2015年6月28日日曜日

40回目の宝塚記念



 1976年の宝塚記念は道悪の鬼フジノパーシアが勝ちました。まだ競馬を始めたばかりで古馬には詳しくなかったのであまり覚えてはいません。


 何と言っても1977年の宝塚が忘れられません。前年の有馬記念を4歳(現3歳)で制したトウショウボーイはここまで休養。2着に敗れたテンポイントは古馬になって快進撃を続け、京都記念、鳴尾記念、春の天皇賞を3連勝、堂々の一番人気でトウショウボーイを迎え討ちます。レースは6頭立てですが両馬の他はグリーングラス(前年菊花賞)、アイフル(前年秋の天皇賞)、ホクトボーイ(この年秋の天皇賞)、クライムカイザー(前年ダービー)と、出走全馬がG1馬という豪華絢爛なるメンバー構成でした。


 押し出されるように先頭に立って逃げるトウショウボーイに追い付ける馬はいません。隊列がほとんど変わらないままトウショウボーイ、テンポイント、グリーングラス、アイフル、ホクトボーイ、クライムカイザーの順でゴールになだれ込みました。クライムカイザーは生涯で唯一掲示板を外しましたが、それがこの6頭立て6着の宝塚記念だったのです。全馬の着順をソラで覚えているレースはそうはないでしょうね(笑)。


 これまでの的中実績は1977年トウショウボーイ、1979年サクラショウリは単勝を6千円ゲット、1981年カツアールは2着カツラノハイセイコとの1点買いで的中、1995年は震災の影響で京都開催、自信の鞍で京都までダンツシアトルの単勝をしこたま買いに行きました。1998年のサイレンススズカも自信の鞍で阪神遠征を敢行、2001年は負け続けていたメイショウドトウの単勝で勝負して的中、21世紀になってからはほとんど買っていません。


 宝塚記念はその存在意義を失ったと考えています。ファン投票を行いながら得票上位馬の多くは出走せず、G3~G2のメンバーで争われます。施行時期が現代の競馬スケジュールに合致していないことを誰しもが認めていながら改善する気配も見えません。サークル内でおとなしくしておいた方が得だ~と誰しもが甘えているからです。


 ということで、普段であればケンするところですが今年は安田記念の貯金があるので3連複ボックス①⑤⑥⑧⑪⑬⑮⑯の56点を100円買います。4歳牡馬はレベルが低いと考えていること、牝馬が来そうなこと、ゴールドシップは来ても来なくてもあまり興味がないことが理由です。


 ゴールドシップが来て取り損になっても「当たった~」などと絶叫するような恥ずかしいマネはしませんのでご安心ください(笑)。