2017年6月4日日曜日

新馬展望 2017-2018 その2


 阪神5レース芝1400mはルーラーシップ産駒⑪タガノスカイハイに注目。

 一番人気が予想されるのはノヴェリスト産駒⑩ヴァイザーです。ノヴェリストはハービンジャーに続いてサンデー系牝馬に付けるために導入されましたが、ハービンジャーがずっこけたあおりを受けてまだ産駒がデビューもしていないのに評価は大暴落。単なるハービンジャーの連れ安なので、初年度産駒が走ってみなければ分かりませんが、ドイツ系はハービンジャー以上に信用できないのも確かですね。ところがぎっちょん、ハービンジャーが爆発して評価も底値から大暴騰、ノヴェリストも連れ高するのか、まぁ、ようやく産駒がデビューしますので実力で評価を勝ち取ってください。それにしても、産駒がデビューする前にこれだけ評判が乱高下したケースは日本の生産業界史上初めてのことでした。ようやくベールを脱ぐときがやって来ましたね。


 牝系は言わずと知れたソニンク一族ですから応援はします。母ヴァイスハイトは初産駒のロスヴァイセ以降活躍馬を出していませんが、ソニンクの孫は現3歳ではルミナスポイント産駒ジューヌエコールがGⅡデイリー杯2歳ステークスを制し、ライツェント産駒ディアドラが桜花賞6着、オークス4着。2歳勢も「がんばりましょう」。


 東京5レースはPOG指名したロードカナロア産駒⑥ステルヴィオに注目。「捨てるヴィオ」になる可能性は否定しません。ステルヴィオに賭けたというよりは、ロードカナロアの行く末を見届けるために指名しただけですから。

 一番人気が予想されるのはディープインパクト産駒⑫サトノオンリーワンですが、モレイラ-堀コンビは朝から負け続けています。ここもズッコケそうですね。そもそもディープの5月デビューは信用できませんので、「オンリーワン」になれても「ナンバーワン」は無理でしょう。