職人(伊)」とのことですが、商品名なので「広告宣伝」に該当する可能性があります。ロードホースクラブの経営陣とネスレに関連性が認められた場合は問題ですね。

 中山5レースはトーセンホマレボシ産駒②サンチャールストン本命。牝系を遡るとクリアアンバーに辿り着く良血馬ながら全く人気が無い。


 中山6レースはトランセンド産駒②エオスフォス本命。BMSはコマンダーインチーフで国内重々系。牝系にはシーキングザゴールドとダンジグが入っているので本質的にスピード不足でもなさそうです。


 阪神5レースはエンパイアメーカー産駒⑨ハートフルタイム本命。BMSもブライアンズタイムでダートはピッタリ。いよいよエンパイアメーカーの季節がやって来ました。


 阪神6レースはHarlan's Holiday産駒⑧ハニージェイド本命。吉田和子名義のマル外は黙って買い。



2016年12月11日日曜日

期待外れ


 「netkeiba.com」の「netkeiba ニュース」によると、「【香港国際競走】期待外れ!?売上総額は38億円 4レース合計でも凱旋門賞を上回れず 」だったそうです。

 阪神ジュベナイルフィリーズの売上も前年比減だったようですが、当然の帰結でしょうね。


 日をずらすべきでしょう。香港とは時差が1時間しかないのですから、忙しすぎて誰も見向きもしません。


 当ブログは阪神競馬場から帰りの新幹線で香港カップを買いましたがハズしました(笑)。



スーダラダッタスイー(2番)♪


狙った大穴見事に外れ~♪

頭カッときて最終レース♪


気がつきゃ財布はスッカラカンのカーラカラ~♪


馬で金儲けした奴ぁないさ~♪


分かっちゃいるけどや~めら~れない~~♪♪


あソレ!

スイスイスーダラダッタ スラスラスイスイスイ~♪
スーラスーダッタ スラスラスイスイスイ~♪
スイスイスーダラダッタ スラスラスイスイスイ~♪
スイスイスーダラダッタ スーダラダッタスイースイっときたもんだぁ~♪♪


作詞:青島幸男
作曲:萩原哲晶
歌唱:植木等


 何か、当ブログを歌っているようですね(笑)。

注)当ブログのオリジナルではありませんのでご注意ください。著作権に抵触するつもりは毛頭ありませんので、よろしくお願い致します。



2016年12月10日土曜日

最終予想


 分かんないから「タカモト式」で行ってみよ~~っと。

 12月11日の11レース、「11」がキーワードかなぁ~。⑪番って、あぁ~、ジューヌエコールだぁ~~!


 やるのは阪神競馬場。阪神タイガースと言えば村山実、村山の背番号は「11」、しかも永久欠番!⑪番って、えぇ~、ジューヌエコールだぁ~~!


 ということで、本命は⑪ジューヌエコール。


 当ブログのお誕生日は11月2日。お誕生日馬券で行ってみよ~~(←いかりやか!)。


 ⑪番って、ひぇ~~、ジューヌエコールだぁ~~。②番って、わぉ~~、ソウルスターリングだぁ~~~。


 ということで、


 ◎ ⑪ジューヌエコール
 〇 ②ソウルスターリング


 当ブログが大ファンの稲尾の背番号は「24」。


 ということは、⑪-②④。


 ということで、


 ◎ ⑪ジューヌエコール
 〇 ②ソウルスターリング
 ▲ ④レーヌミノル


 さすがは「タカモト式」です(笑)。


 絶好の枠を引いたレーヌミノルの評価を上げて、大外のリスグラシューの評価を下げました。


 口取り予約も成功して、明日は阪神競馬場で現地応援です。東も西も寒いようですから、皆さまお風邪など召しませんようにお気を付けください。


 それでは、ウィナーズサークルでお会いしましょう!!!



*デイリー杯2歳ステークスのクオカード。出来立てのホヤホヤです。まだ出資者にしか配布されていないと思いますので、本邦初公開でしょう。





不評のバルザローナ


 バルザローナ騎手の評判が良くありません。

 3戦3勝のジューヌエコールが4番人気に甘んじている理由はバルザローナにあるようです。


 当ブログは、11月27日付けブログで「こいつは使えますね。」とお伝えしいます。この所見は現在に至るまで全く変わっていません。以下に理由を述べます。


 今回、ジューヌエコールは勝たなければならない。当ブログは、1着でなければ18着を希望します。バルザローナは1着があって2着がないタイプ、と言うより、勝たなければボロ負けするのが常です。まぁ、人気の無い馬ばかりに乗せられているので当たり前田のクラッカーなのですが・・・。


 勝つときは鮮やかに勝つことを、京阪杯のネロで証明しました。当ブログは、バルザローナを信じて馬連1万5千円の大勝負で的中させています。


 ここまでジューヌエコールには新馬を育てていくことで定評のある福永とルメールが騎乗してきました。本来であれば母ルミナスポイントの主戦でもあった福永が来年のクラシック路線まで騎乗することになったと思いますが、香港に行く予定であったため社台は誰にすればをいいかを検討した結果バルザローナを選択しました。結局、福永は骨折のため来春まで休養となりましたが・・・。


 ききょうステークスで騎乗したルメールがソウルスターリングに回ったのは当然でしょう。ここでルメールが騎乗して勝ってしまうと来年のクラシックもルメールで行かざるを得なくなります。前述のとおり、母ルミナスポイントの主戦であった福永でクラシックロードを歩んででいくことは「所与の条件」であり、ルメールを選択する可能性はそもそも「ゼロ」でした。「優等生」ルメールには「優等生」ソウルスターリングがお似合いです。


 どんなにバルザローナがボロ負けを続けようが、当ブログはバルザローナを信じます。2着などいりません。バルザローナ渾身のムチに応えて、ジューヌエコールが阪神ジュベナイルフィリーズを制すると信じています。



新馬展望 2016-2017 その56


 中山5レースはスクリーンヒーロー産駒④サンクララ本命。BMSはダイナガリバーなので、今では希少となったノーザンテーストの「奇跡の血量」を持ちます。筆者の競馬理論の礎となっている「ノーザンテースト」については、いずれ詳しくお話ししましょう。

 中山6レースはエンパイアメーカー産駒⑤エポックメーカー本命。大分寒くなってきましたので、今年も「エンパイアメーカーの季節」がやって来ました。


 阪神5レースはDistorted Humor産駒⑥サトノシュテルン本命。ジューヌエコールの調教パートナーですね。安田隆行厩舎は明日大一番を控えているので、ここは露払いといきましょう。


 阪神6レースはルーラーシップ産駒③スプレンダークラン本命。母スカーレットレディはサンデーサイレンス産駒としては珍しく、
サカラート(父アフリート)、ヴァーミリアン(父エルコンドルパサー)、キングスエンブレム(父ウォーエンブレム)、ソリタリーキング(父キングカメハメハ)とダートの重賞勝ち馬を輩出し続けてきました。こちらが12頭目の産駒で、13頭目のエイシンフラッシュ産駒も出産し、14頭目のルーラーシップも受胎しています。社台の主力厩舎となってきた池添学厩舎に当ブログお気に入りのシュミノー騎乗、これは買いの一手ですね。


2016年12月9日金曜日

史上最高のジュベナイルフィリーズ


 史上最高のジュベナイルフィリーズであることに異論を挟む方はいらっしゃらないでしょう。ミ・スエルテが朝日杯に回ったにもかかわらずです。

 2歳牝馬の争いですから、明暗を分けるのは臨戦過程にあると思います。


 ◎はジューヌエコール。初戦から好調教を見せて道悪の中京でデビュー勝ち。476キロからしがらきに放牧して500キロ台にふっくらとします。ききょうステークスは20キロ増くらいで出てくるかなと見ていましたが12キロ増。緩い作りだったので出遅れますがきっちりと追い込みました。すぐにしがらきに出して又も500キロ台にふっくら。デイリー杯も2キロ増で快勝しました。牝馬の場合、どうしても馬体細化に悩まされるのですが、この馬の場合はレース後すぐにふっくらとするので、強めの調教でしっかりとした筋肉を付けることができます。今回は初めて放牧に出さず厩舎で調整ということで馬也の調教ですがタイムはいい。ここを目標にきっちりと仕上がりました。血統的には力馬タイプなので馬場悪化が望まれたところですが、残念ながら良馬場が予想されます。しかしながら、京都のスピード競馬も克服しましたので、力のいる阪神なら問題ないでしょう。


 〇はリスグラシュー。ライバル勢と違って馬格はありませんが、ここはふっくらと作ってきてプラス体重で出走できそうです。近年の阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬の多くは馬体減に悩まされていますが、この馬はきっちりと仕上げられてきました。矢作調教師も語っているように「素軽いタイプ」なので良馬場が予想されるのはプラス材料です。この馬の走りを見て「素軽いタイプ」と見抜けないようでは何年経っても馬券で勝つことはできないでしょうね。


 ▲はソウルスターリング。底力ではNo1と見ますが、臨戦過程は決して褒められたものではありません。細身で胴長のステイヤー体型ですから、陣営はオークスを狙っていたはずです。なので、初戦も2戦目も1800mを使ってきました。1800m戦でもハイペースになることはありますが、ソウルスターリングが経験した2戦は残念ながらスローペースでした。2戦目は1F13秒台がないペースではありましたが、マイルのハイペースに戸惑うのではないでしょうか。何故ここに出してきたかを推理してみましょう。クラブ馬の場合、宣伝材料という立場も併せ持ちます。近年不振の社台サラブレッドクラブは、サンデーレーシングと違って売れ残りが数多く存在しています。それらの売れ残りを掃くには、クラブ馬の活躍が必須となります。当ブログは、なのでソウルスターリングを距離適性に欠けることを認識しながらここに出してきたのだと推理しています。馬体細化も懸念材料ですね。全く調教ができていません。長距離輸送もありますので、かなりの馬体減で出走してくるのではないでしょうか。それでも底力で勝つ可能性はあると思いますので▲としますが、人気馬の中では最も飛ぶ可能性が高いと見ています。


 とりあえず木曜段階での予想です。



2016年12月5日月曜日

ダービー候補誕生


 「ディープバブル崩壊」を唱えている当ブログが「ディープ産駒要注意」と書いた途端に「ダービー候補」が誕生しました。

 来年のダービーを勝つのはサトノアーサーでしょうね。どスローですから上り32.7秒の時計は驚くほどのものではありませんが、あのフットワークをよく見てください。


 皐月賞はカデナ、ダービーはサトノアーサーと宣言させていただきます。今年もディープの季節がやって来ました(笑)。



2016年12月4日日曜日

チャンピオンズカップ 2016


◎ ⑮モーニン
〇 ②アウォーディー
▲ ⑪コパノリッキー
☆ ⑨ノンコノユメ
△ ⑫ゴールドドリーム
△ ⑭アポロケンタッキー
△ ⑧サウンドトゥルー
△ ④アスカノロマン
△ ⑤ロワジャルダン
△ ⑦ラニ

新馬展望 2016-2017 その55


 中京5レースはPOG最終枠を使ったディープインパクト産駒⑩ルーズベルトゲーム本命。接戦に持ち込めば8対7で勝つでしょう。

 中山5レースはWar Front産駒①ユウジ本命。シュウジの下ではありません(笑)。


 中山6レースはシュミノー騎乗のルーラーシップ産駒⑤ビートマッチ本命。


 阪神5レースはディープインパクト産駒⑥サロニカ本命。


 阪神6レースは福永の負傷によりバルザローナが騎乗するシンボリクリスエス産駒⑧モーヴ本命。


 ダービー候補筆頭に先週のラジオNIKKEI杯を差し切ったディープインパクト産駒カデナが躍り出てきました。そろそろディープ産駒要注意です。


2016年12月3日土曜日

ライオンハーテッド



 「外国人ボックス」ネタから更に脱線させていただきます。

 バルザローナ騎乗の10番人気アースコレクションのBMSは「Lion hearted」、一瞬ギョとしましたね。


 当ブログの知る「ライオンハーテッド」はネバーセイダイの直仔で1961年産まれ、「Lion hearted」はストームキャットの直仔で1996年産まれでした。


 「ライオンハーテッド」の産駒ではアズマキングが印象に残っています。1980年に東京王冠賞を制し、翌81年には帝王賞と東京大賞典を制し、翌々82年には中央競馬招待をも制して、同年秋には中央に殴り込みをかけてきました。


 毎日王冠は3番人気に推されて7着、天皇賞も7番人気で11着でしたが、「家族そろって中央競馬」しか知らなかった若き「当ブログ」は衝撃を覚えたものです。


 ネバーセイダイは「Never Say Die 」、「弱音を吐くな」を意味します。40年ほど前の「優駿」投稿欄に、とある女性から、「血統表に『Never Say Die』を見つけると、『弱音を吐くな』と勇気づけられる」という投稿がありました。


 「弱音」を吐いたら、人生終わりですね(笑)。





外国人ボックス


 買わなかったのですが書かせていただきます。

 ヨーロッパでは冬になるとシーズンオフとなります。 


 英国では3月~11月が平地のシーズンで、主要レースは4月~10月に行われ、シーズンオフには主に障害レースが行われることとなります。


 仏国でも4月~11月が平地のシーズンで、シーズンオフには障害や繋駕競走などの速歩レースが主流となります。


 日本よりも緯度が北寄りで寒いので致し方がありません。


 したがって、ヨーロッパを主戦場とする一流ジョッキーは11月頃からヒマになり、日本に流れてきます。


 現在、短期免許で来日中の外国人ジョッキーは大御所のライアン・ムーアに加えてアッゼニ、シュタルケ、バルザローナ、更に今週からシュミノーが加わり、ミルコとデムーロを加えて外国人騎手が市場に溢れ返っています。


 ということで、外国人ボックスを狙おうと考えていたところ、本日の中京7レースで爆裂しました。


 1着はバルザローナ騎乗の10番人気⑪アースコレクション、2着はシュミノー騎乗の11番人気④サーサルヴァトーレ、3着はミルコ騎乗の1番人気③レッドサーパスと来て、3連単は57万馬券でした。


 お伝えしているとおり、バルザローナは使えますね。


 未来永劫、この状況が変わることはありませんので覚えておいた方がいいですよ。



新馬展望 2016-2017 その54


 中山5レースはタニノギムレット産駒⑫モザイク本命。BMSジェイドロバリーの名も懐かしくなってきました。⑥フランツジョセフのBMSダイナガリバーには敵いませんが(笑)。

 ジェイドロバリーは1989年にフランス伝統の2歳G1グランクリテリウム(現・ジャン・リュック・ラガルデール賞)を制しましたが、この年のフランス最優秀2歳牡馬はマキアベリアンでした。直接対決で敗れたのが痛かったですね。翌90年のグランクリテリウムを制したヘクタープロテクターと共に社台に導入されましたが、サンデーサイレンス導入と同時期であったため繁殖牝馬に恵まれない不運がありました。その割には、産駒は仕上がりが早くスピードがあり、ダートや障害でも駿馬を輩出する名種牡馬でした。吉田善哉氏のお気に入りで、善哉さんの葬儀に参列を許されたお馬さんはサンデーサイレンスとジェイドロバリーだけです。


 中山6レースはカネヒキリ産駒⑭ノーフィアー本命。調教内容の割に人気が無い。


 阪神5レースはマンハッタンカフェ産駒②ベルクロノス本命。人気のディープインパクト産駒①ダノンロマンは素質では上かもしれませんが、藤原英昭厩舎はゆっくり仕上げてくるので初戦は狙いにくい。


 阪神6レースはワークフォース産駒②エロイナ本命。ヌーディストビーチに続いて「あっぱれ!」な名前です。中山5レースで本命にした「モザイク」も意味深に見えてくるのが不思議ですね(笑)。


 まぁ、エロイナの語源はスペイン語の「Heroina」又はイタリア語の「Eroina」=「ヒロイン」だと思いますが。

 因みにエロイナの調教パートナーは同厩舎のアハデコノヨヲ 。こちらは「アハでこの世を」ではなく、百人一首の「難波潟 みじかき芦の ふしの間も 逢はでこの世を 過ぐしてよとや」に由来するので「アワデコノヨヲ」と読まなければならないところ、競馬中継のアナウンサーは「アハデコノヨヲ」と実況しています。近年、馬名の由来には気を使うようになってきたJRAですが、まだまだ勉強不足ですね。競馬記者ほどではありませんが(笑)。


2016年12月1日木曜日

改めまして、POG指名最終弾


 11月17日付けブログで「POG指名最終弾 」としてダブルバインドを指名するとお伝えしましたが、手続き忘れのため指名漏れとなってしまいましたので、「改めまして、POG指名最終弾」として「ルーズベルトゲーム」を指名させていただきます。既に手続き済みなので今度は漏れはありません(笑)。

 モンドキャンノとジューヌエコールで2週連続2歳重賞制覇と好調な安田隆行厩舎の「第三の矢」です
が、当ブログは桜花賞候補筆頭と見ています。

 一つの証拠として、2015年社台サラブレッドクラブの募集ランキングでは、第2位「スタセリタの14」(後のソウルスターリング)の一位票83票を抑えて、「サプレザの14」(後のルーズベルトゲーム)が87票で人気No1であった事実をお伝えしておきます。


 因みに、サンデーレーシングで人気第7位の「ルミナスポイントの14」(後のジューヌエコール)は一位票を109票集めて社台サラブレッドクラブの1位と2位を凌ぐ人気でした。


 「ルーズベルトゲーム」とは野球で「8対7」の試合のことを意味します。第32代米国大統領フランクリン・ルーズベルトが「野球の試合は8対7が一番面白い」と手紙に書いたことに由来します。108年ぶりにシカゴ・カブスが優勝した今年のワールドシリーズ最終戦も「ルーズベルトゲーム」の大熱戦でした。



*ようやく10頭の指名が完了しました。あとは果報を寝て待つだけです(笑)。