2015年2月3日火曜日

ダート替わり、芝替わり



 競馬界の話題を独占するブチコがダートに替わって圧勝の連続です。当ブログがデビュー戦から騒いでいたブチコも、スポーツ紙でも大きく取り上げられるようになってきました。これまで見向きもしなかった記者連中が大挙して押しかけて「桜花賞候補だぁ~」と騒ぎ出しております。何故こうも結果論でしか動けないのでしょうか(笑)。


 ブチコはデビューから芝で3連敗、ダートに替わって8馬身、3馬身半の圧勝を続けています。「ルーミンのたてがみ」の語源となったルミナスポイントもデビューから7戦連続で芝を使われて1勝しかできませんでしたがダート短距離路線に転じてオープンまで出世しました。


 1月17日中京10レースのはこべら賞では当ブログの本命単勝10.3倍のスルターナが快勝しました。函館、札幌で芝を3回使われてダート転向初戦で穴をあけたのです。デビュー戦で稍重馬場ながらハギノトップレディの伝説のレコードに迫る1000m57.5秒をマークして当ブログが「A」評価としたスピードが生きたものです。


 昨日の東京9レースセントポーリア賞では12番人気のグラブザフラッグが3着と健闘しました。断トツ人気のドゥラメンテが快勝して当ブログ推奨のウェルブレッドが2着ながら3連複470倍、3連単は1230倍でした。7月19日のダート新馬戦を快勝して当ブログは「B」評価としましたがダートで負け続け芝に転向しても2連敗で人気は離散していました。デビュー戦で見せたキレ味を雪で渋った芝で発揮したものです。


 穴をあけるにはそれなりの理由がある。多くのケースでその答えを新馬戦に見出すことができます。スルターナがハギノトップレディのレコードに迫ったスピードも、グラブザフラッグが他馬と時計2つ違う脚で追い込んだキレ味も、芝・ダートと所を変えて発揮されたのです。