やったぜセンチュリオン!中山4レースは当ブログの予想通りセンチュリオンが7馬身差で圧勝しました。母ハンドレッドスコアは3勝馬でしたがローズステークス8着、2008年の府中牝馬ステークスは7着です。
この年の府中牝馬ステークスは1着のブルーメンブラッドが次走のマイルチャンピオンシップに勝ち、2着は2006年のオークス、秋華賞を制して2008年のエリザベス女王杯も2着の名牝カワカミプリンセス、3着がウォッカやダイワスカーレットと激闘を繰り広げてきたベッラレイア、4着は秋華賞でウォッカに先着したレインダンス、5着も2006年桜花賞など重賞4勝のキストゥヘブンという府中牝馬ステークス史上最高の名勝負となり、ハンドレッドスコアは7着とは言え4着のレインダンスとは0.1秒差で、重賞級の実力馬だったのです。
「新馬展望」にも書いたように、ハンドレッドスコアはデビューは遅れたものの3歳6月の未勝利戦でデビュー勝ち、産駒の3頭は全て新馬勝ちとなりました。こうなると、2013年産「ハンドレッドスコアの13」も新馬勝ちすると予言させていただき、単勝100円を予約させていただきます(笑)。サンデーサラブレッドクラブから一口25万円、総額1000万円と破格の安値で募集された「ハンドレッドスコアの13」は、父がハービンジャーに代わりダートだけでなく芝での活躍も期待できます。ハンドレッドスコアの産駒はブルメアが一発屋のホワイトマズルとなりますので、どこかで大物が誕生すると見ている血統です。
「ハンドレッドスコアの13」は、牝馬ながら2014年に社台サラブレッドクラブ及びサンデーサラブレッドクラブから募集されたハービンジャー産駒ではN01の馬格の持主で、既に馬体重は540キロに成長しています。ハービンジャー産駒は「デカい、とろい、鈍重」と酷評されていたことから2014年6月の募集時点では破格の安値となった訳ですが、今季のハービンジャー旋風からも分かるように、馬格の大きな産駒が走る傾向にあるのです。大型馬ということで調教ではまだハロン20秒を切るところまで行っていませんのでデビューは遅れると考えられますが、2016年のオークスは「ハンドレッドスコアの13」が勝つ!と予想させていただきます。まだ鬼でも笑わないでしょうが(笑)。
「ハンドレッドスコアの13」は、大柄の馬体に因んで世界最大の花「タイタンアルム」と名付けられました。府中牝馬ステークスで接戦を演じたレインダンスの初仔「レーゲンヴァルト」は先週土曜の阪神でデビュー7戦目にしてようやく未勝利を脱しました。レーゲンヴァルトは2013年に社台サラブレッドクラブから一口90万円、総額3600万円で募集されました。母の実力が大きく違う訳でもなく、産駒が3頭とも新馬勝ちしていながら「タイタンアルム」の募集価格は一口25万円、総額1000万円という破格の安値です。しかも父が今をときめくハービンジャーに代わっているのです。結果は神のみぞ知るというところですが、高額馬を追いかけるよりも、割安に放置されたお馬さんを見つける方がはるかに楽しいと思われませんか?