2016年12月18日日曜日

新馬展望 2016-2017 その59


 中山5レースはサウスヴィグラス産駒④サノラブ本命。父も枠も良し。母は「カミヒコーキ」ですから小田切有一かと思ったら違いました。奇抜な馬名で一世を風靡する小田切有一の実質デビューは「ヒコーキグモ」だったのではないでしょうか。事実を知らない後付け小田切ファンは「ノアノハコブネ」説を主張するでしょうが、「ノアノハコブネ」当時は話題になりませんでした。やっぱり「ヒコーキグモ」からですね。因みに小田切有一は「マリージョーイ」の馬主でもありました。

 1979年3月4日、マリージョーイに騎乗した福永洋一は、前を行くンタームサシと接触したハクヨーカツヒデの斎藤博美騎手が投げ出されて落馬したのを咄嗟の判断で避けようとして自らも馬上から投げ出され、脳挫傷のため37年経った現在でも車椅子生活を余儀なくされています。


 その「小田切有一」の⑪「モリヲカエセ」は母「ゲッケイジュ」からの命名でしょうが、ちょっとここでは無理か。


 中山6レースはタートルボウル産駒⑤フェザーリング本命。昨年の社台サラブレッドクラブ募集時には出資を検討したお馬さんでした。タートルボウルのNo1と見ていますが時計は詰まってきません。ちょっと厳しいかとは思いますが、「袖振り合うも多生の縁」、ということで◎を打ちます。


 阪神5レースはキングカメハメハ産駒⑩ルリオン本命。2月生まれの「le Lion=仏語でしし座」が8月の星座なのは何でぇ~と言いたいところですが、「2+8=10」なので⑩ルリオン本命。タカモト式です(笑)。


 阪神6レースはフレンチデピュティ産駒⑨メイショウカズヒメ本命。既に「BMS」としての実績で定評のあるフレンチデピュティも、まだまだ若いもんには負けていられません。


 明日はサレンティーナが出走するので中山競馬場馬主席で観戦です。ということで、早めにアップさせていただきます。