2019年4月29日月曜日

私が選ぶ昭和の名馬ベスト3


 ついでに「昭和」編。

第一位 サクラショウリ
第二位 アグネスレディー
第三位 トウショウボーイ


 こちらは理由が大あり。

 当ブログが競馬を始めた年のクラシック世代がトウショウボーイ、テンポイント、グリーングラス、クライムカイザーの年でした。テンポイントとどっちを選ぶかは迷いました。馬券的にはテンポイントが大得意で、1977年春天は特券でクラウンピラードとの❺-❻一点勝負、24,400円を後楽園場外で換金して、その足で神保町のミナミスポーツでウィルソンの最高級グラブを買って準硬式野球部に入部しました。鳴尾記念の時は法事で大阪に行っており、難波の大阪球場の場外馬券売場で馬券を買って60倍を的中させました。それでも選ぶのはトウショウボーイですね。1976年、4歳(現3歳)時の有馬記念をレコードで快勝した時は、「新しい時代の到来」を強く感じましたね。そもそも「既成概念」などには興味がないので(笑)。まだ、競馬をやるなど「人間のクズ」と言われていた高校3年の時の物語です。

 1979年オークスは本命アグネスレディー-対抗ナカミサファイヤで大勝負。当ブログの「史上最高予想」です。ということで、娘のアグネスフローラは「黙って買い」。桜花賞はケリーバッグと一点買い、2着に負けたオークスもエイシンサニーと一点買いで的中させました。ということで、フローラの息子アグネスタキオンは「黙って買い」。人気し過ぎて馬券的には妙味はありませんでしたが、初年度産駒に出資することは現役時に決めていました。ということで、2004年サンデーの募集でBMSマキアベリアンの「ソニンクの03」を1秒で即決出資、「ルミナスポイント」となって平成の第一位につながっています。

 第一位は二位以下を大差ぶっちぎってサクラショウリ。全ての馬券を買って全て的中させてきました。京成杯でタケデンとメジロファントムに惜敗したレースを見て、「ダービーはこの馬!」と決めました。1978年ダービーの当り馬券でミズノの高級グラブを買いました。大学時代に購入した3つのグローブは全て当り馬券と交換したものでしたね(笑)。1979年春の目黒記念はシーズンオフで練習が休みだったので中山競馬場に行きました。電車賃も含めて有り金全額をサクラショウリの単勝にぶち込みました。換金せず、市川の実家まで歩いて帰りましたね。サクラショウリとの出会いが、「さすらいの馬券師」の原点です。

 最も競馬に情熱を注いでいた1970年代の名馬が上位を占めました。まぁ、それ以降は「出涸らし」みたいなもんですからね(笑)。