2018年7月28日土曜日

夜神楽


 「夜神楽」とは、夜を徹して行われる神楽のこと。例えば高千穂地方などの夜神楽は、「里の氏神様を神楽宿と呼ばれる家や場所にお招きし、 夜を徹して三十三の神楽を一晩かけて奉納する昔からの神事のこと」とのことです。

 母ダンスオールナイトの産駒ヨカグラがアップトゥデイトを破って小倉サマージャンプを制しました。ヨカグラはハービンジャー産駒であり、当ブログの出資馬であった同じくハービンジャー産駒ルミナスエレメントと同期となります。

 2015年8月16日札幌5レース新馬戦、ハービンジャー産駒アラバスターが一番人気に応えて快勝し、同じハービンジャー産駒のヨカグラは3着に敗れました。

 アラバスターは2014年サンデーの募集で「レーヴディソールの2013」として一口200万(総額8,000万円)で募集されました。


 ヨカグラは2014年社台の募集で「ダンスオールナイトの2013」として一口100万(総額4,000万円)で募集されました。

 ルミナスエレメントは2014年サンデーの募集で「ルミナスポイントの2013」として一口100万(総額4,000万円)で募集されました。

 同年生まれの3頭のハービンジャー産駒の運命は、異なったものとなっています。

 アラバスターは新馬戦に快勝し、当時の競馬マスコミはダービーじゃぁ~~、凱旋門じゃぁ~~と大騒ぎしていましたが、当ブログは「パドックでは馬っ気を出していたが好位に折り合って快勝。札幌2歳ステークスに行くようだが、本日のメンバーでは通用したが強いメンバーではどうか。」と冷徹に評価しています(2015年8月21日付けブログ「新馬展望2015-2016反省会 第11週 」をご参照ください)。アラバスターはその後5戦して未勝利で終わり引退し、当ブログの評価が正しかったことが証明され、バカ騒ぎしていた競馬マスコミの見識の無さが露呈する結果となりました。

 ルミナスエレメントは2015年6月14日の新馬戦でデビューして2着、将来を嘱望されましたが気性的に競走馬としては不適格であったため未勝利に終わり、当ブログの見識の無さを露呈しました。但し、当ブログには「ルミナスポイント優先の法則」が課せられており、ルミナスポイント産駒への出資が義務付けられていることから、ルミナスエレメントへの出資は避けることのできない事象であったという事情があります。

 アラバスターが勝った新馬戦で3着と敗れたヨカグラに着目する競馬マスコミは皆無でしたが、当ブログは出資馬のルミナスエレメントと同期で同価格のハービンジャー産駒として注視し続けてきました。

 ダンスオールナイトの産駒で「夜神楽」。いい命名ですね。