2014年5月24日土曜日

オークス 2014



 どこを見てもハープ、ハープのオンパレード。穴党さんから本命党さんまで全員がハープスターを本命に推しています。


 負けるとしたら距離の壁、600メートルを全速で走る能力はNo1ですが、1600mのレースでは600m走るまでに1000mで済むところ、2400mを走るには1800mかかります。果たして桜花賞と同じ脚が使えるのか。


 筆者はどうしても1991年のオークスを思い起こしてしまいます。あの時も桜花賞を快勝したシスタートウショウが断然の人気となりましたが、勝ったのはイソノルーブルでシスタートウショウは直線怒涛の追い込みを見せましたが届かず2着でした。イソノルーブルの再現を期待できる馬はバウンスシャッセであると考えています。ハープスターと追い比べになれば勝てる馬はいませんが、早めに抜け出して末脚が確りしているタイプが追い込み馬を封じ込むと見ます。「逃げて差す」イソノルーブルがそんなタイプだったのです。


*2013年12月10日付け「職業野球!実況中継 逃げて差す」参照
http://shokuyakyu.blogspot.jp/2013/12/blog-post_10.html


 
 厩舎サイドも認めるマイラー体型のハープスターに対して、ゼンノロブロイ産駒のバウンスシャッセは伸びやかなステイヤータイプ。陣営は早くからオークスを意識した使い方をしてきました。寒竹賞とフラワーカップを連勝して桜花賞には見向きもせず皐月賞に向かい11着。着順の悪さで人気を落としていますが差は僅かに0.7秒、桜花賞3着だったら断然の二番人気は間違いのないところでした。



 バウンスシャッセから同じゼンノロブロイ産駒のパシフィックギャルとサングレアル、ディープの刺客ハーツクライ産駒のヌーヴォレコルト、ハープスター、チョウカイキャロルとシルクプリマドンナと2頭のオークス馬を輩出しているブライアンズタイム産駒のマイネグレヴィル、ステイヤー・オペラハウス産駒のニシノアカツキ、桜花賞で対抗に推したフォーエバーモアに流します。穴候補はもう少し増やした方がいいかもしれません。ハープスター一着固定を押えるのも忘れないでくださいね。競馬は何が起こるか分かりません。


 タカモト式ならバウンスシャッセとパシフィックギャルの馬連5-6。皐月賞からオークスに向かうローテーションは1958年のシラギク以来56年ぶりのこととなります。枠連がゾロ目の時は馬連より枠連の方がつく傾向にありますので枠連3-3と均等買い、シラギクに因んで枠連1-3も押えます。1958年は筆者の生まれた年ですからこのタカモト式は強力かも(笑)。