東京3レースはキンシャサノキセキ産駒が1着~3着を独占、キンシャサノキセキ旋風は、函館から東京にも伝播してきました。
「アリがフォアマンとやる~??」初めて話を聞いた時は「また、‟ほら吹きアリ”の登場さ」と高を括っていましたが、話が現実味を帯びてきて、1974年10月30日、ザイールのキンシャサで本当にやることになっちゃいました。当日までどこか冗談めいていたのは、盛りを過ぎたアリが、全盛期のフォアマンに勝てるとは到底思えなかったからです。
画像は生中継を見たのか、直後の録画であったかは忘れましたが、前半、アリがロープを背負ってフォアマンに徹底的にボディーを打たせ、フォアマンが疲れたところを狙ってアリが一撃でフォアマンを沈めたのです。
アリを知ったの小学生時代、カシアス・クレイからモハメド・アリに改名する騒動の頃だったと思います。1971年3月8日、ジョー・フレージャーとの最初の一戦は中学入学直前の小学校6年の時です。「今日は絶対見なきゃ」ということで、走って帰りました。この時は生中継だったと思いますが、15回にフレージャーの左フックでアリがダウンを喫したシーンは鮮明に覚えていますね。
「ボクシングと言えばヘビー級」だった最後の時代です。
*フォアマンvsアリ戦のポスター。丸めて筒に入れていましたので、新品同様です。