2016年7月16日土曜日

新馬展望 2016-2017 その13


 函館5レースはオンファイア産駒①ヤンチャボウズ本命。ウインドインハーヘアの産駒は2001年産ブラックタイド、2002年産ディープインパクト、2003年産オンファイアが種牡馬入りし、ディープは大成功、ブラックタイドもキタサンブラックを輩出して爆裂、次はオンファイアの番ですね。結局、ウインドインハーヘアで成功したのはサンデーサイレンス産の3頭だけで、後は「高く売れるだけ」の馬ばかりでした。

 中京5レースはキングズベスト産駒⑨エンドゲーム本命。先週快勝したジューヌエコールの調教パートナーとしてお馴染みです。昨年NHKマイルカップを制したクラリティスカイの下で、調教でもジューヌエコールと遜色のない動きをしているにもかかわらず人気が無いので狙い目です。


 福島5レースはリーチザクラウン産駒⑦ココホレワンワン本命。お宝を掘りあててくれることを期待します。


 ワンワンは5本のクロスを持ちますが、中でも「Chris Evert」の5×4が注目です。クリスエバートは1974年にエイコーンステークス、マザーグースステークス、コーチングクラブアメリカンオークスのニューヨーク牝馬三冠を達成した名牝でした。「アイスドール」クリス・エバートがまだ無名時代に「クリスエバート」と名付けられましたが、オーナーが若き「クリス・エバート」のスポンサーだったことによるものです。三冠馬セクレタリアトとの産駒シックスクラウンズは種牡馬入りしてチーフズクラウンを輩出し、チーフズクラウンはアグネスデジタルやディープスカイのBMSとして日本競馬にも多大な貢献をしています。


 福島6レースはトビーズコーナー産駒⑫レンレン本命。トビーズコーナーはベラミロードからチーフズクラウンに遡る血統の新種牡馬で、日本ではダート短距離御用達の可能性を秘めると見ます。ほとんど無名ですが既にシゲルボブキャットが未勝利を勝ち上がっています。1レースを快勝した戸崎騎乗で勝負目ですね。


 本日はワンワンとレンレンで勝負!!