函館5レースはキンシャサノキセキ産駒⑦フォーチューンキセキ本命。モハメド・アリを追悼するキンシャサノキセキ旋風が吹き荒れる函館新馬戦は、ここまでキンシャサノキセキ産駒しか勝っていません。
阪神5レースはプリサイスエンド産駒①シゲルベンガルトラ本命。今年の「シゲル」は「動物シリーズ」です。
注目は母「ローズヘイロー」。巷では、ピート・ローズによるイチロー批判が物議を醸しています。日米通算を言う前に、イチローは「新人王」を返上すべきでしょう。2001年に「新人王」を獲得した時点で、日本での記録は「二軍の記録と同等」であることを認めていることとなります。本来であれば、日本の7年連続首位打者なので、「新人王」の資格などないのがあたり前田のクラッカーなのですが、「新人王」を獲得した時は驚きを隠せませんでした。自ら「新人」であることを認めて、日本での7年連続首位打者の実績を否定しておきながら、今になって日米通算を認めろというのは虫が良すぎる。ということで、母「ローズヘイチロー」、ではなく「ローズヘイロー」のシゲルベンガルトラを本命とさせていただきます。
東京5レースはアイルハヴアナザー産駒⑥アンノートル本命。ビッグレッドファームが導入してマイネル軍団が力を入れるアイルハヴアナザー産駒は、今年のサンデーレーシングでも2頭募集されており、中でも「グリューネワルトの2015」は48%時点で一位票を33票を集める大人気となっています。新馬戦でも数頭は勝ち上がると見ていますがいかがでしょうか。
函館6レースはサウスヴィグラス産駒①イージスピューマ本命。ダート1000mですからサウスヴィグラス産駒を狙うのは当然ですが、当ブログの注目はBMSシアトルスルーです。
「シアトルの入り江」と名付けられたシアトルスルーは、1977年の米三冠馬。アメリカ競馬界は1940年代にワーラウェイ(41年)、カウントフリート(43年)、 アソールト(46年)、 サイテーション(48年)と4頭の三冠馬を輩出しましたが、1948年のサイテーションから四半世紀後の1973年にセクリタリアトが三冠を達成するまで、25年の年月を要しました。そして、1977年にシアトルスルーが三冠を制し、翌78年にアファームドが三冠全てでアリダーを2着に退けて2年連続で三冠馬が誕生、翌79年もスペクタキュラービッドが三冠を制する予定でしたが、ベルモントステークス当日にピンを踏んでしまい三冠はなりませんでした。70年代が「名馬の時代」と言われてから約40年が経過し、筆者の競馬歴も40年に達しました。アファームドから38年後、昨年アメリカンファラオが三冠を制したのは記憶に新しいところです。
*1977年三冠馬シアトルスルー。
*1948年三冠馬サイテーション。