2015年4月18日土曜日

逃げ馬の宿命



 1987年七夕賞、テレビの実況は、「今日も、そして明日も逃げますキッポウシ!」と絶叫していました。


 キッポウシはその22戦の戦いの中で、16戦を逃げて逃げて逃げまくり、潰れていきました。


 22戦3勝のうちの1勝が1986年カブトヤマ記念です。6番人気での逃げ切り勝ちでした。2着カシマアーバンの父はキタノカチドキ、3着ハッピーオールトンの父はタケシバオー、4着ラッキーオカメの父はトウショウボーイ。


 キタノカチドキ、タケシバオー、トウショウボーイと聞いて「うっ!」とくる方は、当ブログを永遠に読み続ける宿命を背負っていると認識するべきでしょう(笑)。キッポウシの父はアローエクスプレスです。筆者が初めて競馬を「競馬」として見た1976年の桜花賞を勝ったテイタニヤの父もアローエクスプレスでした。


 2015年皐月賞はスピリッツミノルが逃げ切ると考えています。皐月賞と言えば1981年カツトップエース(16番人気)、1997年サニーブライアン(11番人気)と、人気薄の逃げ馬が定番です。今年のそれが、スピリッツミノルであると考えています。


 明日の皐月賞では、スピリッツミノルが出ムチをくれて逃げます!!筆者の「そのままぁ~~」の絶叫が、スタート直後から全国にこだますと宣言させていただきます。多分潰れるでしょうが(笑)。


 それが逃げ馬の宿命です。