日曜福島の新馬戦を勝ったサルヴェレジーナは父スクリーンヒーロー、BMSステイゴールドの配合でサンデーサイレンスの3×3のインブリードとなります。
「サンデーの3×3」は簡単に作れるので今後ますます増加してくるはずです。当ブログとしては批判的ですが、「売れる」となれば「サンデーの3×3」の大売り出しとなるのは必定ですね。
後出しジャンケンとなりますが、別の意味で「サルヴェレジーナ」には注目していました。日本馬の初代「サルヴェレジーナ」は、アグネスタキオン×アドマイヤハッピー(BMSトニービン)の2007年産牝馬として池江厩舎に所属していましたが未出走で終わりました。二代目「サルヴェレジーナ」は血統的には初代とは何ら関係がなく、新冠の上井農場で生産されて2015年北海道サマーセールでビッグレッドファームに302万円で落札された安馬です。
「サルヴェレジーナ」の馬名で最も有名なのはドイツの名牝「Salve Regina」で、ドイツオークスに勝ったほか、ドイツダービー、バーデン大賞、オイロパ賞でも2着に入線した名馬でした。当ブログは「Salve Regina」の血統に注目しており、ノーザンファームが導入したSalve Reginaの牝駒「サルヴェジェルマニア」の2014年産の2歳牡馬「サレンティーナ」(父キングカメハメハ)をPOG指名する予定です。既にゲート試験に合格して一旦放牧に出されており、順調にいけば秋デビューとなるでしょう。
ということで、単純に馬名だけで注目していた「サルヴェレジーナ」が単勝4,180円の大穴をあけました。買っとけばよかった~~(笑)。