2015年5月3日日曜日

79回目の天皇賞




 1976年春の天皇賞は天才・福永洋一を背にエリモジョージが逃切り勝ち。関西テレビの杉本アナは絶叫し過ぎて声が出なくなり、ゴール前ではふり絞るように「エッリッモッジョ~ジ」とかすれ声でジョージの逃切りを伝えました。「えりもに春を告げるかエリモジョージ」は最初の直線での実況です。「何もない」は入っていませんのでご注意ください。何故分かるかって?ポニーキャニオンから出た関西テレビ製作の「名馬物語 気まぐれジョージ」というVHSビデオを見ながら書いているからです。「一昨年の春、何んにもないエリモに春を告げた」の実況は、2年後の宝塚記念のものです。「一昨年の春」が入っているところにご注目ください。現在ネット上に伝わる伝説は、両方がごっちゃになっているものです。真実は当ブログにあります。


 「名馬物語」は25年ほど前には関西テレビの深夜放送で放映されていましたので覚えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。以前勤めていた会社で大阪に転勤していた頃見ていました。当時はレンタルビデオ屋にも置いてありましたのでいくつかダビングしたのも持っていますが、「エリモジョージ」はヤフオクで購入したVHSビデオです。「監修・杉本清」ですからいい出来ですよ。石巻ゆうすけのナレーションもハマってます(笑)。


 さて、天皇賞は年に2回ですから競馬歴40周年を迎えた筆者としては「79回目の天皇賞」となります。これまで的中させた春天は、1977年テンポイント、82年モンテプリンス、83年アンバーシャダイ、85年シンボリルドルフ、89年イナリワンは枠連❶-❼33.2倍を1万円的中!、91年メジロマックイーン。何と言っても自慢は77年テンポイントの時です。相手もクラウンピラードに絞って枠連❺-❻24.4倍を千円的中させました。準硬式野球部に入部する直前のことで、神保町のミナミスポーツでウイルソンの最高級グラブを買いました。当時はプロでもウイルソンは江川くらいしか使っていませんでしたね。ステイヤーの時代には最も得意としていたレースですが、馬場の高速化が進み中距離系が台頭するようになってからは当たらなくなりました。四半世紀ぶりに当てますか(笑)。


 ということで、本命は⑰アドマイヤデウス。昨年の皐月賞は9着、ダービーは7着なので一枚下と見られがちですが、6月6日の超遅生まれとしては大健闘だったと言えるのではないでしょうか。馬齢は人間の4倍速と言われますので、6月6日生まれということは通常の3月生まれより人間に当てはめれば1学年下、早生まれに比べると2学年下となります。古馬になって学年差が縮まり、「化けた」と見ています。4歳秋に「化けた」ジャスタウェイもそうですが、こうなると確変モードに入って勝ち続けるものです。


 91年メジロマックイーン以来の的中を狙う当ブログとしては、ブルメアマックの①ゴールドシップは外せません。そのマックに乗っていたのが武豊でした。ということで⑬キズナも外せません。実はもう一頭ブルメアマックがいます。現在14番人気の⑪フーラブライドも加えましょう。


 日本には長距離系種牡馬など消滅しましたので、ブルメアに注目します。ダンスインザダークとサッカーボーイの長距離適性はよく知られているところであり❺枠の二頭⑨クリールカイザーと⑩ラブリーデイは外せません。ジャパンカップで活躍したエリシオとアレミロードから③ネオブラックダイヤと⑭フェイムゲームも外せません。



 直近の実績からは④ラストインパクト、⑥ホッコーブレーヴ、⑫デニムアンドルビー、⑮サウンズオブアース、⑯ウィンバリアシオン、キンカメ旋風に乗って⑧スズカデヴィアスも押えましょう。


 ということで、3連単1着⑰固定-①③④⑥⑧⑨⑩⑪⑫⑬⑭⑮⑯の13頭流しとします。これで抜けたら笑ってやってください(笑)。