桜花賞にはソニンクの孫娘が2頭出走。
ソニンクの娘ルミナスポイントを母に持つ④ジューヌエコールとソニンクの娘ライツェントを母に持つ⑰ディアドラは共に人気がありませんが、馬場悪化により一部では穴馬として注目されています。
ソニンクの母ソニックレディは、父ヌレイエフの産駒としてミエスクと並ぶ名マイラーでしたが、繁殖牝馬としてはミエスクがキングマンボを輩出したのとは対照的に活躍馬に恵まれず、最終クロップとなった未出走のソニンクがひっそりと日本にやってきて大成功しました。
ミエスクの牝系は既に風前の灯火となってしまいましたが、ソニックレディはソニンクを通じてルミナスポイントとライツェントが繫殖牝馬として成功して日本においてソニンク系を形成するに至っています。
2003年に当ブログがルミナスポイントに出資した時点において、こうなることなど世界中で当ブログ以外には誰も知らなかったわけで、当ブログこそがこの血統の「発見者」と言えますね(笑)。
未だに日本においてはソニックレディよりもミエスクに人気がありますが、ミエスクがダビスタで「サヨナラ」のモデルになったのがその理由です。「サヨナラ」で激走馬を多数輩出した方々が、現在の競馬ファンの大宗を占めている訳ですから致し方のないところですね。