2015年6月27日土曜日

未勝利戦総括 第1週



 当ブログは新馬戦展望及び反省会を行って新馬戦勝利馬をランク付けしていますが、未勝利戦が抜け落ちるという欠点がありました。ドゥラメンテもミッキークイーンも新馬戦は2着だったので評価対象から抜け落ちていました。この欠陥を補うため、今季から未勝利戦総括を開始することとなりました。まだ週に2レースですが、これから激増していくこととなりますので、目についたレースのみ取り上げていきます。


 6月20日(土)東京1レース芝1400mを差し切ったブラックタイド産駒シトロンが「B」評価。直線4回も前が壁になりながら斜めに走って、ペルソナリテが勝った新馬戦2着で単勝オッズ1.2倍の断トツ人気ダイワダッチェスをゴール前で差し切る。3着に敗れた新馬戦のレベルが高かったことを証明すると共に、同新馬戦を勝ったロードクエストを「A」評価とした当ブログの判断の正確性を立証したことにもなります。


 それにしてもこの時期の未勝利戦で単勝1.2倍を買う人がいるとは常軌を逸している。ペルソナリテは当ブログも「B」評価していますので弱い訳ではありませんが、弱い馬相手に勝っても強く見えるだけで真に強い訳ではなく、レースのレベルを見極めることが重要なのです。


 「A」評価ロードクエストの3着だったシトロンが、「B」評価ペルソナリテの2着だったダイワダッチェスを破ったという事実は、今後の教訓とすべきでしょう。