2016年6月26日日曜日

新馬展望 2016-2017 その8



 函館5レースはタートルボウル産駒⑩デコラス本命。母ルミナスハッピーの産駒では、2011年産ルミナスウォリアー(父メイショウサムソン)が遂に5勝目をあげてオープン入り、2013年産ルミナスティアラ(父メイショウサムソン)も新馬戦2着後2戦目で勝ち上がっています。

 馬主の林正道はノーザンリバーで成功、ノーザンリバーの母はソニンクで、「ルーミンのたてがみ」の語源となったルミナスポイントとは姉弟(きょうだい)となります。因みにルミナスハッピーは名前が似ているだけで血縁関係はありません(笑)。


 阪神5レースはゼンノロブロイ産駒⑨エスケーレア本命。曾祖母ダイナセレナードは仔出しのいい繁殖牝馬で13頭の産駒を残しましたが、この系統の牝馬は繁殖に上がって産駒を出しまくっています。ダイナセレナードの初仔バッテンコマチは母を凌ぐ15頭の産駒を残し、4勝してオープン特別にも勝ったムーンセレナードは11頭を産み、同じく4勝したシスターセレナードも11頭の産駒を残しました。祖母マキシマムデニールも凄まじく、15頭の産駒を産んでいます。余程活力に溢れる系統なのでしょうね。


 東京5レースはアイルハヴアナザー産駒④フィスキオ本命。今季はタートルボウルとアイルハヴアナザーで攻めます。