中山3レースは当ブログの出資馬サレンティーナが快勝。ココナッツパルム以来、8年ぶりに口取りしました。
「サルヴェジェルマニアの14」(後のサレンティーナ)に出資した理由はその牝系にあります。
サルヴェジェルマニアの母サルヴェレジーナは独オークスを制し、独ダービー2着、バーデン大賞典2着、オイロパ賞2着の名牝です。生粋のドイツ血統に賭けました。
サレンティーナのBMSパントレセレブルが90年代ヨーロッパ最強馬であったことは当ブログで何度もお伝えしているところです。パントレセレブルのBMSアリダーは米三冠で全てアファームドの2着という名馬でした。
サルヴェレジーナの父モンズーンは独ダービー2着、オイロパ賞連覇のドイツを代表する名馬で、現在社台が最も力を入れている血統です。ソウルスターリングのBMSでもありますね。
更に、サルヴェレジーナのBMSはオールドヴィック。仏ダービーと愛ダービーを制し、同期の英ダービー馬ナシュワンよりも強かったと言われています。
牝系が典型的ヨーロッパ血統なので、重く出ると未勝利も勝ち上がれない鈍馬となりますが、父キングカメハメハの素軽さと見事にマッチしました。
この馬はスピードがありますので、準オープンくらいまでは行けるのではないかと期待しています。