2018年7月29日日曜日

差し返した!


 小倉7レースは4角手前からスズカガルチが大外まくりで逃げるイシュトヴァーンを交わして先頭で直線へ。

 「これは差し返す」と見ていましたが、ゴール寸前イシュトヴァーンが差し返して2勝目をあげました。母ドナウブルーから受け継ぐスピードがありますね。

 ドナウブルーの初仔イシュトヴァーンは2016年サンデー募集で「ドナウブルーの2015」として一位票を161票集めて一番人気。ところがぎっちょん、デビューから5着、10着で「地雷か!」と騒然となりました。ところが再ぎっちょん、ダート替りの未勝利を勝って芝に戻った500万下も不利を受けながらの3着。再度ダートに戻って2勝目をあげました。

 ドナウブルーの2番仔「ドナウデルタ」に出資している当ブログとしては痛しかゆしというところですね。「ナンチャラの下」やら「ホニャララの下」が走らないのは世の常で、イシュトヴァーンにはあまり出世してもらいたくないというのが本音です。

 当ブログは、今年募集されたキングカメハメハ産駒「ドナウブルーの2017」はケンして、来年募集される予定のモーリス産駒「ドナウブルーの2018」を一位指名する予定です。キンカメの生殖能力に疑問を持っていることが今年ケンした理由であり、モーリスは走ると見ているのが来年一位指名する予定である理由です。

 したがって、イシュトヴァーンとドナウデルタには走ってもらいたい気持ちもありますが、ドナウデルタがクラシックに乗るようだと来年募集予定の「ドナウブルーの2018」の価格高騰は火を見るよりも明らかなので、来年春まではおとなしくしていてもらいたいというのが本音です。

 いずれにしても、イシュトヴァーンは出世しそうですね。初仔はケンするのがセオリーですが、ドナウブルーの繁殖牝馬としての優秀性を証明することになるのではないでしょうかと見ています。