札幌5レースは人気の②ユアスイスイと同じダイワメジャー産駒の⑨ミスパンテール本命。血統表を眺めると、三代目にノーザンテーストとマルゼンスキーの名前を見ることができます。
社台がノーザンテーストを導入した当時は、日本ではマイリジャーン系やプリンスリーギフト系など、世界的には亜流と見られる系統が主流でした。同時代の世界の主流であったノーザンダンサー系として成功したことがノーザンテースト最大の功績です。日本で、世界の主流血脈が成功するなど考えられない時代でした。
マルゼンスキーは1977年6月26日、日本短波賞の日に中山競馬場で目の前で見ました。一頭だけ光り輝いていましたね。同日中京競馬場の高松宮杯を勝ったトウショウボーイも、短波賞のマルゼンスキーも単勝1倍の元返しでした。当ブログの選ぶ「史上最強馬」こそがマルゼンスキーとなります。
小倉5レースはダイワメジャー産駒⑪ダノンチャンス本命。母の兄ダッシャーゴーゴーも小倉の1200mでデビュー勝ちしています。勝ち方によっては小倉2歳ステークスの有力候補でしょうか。
新潟5レースはウインクリューガー産駒⑯ソウルドラキュラ本命。ホットブラッドの「ソウルドラキュラ」が一世を風靡したのは1976年のこと。筆者の競馬歴初年度でもあります。アパッチの「ソウルこれっきりですか」も1976年。ドクター南雲とシルバーヘッドホーンの「ソウル若三杉」なんてのもありましたね。
ウインクリューガー産駒では7月16日の福島でワールドツアラーが新馬勝ちしており、ソウルドラキュラで2頭目を狙います。今季のデビュー組は2013年種付けの2014年産となりますが、ウインクリューガーの2013年の種付け頭数は16頭で、種牡馬生活で最多頭数となっています。日高スタリオンステーションの閉鎖もあり種牡馬を引退したウインクリューガーは、南相馬市の西町ホースパークに移り、一転、相馬野馬追に出陣することとなりました。秋の大井に来れば見に行きたいですね。