2020年9月12日土曜日

その29 Fairy tale


 さて、土曜中山4レースでデビューするアジアエクスプレス産駒はフェアリーテイル。ということで、倉木麻衣歌唱「Fairy tale」(作詞:倉木麻衣 /作曲:徳永暁人)をお届けします。

 「フェアリーテイル」の馬名は二代目で、初代は1961年産のシカンブル産駒、ホクセーミドリの母となります。

 1976年産のヴェンチア産駒ホクセーミドリは同期の牝馬では実力No1と言わていました。2歳時(当時は3歳時)は未勝利-さざんか賞-ひいらぎ賞を3連勝。しかし体質が弱く年明け初戦の桜花賞トライアル阪神4歳牝馬特別(現在のフィリーズレビュー)はシーバードパークの2着、桜花賞には出走できず、オークスに直行します。

 オークスでは順調さを欠きながらも3番人気に推されての3着、実力の片鱗を見せ付けました。そのオークスの当ブログの予想は◎アグネスレディー、〇ナカミサファイヤで枠連(当時は枠連しかありませんでした)❺-❽33.7倍を本線で的中、当ブログの史上最高予想として歴史に名を残しました。

 アグネスレディーの仔アグネスフローラは桜花賞、オークス共に大本命、桜花賞はケリーバッグと一点買い、オークスもエイシンサニーと一点買いで的中させました。

 フローラの仔アグネスタキオンは史上最強馬であったと信じて疑わない。人気があり過ぎて馬券はケンしましたが、その産駒に出資することは現役時代に決めていました。

 そのタキオン産駒が初登場した2004年サンデーサラブレッドクラブの募集で出資したのが「ソニンクの03」、後のルミナスポイントです。ルミナスポイントはブログ「ルーミンのたてがみ」の語源となったことで知られる名牝で、募集総額1800万(一口45万円)に対して8,894万円の賞金を稼いで回収率494% を達成しました。

 ルミナスポイント産駒ではペンタプリズム、ルミナスエレメント、ジューヌエコール、ブライトパスに出資して、ジューヌエコールはデイリー杯2歳ステークスと函館スプリントステークスを制覇し、募集総額2,000万(一口50万円)に対して1億3,569万円の賞金を稼いで回収率678%を達成したのです。

 ジューヌエコール産駒に出資することは既に予約済みですのでご安心ください(笑)。

*アルバムタイトル曲でもある「Fairy tale」。因みにアジアエクスプレス産駒フェアリーテイルの英語表記は「Fairy Tail」で「妖精の尻尾」を意味しますが、倉木麻衣の楽曲は「Fairy tale」で「おとぎ話」のこと。混同しないようにご注意ください。歌詞に「カボチャの馬車」や「毒リンゴ」が登場するのもこうした経緯によるものです。
https://www.youtube.com/watch?v=29YIEFli_fM