デビュー戦となった1400mの新馬戦を大勝したマテンロウハピネスは続くアーリントンカップ、フローラルウォーク賞で驚異的な粘り腰を見せています。
1ハロン伸びたアーリントンカップでは直線で内から伸びてきたネオスターダムに一旦交されてずるずると後退するかと思われたところをゴール前で差し返し、追い込んできたヤングマンパワーとアルマワイオリにはクビ、ハナで交わされて3着となりましたが4着ナヴィオンをハナ差抑えました。
2014-2015年に芝の新馬戦は196回行われ、196頭の勝馬が誕生しましたが、上り3ハロンで32秒台を計時したのは4頭だけです。いずれも直線の長い新潟で、8月3日のナヴィオンが記録した32秒7がNo1、9月20日のネオルミエール、9月28日のルージュバック、10月5日のレッドオルバースが32秒8で続きます。
ルージュバックが明日の桜花賞で断然人気を集めていることはご案内のとおりですが、同期No1の末脚を持つナヴィオンの追込みを抑えたマテンロウハピネスを今日のニュジーランドトロフィーで買わない手はないでしょう。
前走のフローラルウォーク賞でも交されると考えられたところ驚異の粘り腰を見せて逃げ切りました。こういうタイプは「次は捕まるだろう」と見られて実力の割には人気にならないのでお買い得です。
ということで、ニュージーランドトロフィーの本命はマテンロウハピネス。並列で14番人気の朝日杯で当ブログの期待に応えて激走した⑫アルマワイオリと勝っても人気にならないタイプの⑯ヤングマンパワー。アーリントンの上位3頭が並びの本命です。
相手は新馬戦でルージュバックと同タイムの上りを計時した②ネオルミエール、ファルコンステークスが軽視されて人気のない⑭アクティブミノル、諸星由美の本命⑦ナイトフォックス、見限れない③タケルラムセス、実績の割に人気のない⑬ダイトウキョウとこれまた人気のない⑥ジャストドゥイング、しぶとい⑧ヤマカツエースまで。
最も買いたくないタイプの実績がないのに人気だけが先行して一番人気に祭り上げられている⑨グランシルクは来られたら熱いので一応買いますが買いたくない(笑)。