Netkeiba.comの記事に「スーパーホース出にくくなった訳」が登場しました。福島県・ノーザンファーム天栄の木實谷雄太場長による分析として、
「(中略)・・・近年の日本競馬は血統、調教ともにレベルアップが顕著で、以前ほどトップホースたちの実力差がない時代になっています。」という記事を掲載しています。
当ブログの見解はちょっと違います。「以前ほどトップホースたちの実力差がない時代になっています。」の部分には激しく同意しますが、その原因は「血統の同質化」にあると考えているからです。
ノーザンテーストの出現は日本競馬の質を劇的に向上させました。社台のこの成功がサンデーサイレンスの導入をもたらし、ディープインパクトの出現により日本馬の国際的地位は格段と向上しています。
但し、凱旋門賞の成績に見られるように、日本独自の発展である点は否めず、今後に課題を残しているのも事実です。
さて、このような時代に我々はどのように馬券分析をすればいいのか。その答えのヒントが当ブログの2016年日本ダービー予想にあると考えます。
「本命◎は③マカヒキ。皐月賞の負け方が1989年のウィナーズサークルに似ていると見ています。
対抗〇は⑧サトノダイヤモンド。安定実ではNo1と見ますが、ワンパンチ足りないので2着か3着ではないでしょうか。
単穴▲は①ディーマジェスティ。皐月賞は各馬のゲート入りに時間がかかり、最後入れの大外を引いたディーマジェスティが勝ちましたが、当ブログはあれはフロックであったと見ています。又もや絶好の①番枠を引きましたので、無印にはしません(笑)。」としたうえで、
◎ ③マカヒキ
〇 ⑧サトノダイヤモンド
▲ ①ディーマジェスティ
の印を打たせていただきました。
結果が1着マカヒキ、2着サトノダイヤモンド、3着ディーマジェスティであったことはご案内のとおりです。
3頭は何れもディープインパクト産駒。「ディープじゃぁ~、ディープじゃぁ~!!」と叫んでいるだけでは馬券は当たりません。巷に溢れ返るディープ産駒の中で、本質を理解することこそが肝要なのです。