2019年4月5日金曜日

平成最後の桜花賞


 新元号が「令和」に決定した瞬間、桜花賞は紅梅ステークス組を上位に取ろうと決めました。

 「令和」は万葉集「初春の令月(れいげつ)にして、気淑(よ)く風和(やわら)ぎ、梅は鏡前の粉を披(ひら)き、蘭は珮後(はいご)の香を薫す」に由来します。なので、桜花賞は紅梅ステークス組を狙います。

 1着のメイショウケイメイではなく2着のプールヴィルを本命にしたのには明確な理由があります。プールヴィルの父Le Havreは現在社台が最も力を入れている血統です。競走馬としてのLe Havreは2009年、一冠目のプール・デッセ・デ・プーランこそ2着でしたが、二冠目のジョッケクルブ賞を制してダービー馬となりました。

 そして2014年、産駒のAvenir Certainが無敗でプール・デッセ・デ・プーリッシュとディアヌ賞の二冠を制し、2016年にもLa Cressonniereが無敗でプール・デッセ・デ・プーリッシュとディアヌ賞を制すという快挙を成し遂げています。

 「ル・アーヴル」は「印象派」の語源となったクロード・モネの「印象・日の出」に描かれた港町です。「令和」時代の「日の出」を告げる「平成」最後の桜花賞を制すのは、Le Havre産駒プールヴィルと見ます。

 ◎ ⑱プールヴィル
 〇 ⑪メイショウケイメイ
 ▲ ③ノーブルスコア
 ☆ ④クロノジェネシス
 △ ⑧グランアレグリア
 △ ⑮ダノンファンタジー


 以上、「タカモト式」でした(笑)。