前日まで91%の確率でクリントンだったはずの米大統領選。
ところがぎっちょん、トランプが勝っちゃいました(笑)。
今世紀最大の番狂わせですね。
日本時間の午前中、激戦と言われていたフロリダ州の開票速報が徐々に伝わってくるに連れ、トランプ有利となってきました。この時点ではまだ日経平均は前日比100~200円高で為替も105円台をうかがう勢い。「ノー天気な連中だなぁ~~」と見ていました。周りの若い連中に「こりゃぁ~、トランプだぜ」と言っていたのは日本時間午前10時くらいのことです。
決定打はクリントン有利と見られていたペンシルベニア州を制したことですね。開票速報前半は「クリントン優勢」と出ていましたが、50%を超えた頃から「トランプ優勢」に変わり、決定打となりました。これを見て当ブログは、「こりゃぁ~、エリ女は荒れるぜ」と直感しました。
ペンシルベニアと日本競馬は密接な関係にあります。
シンザンの翌年、昭和40(1965)年の日本ダービーを逃げ切ったのがキーストンでした。「キーストン」の馬名は、「ペンシルベニア超特急 Keystone」に因んで名付けられたものです。
筆者がこの話を知ったのは、40年近く前、「優駿」誌に山野浩一が寄稿したキーストン物語でした。「キーストンの悲劇」を知ったのは、高校時代に買って読んだ橋本邦治著「競馬入門」に書かれていたからです。同著で、「雨のラファール」や、「アラブの魔女イナリトウザイ」なども知りましたね。皆様方とは歴史が違います。
ということで、エリ女は「キーストン」に因んで逃げ馬が逃げ切ると見ます。何が逃げるか、筆者は予想していますが、皆様方でお考えください(笑)。